今日の新聞記事を見て・・・
さて、今日の新聞にこんな記事
が載っていました。
「老人福祉事業の倒産過去最多。
昨年の老人福祉事業の倒産は46件で
介護保険制度開始以来、最多だった。
急速な高齢化でデイサービスなどへ
の参入が相次ぎ、競争が激化し
小規模事業者が淘汰されている」と
分析している記事でした。
やはりこれからは、他の産業と
同じように、競争原理が働き
事業競争力が求められるという時代に
なるでしょう。いやもう既に、
その時が来ているのかもしれません。
では、これからの介護事業の継続には
いったい
何が必要なのでしょうか。
事業規模だとか資本力でしょうか。
確かに経営の効率性で言えば
大切でしょうが、それが、ある事業所
はそれで良いのですが、ない事業所には
無いものねだりしても仕方ありません。
やはり、大切な事は、「介護業界は究極の
サービス業」という原点に立ち戻った
事業経営であると、私は思います。
ご利用者様に喜びと感動を与える
サービスをご提供し、ご利用者様に
「○○施設に行きたい」と思って
頂けるかどうかです。
そして、そのサービスを本物にするのは、
誰でもない、現場で働いている職員の方々
であり、またヘルパーさんたちです。
皆さんの「ヤル気」を引き出す事。
それは容易な事ではないかも知れません。
その為の原動力は、「社員を大切にするという
経営者の想い」とそれを「実践する実行力」
更に、それに「共感する事が出来るスタッフ」
の存在でしょう。
そして、経営者に最も大切な事は、「結果が
出るまで諦めずに実行し続けること」だと
私は思います。
そして出来上がった社内風土は、多少の
環境変化にも揺るがない、最強の「競争力」
を持った組織といえるのではないでしょうか。
何かのご参考になれば幸いです。