介護人間力研修
みなさん、こんにちは!実は先週の金曜日、久しぶり
にドキュメンタリー映画
「日本一幸せな従業員をつくる」
を観てきました。
映画は、既に閉鎖されたホテル
で名古屋アソシアホテルが舞台。
1人の総支配人が、大赤字のホテル
を、最高のホスピタリティーが提供
出来る、そして地域に愛されるホテル
へ変貌させた企業ドキュメンタリー
映画です。
トコトン従業員を大切にする経営姿勢には
感銘を受け、映画の最後には、感動に涙している
自分がいました。
事業の赤字が続く中 ホテルの接客ロビーの改修よりも
社員食堂の改装を優先したエピソード、そして
働く希望を失っていた障害者の方を採用し、イキイキと
自分らしく働けるようになっていく姿がリアリティーを
もって描かれています。
そして、従業員には「おまえたち、ではないんだ、
おまえなんだ、おまえに頑張ってほしんだ・・」
と一人一人の存在をきちんと認め、家族と同じような
優しさで、一緒に幸せになっていきたいという想いに
溢れています。
そしてそのような職場から生まれてくる
サービスは、いらっしゃるお客様を感動させて
「また来たい、ありがとう」の声が溢れている。
そして、名古屋駅前の再開発事業に飲呑み込まれ
ホテルが閉鎖されることになり、ホテル最後の日、
社員全員で「ホテル」に頭を下げ、感謝する姿は、
まさに観ている者に感動を与えます。
私も今、大学院の坂本研究会にて
このような「ひとを大切にする」感動経営を
行っている企業へ 視察に伺う機会を頂いて
おります。まさにこのホテルと同じような
社風をもち、その裏には決してあきらめない
信念を持ち続けた素晴らしい経営者がいる。
こんな会社が、日本にすこしづつ増えて
いる、もしくはそんな会社をめざして
懸命になっている会社が増えている、
まさに今、実感するところでです。
このような会社が、少しづつ日本の
「働く」を変えていってくれるのでは
ないか、と思っています。
そして、このような会社が作り出す
サービスや商品は、まさに日本で一番の
「ホスピタリティー」溢れるものになると確信
しております。
⇒福祉人材の人間力向上研修 みなさん、こんにちは!!
今日は、最近読んだ本の中から
凄く心に残ったものをご紹介
させて頂きたいと思います。
藤尾秀昭著「プロの条件」。
その一節を、2回のブログに
分けて、ご紹介いたします。
今回は その2回目です。
--------------------------------
第4は、これこそプロとアマを分ける決定的
要因である。プロになる為には欠かせない
絶対必要条件だといえる。
それは、
プロは「進んで代償を支払おうという気持ちを
もっている」ということだ。
プロであるためには高い能力が不可欠である。
その高い能力を獲得するためには、
時間とお金と努力を惜しまない。
犠牲をいとわない。代償を悔いない。
それがプロである。
犠牲をけちり代償を渋り、
自己投資を怠る人は
絶対にプロにはなれないことは
自明の理であろう。
最後に一流と言われるプロに共通
した条件をあげる。
それは
「神は努力する者に必ず報いる、
と心から信じている」ということ
である。
不平や不満は
それにふさわしい現実しか
呼び寄せないことを知り、
感謝と報恩のこころで
生きようとする。
それが”一流プロ”に共通した
条件であることを付言しておきたい。
さて、あなたはこれらの条件を
満たしているだろうか、
満たすべく努力をしている
だろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?
我々は職業人である限り、皆がプロです。。
ただ、その責任と自覚を持っているでしょうか?
大切な事は、そのことを常に意識して
自分を律し、考え、行動することだと
思います。
それは、職業人としてだけではなく
人間としても、人間力を高める
意味でも、とても大切なことで
あるように思います。
⇒福祉人材の人間力向上研修
皆様の今日一日が、健やかで充実した日に
なりますように。
林 正人 みなさん、こんにちは!!
