「人を伸ばす言葉の力」
今日は、人間教育における
言葉の力について、雑誌「致知」
の記事を皆様にご紹介させて
いただきます。
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まったくのダンス初心でありながら、
高校ダンス部顧問に就任し、
いまや京都明徳高校ダンス部を
四度の世界一へと導くほどの
実績を持つ岩倉真紀子さん。
技術教育に偏重することなく、
人間教育に情熱を注いでこられた
お二人の言葉が心に響きます。
どれだけ岩倉さんが子供たちと
本気で向き合ったかが
伝わってくるようです。
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「子供を伸ばす言葉の力」
岩倉真紀子(京都明徳高等学校ダンス部顧問)
※『致知』2016年1月号
特集「リーダーシップの神髄」より
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・私が叱るポイントは一つで、
やれるのにやらない、
できる力があるのに
出し損ねていると感じた時です。
・子供たちに一つ言い続けているのは、
気づく人間になりなさいということです。
自分の変化に気づく。周りの変化に気づく。
叱られていることに気づく。
できていないことに気づく。
自分の強さや弱さにも気づく。
もっと簡単なことで言えば、
目の前にゴミが一つ落ちている。
気づいていても拾わないんじゃなくて、
気づいたら拾おうよって。
・そういう気づく人間がどんどん増えれば、
チームは自ずと強くなるでしょう。
・私もやっぱり人間なので
弱いところもありますし、
休みたいとか辞めたいとか
思う気持ちももちろんあるんですけど、
私が本気を出さないと、子供たちにも
本気を出しなさいとは言えないですから、
私がまず本気を出して、スイッチを入れる。
最後に勝って喜ぶ子供たちの
笑顔を見たい一心でやっているだけなので、
そこに妥協という言葉は要らないと思います。
・伸びない子供は絶対にいないと思っています。
その子の心のスイッチを
どう押してやるかが私の仕事です。
いかがでしたでしょうか?
岩倉さんの言葉にある「気づく」ことのの
大切さ。気づく人間が増えれば、必ず組織や
チームも良くなる、まさにその通りだと思います。
些細な変化に気付けるようになるには、日々の
意識付けと行動がとても大切になります。
その為には、なにも難しいことをしなければ
ならないわけではなく、「当たり前のことを
当たり前にできる」ようになることです。
でもその当たり前のことを、当たり前に行うには
毎日の意識付けがとても大切なのです。
そんなことを改めて教えてくれた記事でした。
皆様方のご参考になれば幸いです。