「規則は人を咎(とが)め、規律は人を和(なご)ます」
今日は、事業経営の本質ともいえる
とても、良い文章に出会ったので
皆様にご紹介させていただきます。
介護経営者にはもちろん、全ての
経営者に通じる名言かもしれません。
「会社経営でもっとも大切なことは、よい社風を
作ることです。当然、会社にとって利益は大事。
しかし、社風を犠牲にしてまで得た利益では
意味がありません。それよりも、郵便を届けて
くれる人、出前を持ってきてくれる人、商品を
届けてくれる人、運送会社の運転手さん・・・・
そういう人に分け隔てなく心温かく接する社員
のいる会社こそ、よい社風の会社だと思います。
良い会社の社風には、人の行為の基準となる規律
が定着しています。規律は規則と違い、平素の行動実践
が伴って初めて身につくものです。
言葉だけで指示命令するのが規則だとすれば、規律は
その対極にあるものです。それだけに説得力があり
人を素直に和ます力が秘められています。
もちろん、会社には就業規則があります。しかし、
社員が就業規則で動いている実態はありません。
ほとんど、社風で動いています。
したがって、社風を良くしなければ、会社は
よくなりません。
社風を良くするためにまず必要なのは、職場を
きれいにすることです。」
(「人間を磨く言葉」鍵山秀三郎著 PHP研究所)
いかがでしょうか?
まさに、経営の本質を分かりやすくかつシンプルに
語った言葉だとおもいませんか。
皆様のご参考になれば幸いです。