介護事業者が陥りやすい、人事評価の5つの問題点 その3
評価項目は抽象的な方が、いろいろな側面から評価が出来てよいと考えていないか?
評価することは非常に難しくて、評価者訓練を受けないと
評価は出来ないと言われています。
しかしそれは、評価項目が抽象的で何を評価すれば
いいのかわからないという原因が考えられます。
評価を行う難しさには、
●人によって評価が変わる、
●評価項目が不明確なので評価する人も、される人も
わかりにくい、
●誤評価の原因
(ハロー効果、偏り傾向、寛大化など)評価する
ということに困難さが付きまとっています。
例えば「協調性」という表現で終わってしまう評価項目の
場合、何が協調性なのか評価者が判断しなければなりません。
抽象的な表現は職員をいろいろな視点から評価できる
ことになり有用の要ですが、評価の公平性や客観性からみる
とかなり深い問題が含まれています。具体的な行動表現に
することで、だれでも同じ理解とすることが大切です。