介護人間力研修
みなさん、こんにちは!!今日は、夫婦円満になるコツとは?
私自身、こんなことを皆様に教えられる
ような人間ではありません(笑)。
でも、とても興味深い記事
を見つけましたので、みなさにも
ご紹介させて頂きます。
~「相手への不満は自分の内にある要素」
鈴木秀子(文学博士)~
これは私に相談を寄せられた方の実話です。
ある日、1人の奥さんが
ご主人の節操のない生活態度に嫌気が差し
「離婚したい」と訴えてこられました。
私は、
「ご主人のどこがそんなに嫌なのですか」
と質問しました。
すると、奥さんはご主人に対する不平不満を
この時とばかり口にされました。
あの時、あんな辛いことがあった、
あんな嫌なことを言われたと、
それはまるで長年心に溜まった鬱憤や恨みを
吐き出しているかのようでした。
「あなたがご主人に言いたかったことは
もっともっとあるのではありませんか。
この際だから言いたいだけ言ってください」
そのように促すと、奥さんはまたもや
ご自身の感情を次々と吐露されました。
私は、
「もっと言っていいんですよ」
と、とことんまで話をするように
導いていきました。
ところが、面白いことに、
しばらくすると奥さんは
急に口をつぐんでしまったのです。
「どうしたのですか?
あなたはご主人の悪口を言いたくて
仕方がなかったのではないですか」
そう言うと、
彼女は答えました。
「夫の悪口を言っているうちに、
何だかそれは自分自身の悪口のように思えて
仕方なくなってしまったんです」
相手に見えていた欠点は、
実は自分の中にある要素だと気づいたのです。
そして噛みしめるように
言葉を続けました。
「こんな私を夫は長い間、
我慢しながら受け入れてくれていたんですね……」
「だったらどうします?」
「きょうは彼が大好きな魚を
買って帰って料理します」
そう言って笑顔で帰る奥さんを見送ったのですが、
数日後再びやってきた彼女が嬉しい報告をしてくれました。
大好物の魚を調理して食卓に並べた彼女に
ご主人が、
「長い間、本当にありがとう。
君と一緒になれて本当に幸せだよ」
と話し掛けたというのです。
奥さんにとっては
全く予想もしていない一言でした。
このように人間は自分が変わることで、
不思議にも相手が変わっていくものです。
何か問題が起きた時、
その責任をすぐに相手に転嫁しようとする前に、
まずは荒立った心を静めて
自分自身と向き合ってみてください。
きっとそこに解決のヒントが隠れているはずです。
* * *
このように私たちは何かしらの「思い込み」に
支配されながら生きています。
それは時として他人ばかりか
自分自身をも苦しめる原因となります。
では、私たちはどのようにして生きていけばよいのでしょうか――。
いかがでしょうか?
今、全国で行っている人間力向上研修
のテーマに「鏡の法則」というもの
があります。
「他人は変えられない、変えられるのは
自分だけ・自分が変れば、相手が
変わる」
そんな当たり前のことを研修でも、
分かりやすく、皆さんにお伝えしています。
「法則」と言われているぐらいですから
夫婦間でも、当然、同じこと、という
ことなのでしょうね。
皆様にとって、何かのヒントになれば
幸いです。
人間力研修とは・・・
福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!!
