介護事業者が陥りやすい、人事評価の5つの問題点 その4
「行動評価は、年に1回か2回の評価時期だけで行っていてはダメ」
評価することが目的で行われる評価の場合は、年に1回か2回
の評価で十分だと思います。しかし、職員を変革させ、
組織風土を変えようとするならば、月1回のチェックが必要です。
人を育てる人事評価とするためには、期末になって評価時期が
来た時だけ思い出したように評価しても人は変わりません。
長年続けてきた習慣がそんなに簡単に変わるはずはないからです。
部下を成長させるという事は、この習慣を変えるということに
他ならないのですから。習慣を変える為に必要なことは、
変えようとしている良い行動を繰り返すしかありません。
いくら頭でわかっていても何度も行動することが習慣を
変える為には欠かせません。
従って、月1回自分の行動を振り返る機会を設け(自己評価)
月1回上司と面談を行うことを運用責任者の方にはお勧めを
しています。