研修効果を最大化させるには
今日皆様に、ウェストミシガン大学・ロバート
・ブリンカーホフ教授が見出した「研修効果を
左右する3つの要因」についてご紹介させていただきます。
●研修の効果測定に関する権威である同教授は、
研修効果を左右する3つの要因について、次のような結果を
導き出しました。「研修の効果に影響を与える因子は3つある。
一つは受講者の事前のレディネス(学習に向かう準備姿勢)
(4割)、研修内容そのもの(2割)、そして、学んだ内容を
事後に活用する(出来る)環境(4割)だ」・・・・・・
●「研修内容そのものが2割」とは、研修講師も頻繁に務める
私としては少々切なさを感じなくもない数字ですが^^
でも、言われ見てみれば確かにその通りかもしれません。
比率に対する実感は沸かないものの、研修開始前から
高いモチベーションを持って参加されている方は
やはり吸収力が違うように感じますし(質問やアンケート
を見ればよく分かります)、研修後、私に様々な実践報告
をいただく方々も、確かに他者と比べて圧倒的に成長
スピードが速い気がします。或る意味、学生時代に何度も
先生から言われていた「予習」「復習」の重要性にも
通じる話かもしれません。
●法人によっては年間相当なお金をかけているであろう、
研修投資。その投資に対する今以上のリターンを狙うとする
ならば、一体どんな工夫が出来るでしょうか?
上記視点を基に、“研修前”“研修後”の仕組みづくりに
ついて、あらためて考えてみても悪くないかも知れませんね。
(参考:ケアビジネスパートナー
記事)