今日は、水産業で頑張るある女性経営者の
の話をお伝えしたいと思います。
「人生の花を咲かせる秘訣」
坪内知佳(萩大島船団丸代表)
※『致知』2014年7月号
特集「自分の花を咲かせる」より
└───────────────────────┘
――衰退の一途を辿っていた水産業で僅か1年で黒字を出すとは、
その経営者としてのリーダーシップはどこで培われましたか。
坪内 父が自営業をやっていたこともあって、
物心ついた頃からいつか起業したいと思っていました。
ただ、やるんだったら、「血の通った商売がしたい」と。
父は毎日忙しく、1か月に1度しか会わない生活もあったり、
当然運動会も参観日も来ない。
そういう環境で育って、働くとは一体何ぞや、
という思いがありました。
学生時代は海外に留学したこともあり、
CA(キャビンアテンダント)になろうと思って、
大手航空会社でインターンをしていました。
大学の講義を受けて、インターンをやって、
他のバイトもやって、お金に困ることもなく生活していました。
しかし、内定の一歩手前で体を壊して、
そこで人生考えたんです。
みんなと同じようにキャリア追求のような形でやってきたけれど、
私これで死んだら後悔するなって。
子供の頃からずっとあった
「働くために生きるのか、
生きるために働くのか」
という問いを抱きながら結婚して、
後に萩に来て、
「ああ、ここだ。
ここなら私が目指してきた経営ができる」
と思ったんです。
――念願だった「血の通った経営」ができると。
1年で黒字が出たといっても、
本当に小さく、徹底して経費をかけない経営をしています。
都会の企業と同じように、常に右肩上がりで
規模の拡大をしていくことを目標とするのは、
私のコンセプトに合いません。
もちろん仕事の規模が大きくなれば、
それに見合った人員の確保は必要ですが、
朝から晩まで家族と顔も合わせず働いて、
従業員の中から過労死や鬱病の人間が出たりするなら、
会社をやる意味ないですよね。
やっぱり働いている人たちが元気になる商売じゃないと。
うちの事例を知って、いま、漁労関係者や養殖事業の方々など、
たくさんの方が視察にいらっしゃいます。
「うち、やばいんです。
助けてください」
と言って来られるのですが、
一通り見て帰られる時は、
「やれそうです」
と言って、笑顔でこの島から出ていかれます。
彼らにやれそうだと思ってもらうためにも、
まずは自分たちが物心ともに幸せでないと。
うちがそういう前例をつくって、
日本の水産を変え、業界の常識を変えていきたいと思っています。
――そうして日本の水産業界にもう一度
花を咲かせたいということですね。
そうしたいですね。
時代の流れとか、環境のせいにして
言い訳している人たちも結構多いと思うんです。
「水産、厳しいから」
「もう、魚がいないから」って。
でも、厳しい水産の中でもうちはここまでやれています。
それは一般社会にも言えることで、
例えば親がこうだから、上司がこうだから、
社会がこうだからと嘆いても、
その責任は100%相手にあるんじゃなくて、
自分にもあると私は思うんですね。
なので、「自分の花を咲かせる」というテーマに関して言うと、
それは自分が自分の責任の下で、自分らしく生きること。
たとえ明日死んでも後悔のない生き方を
していくことだと思います。
一人ひとりがそうやって生きていけば、
日本はもっといい国になると思うし、
生きていて楽しい国になるだろうなって。
そして私たち一次産業は
本当に大きな可能性を秘めています。
その花を咲かせることで、
私自身の人生の花も咲かせていきたいと思います。
└───────────────────────┘
いかがでしょうか?
自分に花を咲かせことができるかどうかは
自分が仕事に対してどのように
取り組んでいるかで決まる。
そんなことを
改めて教えてくれているような気が
致します。
いつも周りや環境のせいにしていたら
なんの解決にもならないという
当たり前のことですよね。
でも、人間は往々にして外に
その要因をさがしてしまうもの。
改めてその大切さに気付かされた
そんな内容ではないでしょうか。
なにかのご参考になれば幸いです。
みなさん、こんにちは!!
