「自分が変われば人は変わる」
今日のブログタイトルは
「自分が変われば人は変わる」。
人間力向上研修でも必ず、皆さんに
お伝えしている内容です。
いつもご紹介している雑誌「致知」
に、このテーマで書かれた
インタビュー記事が
ございましたので、皆様にも
ご紹介したいと思います。
■■□―――――――――――――――――――□■■
北海道札幌市内で創業50年を超える
美容室を経営してこられた宇山照江さん。
そんな宇山さんが苦心の中から
掴まれた人を育てる指針とは――。
「自分が変われば人は変わる」
宇山照江氏(ウマヤ会長)
※『致知』2015年9月号
連載「第一線で活躍する女性」より
□□■―――――――――――――――――――■□□
――ご自身の支えになったものは何ですか。
やっぱり信念というか、
せっかく夫や義父に無理を聞いてもらって出した
お店を絶対に閉められないという思いですよね。
それと母が田舎で農業をしていたので、
早く楽にしてあげたかったんです。
あるお取引業者さんから、職業婦人は、
家庭をさておいて仕事ばかりに
熱を上げるというのでは成功者とは言えないんだよ、
と言われたこともいつも頭にありましたね。
――美容室の運営で辛かったことはありますか。
スタッフの教育がやっぱり大変でしたね。
素直な子もいれば、なかなか言うことを
聞いてくれない子もいる。
親御さんが文句を言ってこられることもあって、
もういろいろですから。一つ屋根の下で、
24時間一緒の暮らしだったので、
息を抜く場所も時間もなくて、
ストレスから膀胱炎になって、
血尿に10年間苦しみました。
――どのように乗り越えてこられましたか。
美容専門の経営コンサルタントの
大津栄五郎先生のご指導を
受けるようになったのが転機になりました。
先生から、
人を変えることはできない。
だけど、自分が変われば人は変わるって習ったんです。
ああ、なるほどと思って、
それから自分を変える努力をするわけです。
――具体的にどんなことを心掛けられたのですか。
例えば、スタッフが挨拶しなくても、
こちらから「お早うございます」と挨拶し続けると、
ちゃんと返してくれるようになる。
集金の人に「ご苦労様」ってお茶をお出ししていると、
スタッフも率先してやってくれるようになる。
あぁ、自分が変われば人は変わるというのは、
こういうことなんだなぁと実感しましたね。
■■□―――――――――――――――――――□■■
いかがでしょうか?
よく「変えることができるのは、自分と未来だけ。
過去と他人を変えることはできない」といいます。
自分が変わることで、相手が変わる。
この「鏡の法則」を是非、皆様にも
実感として感じて頂きたいと思います。