介護人材コンサルとして人事制度について考える
「日本で一番大切にしたい会社」の
名著で有名な法政大学の坂本光司教授
の書かれた本の中に、こんな一節があります。
『人材問題は、確保、育成、
評価の三つに大別できる。
最も重要なのは評価である。
納得できる評価基準があれば
社員は放っておいても自己
研さんするし、さらにその
社員の主体的自己研さんの
努力と、成長している姿
を見た他社の社員や求職
者はそうした人が育つ職場
に集まっくる。
納得できる評価で重要な
ことは、評価の透明性、
公平性、そして愛情である』
( 「経営者の手帳」からの抜粋。)
人事評価とは、経営者の
理念や想いを社員に具体的
な行動で明確に伝え(透明性)
そしてそれを、公平に
処遇するプロセスを社員
に公開する。
それにより、社員は、経営者が
求めていることを理解でき、
自分に不足しているところが
有れば、自発的に自分を変えていくことで
成長していく。
そして、経営者として最も
大切な事は、社員一人一人の
成長を願う「愛情」を持つこと。
そしてそれが、日々の行動や判断で
実践できる事。
私が目指していきたい人材育成型
の人事評価とは、
このような人事評価制度です。
社員、経営者が共に成長し
「幸せ」を感じる事が出来る、
それを実現する手段として人事制度。
そんな制度の構築をめざし、
これからも、
自分自身の学びを深め
ていきながら、みなさまを
ご支援することが出来たら、
と思っております。