今日は、いつもご紹介している
雑誌「致知」の中で、とても印象的で
こころに響いた記事を皆さんにも
ご紹介させて頂きます。
● 「あすは運動」松原泰道(龍源寺前住職)
『致知』2008年9月号「読者の集い」より
└────────────────────────────
これはかなり前のお話であります。
ある新聞を読んでいましたら、
女子高で教える三十歳くらいの国語の先生
の投書が載っていました。
それを読んで私は非常に感動したんです。
当時の女子高の生徒でも、
やっぱり挨拶を全然しなかったといいます。
だからその先生がやり切れなくなって、
「そんなふうに黙っていたら、
家庭間も友人関係もうまくいかない。
就職してもうまくいかないから、
きょうからは少なくとも三つの挨拶を
実行してほしい」
と言われたそうなんです。
先生が唱導されたのが
「ありがとう、すみません、はい」
の三つの言葉でした。
この三つさえ言えれば、交友関係もうまくいくし、
人に憎まれることも、人をいじめることも少なかろう。
君たちが上の学校に上がらず、このまま就職したとする。
その職場の中で皆が黙っていたら、
君たちが進んで大きな声で
「ありがとう、すみません、はい」
と言えばいい。これを繰り返せば、
必ず事故が減る。
そして先生は三つの言葉の頭文字を取って
「あすは運動」と名づけたそうです。
私は、これはいいことを聞いたと思いましてね。
その後、いろんな会社やどこかでお話をするたびに、
この「あすは運動」をお勧めしたのです。
そうしたら確かに事故が減るんだそうですね。
皆さんも試しにやってごらんなさい。
ご家庭でも職場の中でもいいですから。
「ありがとう、すみません、はい」
この挨拶を繰り返していけば、自然に心が
安らかになっていく。
これは禅語の上からも考えられます。
「ありがとう」という言葉は「感謝」と
同義語になっていますが、
本来の意味は「有ること難し」です。
滅多にないということ。稀有の事実であります。
いまお互いがここに生きているということは、
考えてみれば稀有の事実です。
私なんか、後期高齢者も越えてしまって、
もう末期高齢者ですよね。
孫が挨拶代わりに「おじいちゃん、いつ死ぬんですか」
なんてことを聞いてきます(笑)。
この頃、朝起きて着物を着せてもらう時に
しみじみ思うのですが、
あぁ、きょうもまた生きていた、と。
百歳を越えましてね。
何もかも人様のお世話になりながら、
生きさせていただいているんだということが、
本当に分かってまいりました。
有り得ないことが、いまここに有るんだという事実。
だから感謝の前に、まず、稀有の事実を知ることです。
それから「すみません」。
この言葉は若い女性が嫌うんです。
何にもしないのに「すみません」なんて謝るのは
侮辱だなんておっしゃるけれども、
そんなふうに考えずにね。
すみませんとは、「謝る」という意味より前に、
「すんでいない」ということなんです。
決済をしていない、未済だということです。
皆様もお気づきでありましょうが、
私たちは自分一人で生きていられるんじゃなく、
大勢の人の力を借りて生きさせていただいている。
その恩返しがまだすんでいません、という深い反省
の言葉なんです。
それを自分に言い聞かせる意味で「すみません」。
これなら気持ちよく言えるだろうと思います。
第三の「はい」は、単に人に呼ばれた時の返事だ
と思うから、なかなか声が出てこないんです。
「はい」と返事をすることは、自分が自分になるということ、
自分自身を取り戻すことができるということです。
誰かに呼ばれた時にモゴモゴするよりも、
「はいっ!」と、こう返事をしてごらんなさい。
気持ちがスカーッとして、
自分に出会うことができる。
だからそういう何でもないような挨拶や
言葉の中にも、これこれの意味が含まれている
ということを
考えていただければと思います。
└────────────────────────────
いかがでしたか?
実はこのお話から、ヒントをいただき、
介護人間力向上研修では、お伝えしています。
日常何気ない、当たり前のこと。でも
それぞれひとつひとつの言葉に「意味」
があるということ。
そしてそこに込められている意味は、本当に
深く、そして「ハット」させられるものが
多い事に気づかされます。
言葉の本当の意味を知って、その言葉を
使うことで、生活が、そして人生が
変わってくるような気がしております。
⇒福祉人材の人間力向上研修
皆さん、こんにちは!!