今日は、最近読んだ本の中から
凄く心に残ったものをご紹介
させて頂きたいと思います。
藤尾秀昭著「プロの条件」。
その一節を、2回のブログに
分けて、ご紹介いたします。
--------------------------------
職業のジャンルを問わない。
仕事をすることによって報酬を得ている
人は、そのことによって、既にプロである。
また、プロでなければならないはずである。
しかし、現実には
プロとしての仕事の仕方をしていない人が
相当数いることも事実である。
プロとアマとの違いは何だろうか。
それは次の4つに集約されるのではないか。
第一は、プロは
「自分で高い目標をたてられる人」
だという事である。
自分なりには、ほどほどあればいい、
この程度で良いだろうと、
目標を出来るだけ低く設定しよう
とするのがアマである。
プロは違う。
プロは自分で高い目標を立て
その目標に責任をもって挑戦して
いこうとする意欲を持っている。
第2は「約束を守る」ことだ。
約束を守るということは、成果を出すと
言うことである。
自分に与えられた報酬に相応しい成果を
きっちりと出せる人、それがプロである。
成果を出せなくても何の痛痒(つうよう)も
感じず、やれなかった弁解を繰り返して
やりすごそうとする者がいる。
アマの典型である。
第3は「準備をする」。
プロは絶対に成功するという責任を
自分に課している。
絶対に成功するためには徹底して
準備をする。
準備に準備を重ねる。自分を鍛えに
鍛える。
そして勝負の場に臨むから、
プロは成功するのである。
アマは準備らしい準備をせずに
まあ、うまくいけば勝てるだろうと、
安易な気持ちで勝負に臨む。
この差が勝敗の差になって
表れてくるのである。
表現を変えれば、
プロは寝ても覚めても考えている人
である。
起きている時間だけではない、
寝ても夢の中まで出てくる
それがプロである。
少しは考えるが、すぐにほかのことに
気を取られて、忘れてしまうのが
アマの通弊である。
・・・・・・・・・・・・・・・
続きは 「プロの条件 2 」へ
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!!
毎日、暑い日が続きますが、御元気で
お過ごしですか?
さて、今日は、ずっと以前に雑誌「致知」に
掲載された感動の秘話をお伝えします。
ある医師が「がん」を患い、命果てるまでの
奥さんと2人のお子さんに捧げた命の絶唱――。
以下、じっくりお読みください。
富山県の砺波(となみ)という町で、
ガンで亡くなった井村和清さんである。
彼は医師であったが、
右膝に巣くった悪性腫瘍の転移を防ぐため、
右脚を切断した。しかし、その甲斐もなく、
腫瘍は両肺に転移していた。
そして昭和54年1月、亡くなったのである。
享年31歳であった。
彼は医師であったから、自分の病状をよく知っていた。
だから彼には明日はなかった。
その彼が遺書を残している。
その遺書は『ありがとう、みなさん』と題されている。
彼は2人の子供に
「心の優しい、思いやりのある子に育ってほしい」と書き、
「私は今、熱がある。咳きこんで苦しい。
私はあと、いくらもお前たちのそばにいてあげることが
できない。
だから、お前たちが倒れても手を貸してあげることが
できない。
お前たちは倒れても倒れても自分の力で立ち上がるんだ。
お前たちがいつまでも、いつまでも、幸せでありますように。
雪の降る夜に父より」
そしてまた彼は、こんな遺書も残していた。
「ようやくパパと言えるように
なった娘と、まだお腹にいる
ふたりめの子供のことを思うとき、
胸が砕けそうになります。
這ってでももう1度と思うのです。
しかし、これは私の力では、
どうすることもできない。
肺への転移を知った時に覚悟はしていたものの、
私の背中は一瞬凍りました。
その転移巣はひとつやふたつではないのです。
レントゲン室を出るとき、私は決心していました。
歩けるところまで歩いていこう。
その日の夕暮れ、アパートの駐車場に車を置きながら、
私は不思議な光景を見ていました。
世の中がとても明るいのです。
スーパーへ来る買い物客が輝いてみえる。
走りまわる子供たちが輝いてみえる。
犬が、垂れはじめた稲穂が、雑草が、電柱が輝いてみえるのです。
アパートへ戻ってみた妻もまた、
手をあわせたいほど尊くみえました」
「郷里へ戻ると父が毎朝、近くの神社へ私のために
参拝してくれていることを知りました。
友人のひとりは、山深い所にある泉の水を汲み、
長い道程を担いできてくれました。
『これは霊泉の水で、どんな病気にでも効くと言われている。
俺はおまえに何もしてやれなくて悲しいので、
おまえは笑うかもしれないが、これを担いできた』
彼はそう言って、1斗(18リットル)以上もありそうな
量の水を置いてゆきました。
また私が咳きこみ、苦しそうにしていると、
何も分からぬ娘までが、私の背中をさすりに来てくれるのです。
みんなが私の荷物を担ぎあげてくれている。
ありがたいことだと感謝せずにはいられません。
皆さん、どうもありがとう。
這ってでももう1度戻って、
