「心に響いた言葉シリーズ」心を常に喜びと感謝で満たすコツ
みなさん、こんにちは!!
今週は、「心に響いた言葉」
シリーズ(笑)なので、今日も
また、雑誌に掲載されていた
読み物をご紹介したいと思います。
人の心は触れるものによって変わるといいます
何か嫌なことや辛いことが起こると、
気分が落ち込んだり、
自分は不幸だと思い悩むことも
時にはあるでしょう
そういう時に大切なこととは何でしょうか
聖心会のシスターで
国際コミュニオン学会名誉会長の
鈴木秀子さんが語った
「心を常に喜びと感謝で満たすコツ」とは
人の気分というものは
年中変わっていくものです
もし憂鬱な気分に陥ったり、自分は不幸だと
思い悩むようなことがあるなら
身の回りの何でも結構ですから
何かしら感謝できるものを見つけ出すことです
1つのコツとして
朝起きたら5分でも7分でもよいので
自分の日常をふり返りそこから何を喜べるかを考え
そのことに感謝してみることをお勧めします
これを聞かれたあるお母さんが
こんな話をしてくださいました
自分はいつも、子供がいて大変だ、大変だ
と言っていました
けれども、子供がいてくれたおかげで
一緒に野球を楽しむことができたし
運動会に応援に行って
みんなでお弁当を食べる喜びも得られました
子供のおかげでたくさんの喜びを
与えられていたことに気づき
本当にありがたいと思いました、と
例えば、手を怪我したことによって
当たり前に手が使えることのありがたさに
気づかされることもあるでしょう
病気で辛くても
家族が自分を大事にしてくれるなど
感謝に値することは
いくらでも見出せるはずです
また、常にそういう視点で
物事を見ることによって
それが光となり
自分を助けてくれるようになるのです
がんで余命宣告を受けた
26歳の青年がいました
当初は、なぜ自分はがんになったのだろうと
随分思い悩んだそうです
その挙げ句に会社を辞め
鍼灸師になったところ
自分の元へ来る日も来る日も
体の調子を崩して苦しんでいる人、
もっと元気になりたいと願っている人が
訪れるようになりました
青年はその人たちを
一所懸命治療しているうちに
自分は苦しんでいる人たちの気持ちが
分かるようになるために病気になったのだ
と悟ったそうです
不思議なことに、その後の検査で
前回290もあったがんマーカーが
30にまで激減し
腫瘍が劇的に小さくなっていたそうです
以前は体調が悪いため
5分も車に乗っていられなかった青年は
病気のことを全然苦にしなくなり
仕事の傍ら友達とドライブに出かけたり
釣りを楽しんだりするまでになりました
病気が完治したわけではありませんが
この病気のおかげで
たくさん学ぶことができた
自分の生きる道が分かった
嬉しい、嬉しい、といつも喜びながら
充実した毎日を送っているそうです
人間は一人ひとり
異なる使命を持っています
それは何もノーベル賞をもらえるような
立派な業績を挙げることばかりではありません
まずは心を常に喜びで満たし
温かさが溢れ出るような自分
周囲に幸せを広げていけるような
自分になる事。
そのことが自分の使命を自覚し
全うしていく第一歩になると思います
(致知2015年1月号「人生を照らす言葉」より)
いかがでしょうか?
何かをお感じ頂ければ幸いです。」
それでは。