今日は、人間力研修でお伝え
している「仕事観」について書いて
みたいと思います。
今の仕事は自分にとって「天職」です、
と自信をもって言える人って
素晴らしいですよね。
人生の成功の半分は手に入れた
と同じくらいの尊いものだと思います。
そんな天職にめぐりあうには、
どうしたらいいのでしょうか
天職にめぐりあうには、頭を空っぽ
にしてとにかく懸命に働いてみること
だと思います。
そもそも18歳のときに就きたい
と思った仕事に就いている人等は
僅か2%だけなのだから、とにかく
やってみなければわからないのです。
多くの人にとって天職とは、
たまたま自分に与えられた仕事に
懸命に取り組んでいくうちに
自然と見つかってくるものなのです。
私も、実は、学生時代には人前で話を
する事は、苦手で、たまにある機会では、
いつも緊張で 声や手が震えていました。
でも、ある時、自分の話に聴いてくれた方
が、涙を流しながら聴いて頂いた事がありました。
その時の自分は、自分の話を涙を流しながら
聴いてくれた人がいること自体に
感動し、こころを込めてお伝えすれば、
必ず伝わるものであることを教えて
頂きました。
その後、自分の気持を伝えられたときの
喜びが忘れられず、訓練を積んで
いくうちに、人前で話すことに抵抗感が
なくなるようになるだけでなく、むしろ
自分にとっての楽しみにすら変わって
来ています。
最初は苦手だと思っていた仕事でも
一生懸命続けることでそれが自分の
天職であったことに気づいていくことは、
すくなからずあることです。
大切なことはこれは自分に向いて
いない、などと最初から決めつけず
少しでもやってみたいという気持ち
があれば、あれこれ考えずに、
とにかく懸命にやってみることだともいます。
皆さんはいかがお考えでしょうか?
⇒福祉人材の人間力向上研修
皆さん、こんにちは!!
今年も6月から本格的に人間力向上研修
が始まります。
暫くの間は、週2回のペースで各施設
の方にお伺いし、研修講師を務めさせて
頂いています。
今日は埼玉県のある社会福祉法人様での
研修でした。
入職3年ぐらいで、将来を嘱望される元気な
方々25名にお集まり頂き、とても穏やかで
そして暖かい空気感の中で、研修はスタート
しました。
そして、何よりもとても素直な気持ちで
聴いて頂けたのが、とっても良かったと
思っています。
この人間力研修は、「当たり前のこと」
「皆さんが既に知っている事」をあえて
深く掘り下げて、その持っている意味を
考える、気づきの研修です。
そのためには、まずは内容を、「素直」に
一旦は受け止めてみて頂くことが、
一番大切な事になります。
そして 受け止めて頂いた内容の中で
一つでも行動に移していって頂ければ
と思います。
なぜなら それが人間力向上の秘訣であり
そして研修のゴールだからです。
これからも、「気づき」や「笑い」
そして「涙」しながら、一緒に学び
人間力を高めていきましょう。
人間力は特殊な能力でもなんでも
ありません。
だれでも、人間力は高めることが
出来るのです。
1人でも多くの介護職員の方に
このことをお伝えしていきたい
と思っています。
⇒福祉人材の人間力向上研修
皆さん、こんにちは!!
今日は、日ごろ人間力研修で
お伝えしている「人間力を高めるには」
の部分をお話ししたいと思います。
人間力の高い方の特徴の一つに
「当たり前のことを当たり前にできる」
という共通点があるように感じます。
人間力を高めるには、何か特別な事を
しなければならないわけではなく、
当たり前のことを、当たり前のように
しっかりと行う。
でも、実は、これって毎日、意識をして
行動していないと、意外に出来ないものです。
教育哲学者の森信三先生が説かれていた
「しつけの三大原則」について書かれた
雑誌「致知」の内容をご紹介いたします。
※『致知』2014年6月号
連載「致知随想」より
