「ケアラー支援推進法案」制定を提言
今日は 表題の「ケアラー支援推進法案」に
関する記事をご紹介いたします。
介護者らの権利擁護を目指す「日本ケアラー連盟」
は21日、東京都内で支援フォーラムを開き、
同連盟で成立を目指す「介護者支援の推進に関する法律案」
の改定案(ケアラー支援推進法案)を発表した。
案には、介護者の状況を把握し、適切な支援を実現する
ために「ケアラーアセスメント」を実施するなどの内容が
盛り込まれている。今後、同連盟では法案の成立に向け
日本ケアラー連盟では2010年、「介護者が無理なく
介護を続けることができる環境を醸成・整備すること」
「(介護者が)介護のために社会から隔離されてしまう
ような状況に追い込まれることがないよう配慮する」
といった基本理念に基づいた「介護者支援の推進に関する
法律案(仮称)政策大綱案(素案)」を策定した。
ただ、この素案には、国や自治体の責務規定や実際に
実現すべき施策が具体的に書き込まれていなかったことから
、今回、改めて改定案を作成することになった。
改定案では、政府が取り組むべき事項として、
「介護者支援推進計画」の策定を提示。さらに厚生労働省内
に、介護者や被介護者、介護者支援の経験者などで構成される
「介護者支援推進協議会」を設置することも提案した。
さらに具体的な施策として、▽孤立を防ぎ、健康管理や
適切なサポートの導入などにつなげるための
「ケアラー手帳」の交付▽心身の状況や家庭環境などを
アセスメントし、適切な支援を実現する「ケアラーアセスメント」
の実施▽介護者に対する経済的支援の方策の検討―
などを挙げている。
以上 CBニュースからの情報でした。
ご参考になれば幸いです。