残してきた仕事をしたいと願う気持ちは強いのですが、
咳きこむたびに咽喉をふるわせて出てくる血液を見て
いますと、もはやこれまでか、との心境にもなります。
どうも、ありがとう。」
日一日と悪化する病気に、もう猶予はできない。
ここまでくれば、いつ机に向かうことができなくなるかも
しれない。
とにかく『あとがき』を書くことにした。
「頼みがあります。
もし私が死にましたら、残るふたりの子供たちを、
どうかよろしくお願い致します。
私が自分の命の限界を知ったとき、
私にはまだ飛鳥ひとりしか子供はありませんでした。
そのとき、私はなんとしても、もうひとり子供が
欲しいと思ったのです。
それは希望というよりは、
むしろ祈りのようなものでした。
祈りは通じ、ふたりめの子供が
妻の胎内に宿ったのです。
妻はこれはあなたの執念の子ね、と言って笑いましたが、
私はどうしても、妻と飛鳥を、母ひとり子ひとりに
したくなかったのです。
3人が力を合わせれば、たとえ私がいなくても、
生きぬいてゆける。
妻がもし艱難に出逢うことがあっても、
子供たちふたりが心を合わせれば、
細い体の妻をきっと助けてくれる。
そう信じています」
そして、彼の死後、
「誰よりも悲しむであろう父母を慰めてやって下さい」と頼み、
「ありがとう、みなさん。
世の中で死ぬまえにこれだけ言いたいことを言い、
それを聞いてもらえる人は滅多にいません。
その点、私は幸せです。
ありがとう、みなさん。
人の心はいいものですね。
思いやりと思いやり。
それらが重なりあう波間に、
私は幸福に漂い、眠りにつこうとしています。
幸せです。
ありがとう、みなさん、
ほんとうに、ありがとう」
1人の若者が生きることの大事さを
教えてくれた生の記録である。
彼は最後の最後まで、
人間万歳を歌いあげたのである。
最後の最後まで「ありがとう」をいい続けたのである。
生きるということは1度しかない。
リハーサルなんかありはしない。
たった1度だけである。
どうか、この「生きる」ことを大事に大事に
生き抜いていただきたい。
(『致知』1987年7月号より)
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!!
さて、今、多くの施設で行っている
介護人間力向上研修は社員の「こころ」
を育てる研修の一つです。
研修では「報恩感謝のこころ」
「自喜喜他のこころ」
「自己反省のこころ」
それぞれの「心」が、どんな意味を持っており
そして、人が暮らしていくうえで、いかに
その「心」が大切であるかを、ご自身で
「気づいて」頂く研修にしています。
ところで、さてみなさん、
社員の「こころ」を育てる研修として、
他にも とてもユニークな
研修を行っている会社をご存知ですか?
それは、高知県にある、ネッツトヨタ南国株式会社
が行っている、
“バリアフリーお遍路の旅”
です。
(有名な研修なので、ご存知の方も中には
いらっしゃるかもしれませんね)
社員の採用・育成に様々なこだわりを持つ
同社ですが、中でも教育研修として
“一風変わっている”と評判なのは、
新入社員研修の締めとして、4泊5日で
行われるこの企画です。
これは、新入社員が全国の視覚等に障がい
を持たれている方とペアを組み、
四国八十八箇所霊場を案内してまわる、
というものです。
通常、
若い新入社員の方々は、
目の不自由な方や車イスの方、
ご高齢の方々と一緒に生活する機会
などほとんどなく、
最初は戸惑いが隠せないそうです。
(当然ですよね)
そんな中、
とにかく一生懸命になって、ケガのない
ように、手取り足取りお世話をしようと
するのですが、同行される方々は決して
そうしたことを求めている訳ではありません。
「自分はこの目で何十年も生きてきました。
目が見えなくなったときには本当に辛かった。
生きることが苦しくて、
毎日を過ごすのがやっとだった。
だけど、そんな中だからこそ生まれた
家族との絆もあった。
応援してくれる人との出会いもあった。
そして時には、目が見えなことに感謝出来る
気持にすらなることもできた。
一生懸命、気遣ってくれて本当にありがとう。
でも、私にあれもこれもとしなくていいんですよ。
あなたが、私が不自由そうだな、と感じることが
あれば、そのことだけ、少しだけ力を貸してくれればいい
んですよ。。。」
旅行の道中、お風呂で背中を流したり、
寝る前にお話をする中で、
時にはそんなお話をしていただける障がいの
方もいらっしゃったりするそうです。
この、貴重な体験を終えた新入社員たちは、
「バリアフリーという言葉の意味が理解
できました。
相手の方が求めていることは何か。
それを感じ取り、実践する為には、
先入観・固定概念という、
自分自身の心のバリアを捨てることが
大切だと気付きました。
これから真心でお客様や仲間、
家族と触れ合い、生きていこうと
思います。」
と涙を流しながら、
研修で感じた事を報告してくるそうです。
これらを体験した新入社員、
人間としてひとまわりもふたまわりも
成長することは言うまでもありません。
さて、このアイデア、
何か我々の業界にも活かすことが出来る
のではないでしょうか?