「しつけの三大原則」
帆足行寿(NPO法人福岡実践人顧問)
└───────────────────────┘
「森信三という素晴らしい教育哲学者がいる」
そんな話を伝え聞いたのは昭和52年、
私が福岡の教育委員会で指導主事を務めていた時でした。
当時は全国各地に校内暴力の嵐が吹き荒れ、
教育の荒廃が深刻化していました。
私の地元でも、生徒がトイレを壊したり、
教室のガラスをたたき割ったりするような中学校が何校もあり、
教育をいかに基本から立て直すかということが
喫緊の課題になっていました。
森先生が福岡の仁愛保育園で
母親を対象にお話をされると聴いた私は、
早速聴講させていただくことにしました。
驚いたのは、そこでは大の哲学者が、
「呼ばれたら大きな声で“はい”と返事をしましょう。
“はい”という返事が人間の我を断つのです」
と、実に単純極まりないことを
熱心に説かれていたことです。
「腰骨を立てましょう。
腰骨イコール主体で、
腰骨を立てない限り真の人間にはなれません」
「しつけの三大原則というものがあります。
一、朝のあいさつをする子に
二、「ハイ」とはっきり返事のできる子に
三、席を立ったら必ずイスを入れ、
ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に」
人間をつくっていく上での基本を見事に捉えたお話に、
目から鱗が落ちる思いがしました。
人生を変える出逢いを果たしたのは、
師が82歳、私が47歳の時でした。
衝撃を受けた私は、入手困難だった森先生の全集25巻を
東京の古書店に求め、当時のお金で40万円の大枚をはたいて入手しました。
そこに記されていた言葉は一言一句が強烈に心に響き、
重要と思われるところに朱線を引きながら
再読を繰り返すうちに、全文真っ赤に染まりました。
また、森先生が来福される度に私は案内役を務め、
ご講演先に随行して先生の教育哲学を一所懸命に吸収しました。
いかがでしょうか?
まさに人間が生きる上での「基本」を
説かれているものと思います。
当たり前のことを当たり前にする
ことで、最後は「自分のこころ」が
磨かれ、結果として自らの人間力が
高まってくるものと思います。
⇒福祉人材の人間力向上研修
皆さん、こんにちは!
昨日の新聞で、こんな記事を
見つけました。内閣府が調査した
若者意識調査の結果です。
『内閣府が世界7か国の13歳から29歳
の男女を対象に実施した意識調査で
自国のために役立つことをしたい
と答えた日本の若者は54%にあたり
7か国中、トップだったことがわかった。
一方、自分自身に満足して
いると答えた割合は日本が最も少なく、
社会貢献したいのに自信が持てない
若者の姿が浮かび上がった。
自分自身に満足してるでアメリカは
86%韓国72%に対し日本は68%で
最下位だった』
人間力研修では、福祉のこころで
大切な「利他こころ」と「自己反省の
こころ」をお伝えしています。
多くの介護職の方々の反応をみていると
まさに、この調査結果が当てはまります。
介護職の皆さんは、どなたも「利他のこころ」
をお持ちです。いつも人の役に立ちたい、という
想いで、お仕事に取り組んでいらっしゃいます。
おそらく、人一倍「利他のこころ」をお持ちの
方が多いと思います。
又、職場や私生活で何か、失敗したり、壁に
ぶつかったりすると、自分をまず責めてしまう
方が多いようにも感じます。
でもこれは「自責」であった「反省」
とは違いますよね。
「自己反省」とは、自分を責めるのでは
なく、自分の行動を前向きに振り返る事
を言います。
失敗しない人間などいません。
失敗した時は、「なんで自分はダメなんだろう」
と思ってしまうことってありますよね。
わたしも、よくそう思っていました。
でも、よく考えてみてください。
自己否定や自己嫌悪して、何かいいこと
ありますか?誰かが喜びますか?
