「他喜力」

みなさん、こんにちは!!

さて今日は、今全国で

どんどん広がっている

「人間力向上研修」についての

お話です。

いつも人間力向上研修では

福祉の心としていくつかの

大切な心をお伝えしていますが

その中で「利他のこころ」があります。

それは「他人を喜ばすことで

自分にその喜びが戻ってくる、

すると自分自身が豊かになり

幸せになる」というものです。

 研修では、次の一節を

ご紹介しています。

【他喜力銀行にこそ預金しよう】

人さまが銀行だとしたら、惜しむことなく

人を喜ばせることをしている人というのは、

「他喜力」というお金を、銀行にたくさん

 預金している人だと言えます。

 今朝は母親にこのくらいの他喜力を入金して

、仕事ではお客様に他喜力を入金、

 そして夜はコンビニであった店員さんに

 他喜力を入金する、という毎日を送っていると、

 そうやって貯金をした他喜力には、必ず金利

 がついて返ってきます。

 一方、手間のかかることをして人を喜ばせたり、

 何かを差し上げたりすることは損だと認識する人は、

 「他喜力」を経費として考え、どんどんその

 ムダをカットしていこうとするものです。

 どうしてもカットできない部分だけは残しますが、

 その部分はほとんど義務感で行っていたりするので、

 さほど心がこもっていません。
 
 また中には、自分から与えようとせず、うまいこと

 を言って他者から奪ってばかりの人もいますが、

 銀行の預金はゼロどころかマイナスになり、負債返済

 に四苦八苦するような事態を招いたりすることもあります。

 不祥事がバレテ謝罪会見をしているような人は、

 まさにその極端な例です。
 
 我欲のままに生きていくことは、一見得なようですが、

 その実、天につばを吐いたように

 
返ってくるものなのです。

(西田文郎 「他喜力」より)

いかがでしょうか?

何かの「気づき」を得て頂けると

幸いです。

それではまた人間力研修で。

福祉人材の人間力向上研修

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