結局は、自分が暗くなるだけですよね。
そもそも他人は、あなたが失敗をやらかした
ことすら、忘れてしまってるかもしれません。
結局は、自分の「こころの置き方」ひとつなのです。
自分のこころを切り替える。
これも「訓練」だと思います。
そう「スキル」なのです。
だれでも、訓練さえすれば、
自分のこころの置き方は
変えられるものです。
そんなことを、人間力研修でみなさんに
お伝えしております。
人間力研修とは・・・
福祉人材の人間力向上研修
みなさん こんにちは。
今日は、人本主義経営について
考えてみたいと思います。
まず、あまり聞きなれない
人本主義という言葉。
資本主義が「お金」主体の経営
であるならば、人本主義は「人」
が主体の経営です。
何が違うのか?簡単に言うと
資本主義は「売上、利益、株主配当」
がその目的であるのに対し、人本主義は
「人の幸せ」をその目的とします。
つまり「人が幸せ」になれば、必要な
利益は後からついてくるという考え方です。
また、ここでいう「人」とは「従業員と
その家族」「取引業者とその家族」さらには
「地域の方々」を含みます。
今の日本の中小企業では、「資本主義」から
「人本主義」に舵取りを変える企業が増えて
います。なぜなら、企業で抱えるほとんどの
課題が「人」に関する問題だからです。
逆に言えば、「人」に係る課題を解決
することで、企業のほとんどの問題が
クリアできる事になります。
人本主義経営が浸透している組織の
特徴は、「企業理念」を大切にしている事。
そして、それを日常の行動に落とし込んでいる事。
そして、そこには、とても強い「こだわり」
があること。二つ目は、経営者の理念を
理解し、それを浸透させるリーダーの存在
があること。三つ目が、従業員はみな家族
という絆で繋がっており、その成長を心から
喜ぶことが出来る風土を持っている事。その
ための社員のこころを育てる教育や人間力
を高める教育をしている事。
その結果として、人が集まる組織になる、
つまり「お客様」「従業員」の双方が・・・・
すると、当然ながら、業績が向上する・・
そして、さらにこのようなサイクルが
回り始めると、景気に影響されることなく
会社が発展する。なぜなら、お客様に
選ばれる会社になっているからです。
いかがでしょうか?
このような「経営改革」の流れこそ
われわれ介護業界の今に必要とされて
いるものだと思いませんか?
一般企業でいう景気の影響は
介護業界でいう、「保険法の改正」
に該当します。法律がいかに変わろうと
介護の本質は変わらないはずです。
これからの介護業界は新しい
時代を迎えようとしています。
新しい時代に合った介護経営
を考えてみませんか?
この経営にご興味のある方は
ご連絡ください。
具体的な情報をご提供させて
頂きます。
みなさん、一緒に新しい介護業界
を創り上げていきましょう。
介護人間力向上研修とは
福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!
本年度の介護人間力研修が、
昨日スタートしました。
今年度は、埼玉県の特養
さんからのスタートです。
昨日は、同法人の4事業所
から介護職の若手25名に
お集まり頂き、研修会を
実施いたしました。
今回の研修では、
皆さん一様に、研修で、
何かを摘もうと、強い
目的意識をもって、
受講されているなぁ、と
改めまして感じました。
その前向きな、目的意識と
熱心さがヒシヒシと伝わって
きました。
そして、終了後のアンケート
を拝見すると、「介護職として
働く意味をこれから自分の中で
良く考えてみたいと感じました」
「これからの研修が楽しみです」
等など。多くの前向きなご意見と
ご感想を頂きました。
6月~特養さん、老健さんを中心に
5施設で研修会がスタートし、
県社会福祉協議会では埼玉県、
茨城県にて秋にかけて
研修が始まります。
多くの施設の「活き活き職場つくり」に
そして、一人でも多くの職員の方々の
笑顔が見られるように、今年も
がんばります。
介護人間力向上研修とは
→
福祉人材の人間力向上研修
皆さん、こんにちは!!
2014年のGWも今日が最終日。
皆さん、自分らしい休日を
過ごされましたか?
今日は、とても心に沁みる
良い文章を皆さんにもご紹介
させて頂きます。
「人生で大切な心構え」
~幸せの秘訣~
鈴木秀子(文学博士)
※『致知』2014年4月号
連載「人生を照らす言葉」より
└───────────────────────┘
人生にはバイオリズムがありますから、
波が下降している時は疲れが溜まったり、病気をしたり、
周囲に思わぬ出来事が起きたり、物をなくしたり、
大切なことを忘れたり、いろいろなことが起きがちです。
そうすると自分や他人を責めたり、
ゴミのような感情が湧き上がってきたりします。
そういう時は無理に自分を変えようとしないこと。
「ああ、いま自分にはこういう
感情が起きているんだな」
とまるで人ごとのように心を静かに眺め、
じっと堪え忍びながら上昇の時を待つ訓練をすることです。
そのことに関連した話を最後にご紹介します。
香港に住んでいるインド人の女性が
実際に体験した出来事です。
この女性は末期がんに侵され、
息も絶え絶えの状態でいわゆる臨死体験をしました。
肉体を離れて自分が寝ている姿を空中から眺め、
やがて自分のすべてを受け入れてくれる
温かい光に包まれ、至福感を味わいます。
その時に、自分がなぜがんになったかが
はっきりと分かったというのです。
インドはとても競争の激しい社会です。
彼女は自分の正直な心をいつも押し殺して
人からよく見られたい、人の上に立ちたい、
出世競争を勝ち抜きたいという思いだけで
駆け上がってきていました。
臨死体験をとおして、そういう自分の生き方を振り返るとともに、
即物的な生き方がストレスとなり、
ストレスがいつしかがんに形を変えていったことが、
理屈抜きに理解できたといいます。
臨死体験後、
信じられないようなことが起きました。
彼女の体から奇跡的に
がんが消え去っていったのです。
驚いた医者がそれを学会で発表した記録も残っています。
やせ細った体が少しずつ体力を取り戻して
いよいよ退院となった時、
彼女はこれまでのような金儲け主義の生き方、
物や地位だけを追い求める生き方を
捨て去ろうと固く決意しました。
そして香港に移住。
質素ながら自分らしさを発揮できる仕事を探して、
現在はご主人と二人、静かに生活しています。
その彼女がこのように言っています。
「人生で大切なのは、本当に自分らしく生きることと、
何事にも喜び楽しんでいられることです。
あなたが機嫌よくしていさえすれば、
それが何よりの社会貢献。
あなたの周りにいる人をみな機嫌よく、
気持ちよくできたら、
こんな素晴らしいことが他にあるでしょうか」
そして彼女は
「そのためには、
いつも正直でいることです」
と言葉を続けています。
余計なゴミを取り除いて幸せに生きる秘訣を
彼女は自らの体験をとおして私たちに教えてくれているのです。
いつも機嫌よく、しかも自分らしく正直に生きることができたら、
心にゴミが溜まることもなくなるでしょう。
自分を機嫌よくするのは自分自身です。
誰かが機嫌よくさせてくれるわけではありません。
これまで外界に向けていたエネルギーを
少し自分を機嫌よくするために使ってみてください。
人生はもっと豊かなものになるでしょう。
日々出合う一つひとつの出来事に深い意味があることを知ったら、
どんな些細なことも喜びに変わります。
生かされている命の素晴らしさを感じ、
喜びが心の内から湧き出る時、
私たちは意識せずとも上機嫌で生きられるはずです。
└───────────────────────┘
皆さんと、是非とも共有化
させて頂きたい言葉が・・・
●「人生で大切なのは、本当に自分らしく生きることと、
何事にも喜び楽しんでいられることです。
●「そのためには、
いつも正直でいることです」 です。
とてもシンプルな言葉なのですが、
とても「重く」また「大切」な言葉だと思います。
「自分らしく生きる」・・・
誰でもそうありたいと願わない人は
いません。
でもそのためには、
「勇気」と「覚悟」が必要に
なるんだろうと私は
思います。
まず、自分と真正面から
向き合う「勇気」。
そして、そこから逃げない、
ことです。
何事も出来ない理由を考えれば、
いくらでも有るし、そこから逃げる道は
あるんだろうと思います。
勇気をもって、自分の本当の想い
と向き合ってみる
事が まず必要になると思います。
そして向き合う事ができたら、
それを具体的な形に「可視化」
することです。
・・・・・それを現実のものとする
ために可能な限り、具体的な
イメージを自分の中に創り上げる事。
そして、それを行動にうつす・・・
でも、その段階ではやはり
「覚悟」が
必要になるものと思います。
本当に自分は、やりきる覚悟が
有るのか・・・・
「勇気」と「覚悟」があって
初めて
「自分らしく生きる」ことを
手に入れられるのではないか
と思います。
何かのご参考になれば
幸いです。