介護職にとって、
介護技術を磨くことと同様、
或いはそれ以上に、
“心”
を耕すことが不可欠であることは
言うまでもありません。
是非、この話のエッセンスを取り込み、
どんな工夫が出来るか、
具体的に考えてみてもいいかも
しれませんね。
⇒福祉人材の人間力向上研修
参考:CBTAG 原田匡氏ブログ みなさん、こんにちは!
以前にこのブログでもご紹介
させて頂きましたが、
「日本一働きたい会社にしたい」
という社長の想いで、社員を大切にし、
、
社員の「人間力」の向上を育成されている
福岡のスーパーハロディ―社 加治社長の
お話をご紹介する記事をご紹介させて頂きます。
雑誌『致知』の5月号より。
『ハローデイ経営理念の1番目は
「より多くのお客様に感謝する会社」
とあって、会社をよくしていく過程で
この理念の浸透にも力を入れてきました。
私(社長の加治様)は体験しているから
分かりますが、従業員にはいくら口で
説明しても、
悲しいかな他人事で
しかないから分からないんです。
ではどうすれば思いを伝える
ことができるかと
いろんな研修に参加した上で、
これはと思うものをベースに
研修をつくりました
「お元気様研修」といって、
5つある経営理念をベースに
2日間かけてやるんです。
例えば感謝について
「皆さんにとって感謝の原点
はどこにありますか」
という感じで問い掛けます。
いろいろと答えが出てきますが、
答えは両親ですと。
「両親に感謝できない人が
何で赤の他人のお客様に
感謝できるんですか。
絶対にできません」
というかたちで入るんですよ。
(中略)
それから研修では
普段私たちが
よく使う言葉についても
伝えています。
その中の一つに
「ピンチはチャンスだ、ありがとう」
という言葉が必ず出てくるんです。
例えば誰かが私にボコボコに
怒られて落ち込んでいると
皆が寄ってきて、
「よかったなおまえ、
おめでとう。
チャンスじゃないか」
と言って励ます時に使うんです。
このことを理解していただくには
火事事件についても
お話しする必要があって、
実は平成8年元旦の午前1時
にお店が燃えたんですよ。
そのお店というのは20数年ぶりに
出したばかりの後藤寺店という新店で、
これが大当たりして
会社の経常利益の3分の2の利益を
出していたんです。
その夜、除夜の鐘を聴きながら
営業報告を確認し終えて
やっと一息ついたところで、
電話が鳴り響きました。
電話口から上ずった声で、
「火事です。後藤寺店が燃えています」
と聞こえてきた瞬間、
もう真っ青になりました。
すぐに車に飛び乗ったのは
いいのですが、
頭の中は悪いことばかりが
次々と浮かんでくるものですから、
寒さではなくて怖さで
震えが止まりません。
――あぁ怖さで震えが。
その時に私の好きな
「ピンチはチャンスだ! ありがとう」
という清水英雄先生の詩が
ふっと浮かんできたので、
それを必死で唱え始めたんです。
「つらいことがおこると/感謝するんです/
これでまた強くなれると/ありがとう/
悲しいことがおこると/感謝するんです/
これで人の悲しみがよくわかると/ありがとう/
ピンチになると感謝するんです/
これでもっと逞しくなれると/ありがとう/
つらいことも悲しいこともピンチものり越えて/
生きることが人生だと言いきかせるのです……」
車内での40分間、
私はその詩を大声で繰り返しました。
店に着いた時にはゼェゼェいって
喉がかれていたので、
店に向かって歩く間は
「ピンチはチャンスだ/人生はドラマだ」
と小声で何度も呟いていました。
すると私を見つけた店長が
バッと走り寄ってきて
「すいませんでした」
と大声で謝ってきました。
その時私の口から出てきたのが、
「店長大丈夫や!
改装費1億か2億かかっても、
君ならまた取り戻せるやろ」
という言葉だったんですよ。
私は基本的に怖がりだし弱虫だから、
あの詩を口にしていなければ、
きっと店長をボコボコに
していたと思います。
だからその店長は
いまだに言うんですよ。
あの時は半殺しまでだったら
我慢しようと覚悟をしていたら、
思いもよらない言葉を掛けられて、
嬉しくて嬉しくて涙が止まらなかったと。
――胸にグッと迫ってくるものがあります。
この話には後日談がありまして
そのお店がオープンした時の
売り上げというのが
1700万円でした。
これはスーパーの売り上げとしては
驚異的な数字なんですよ。
ところが火事の1か月後に
再オープンした時の売り上げが
何と2300万円だったんです。
オープン時の売り上げを
クリアするっていうことは
本来ありえないことなんです。
ですから「ピンチはチャンスだ、ありがとう」
というのはここからきているんですよ。
こういった話も2日間の研修に全部入っています。』
以上 雑誌 致知 の4月号の記事から抜粋です。
自分にとって、最悪の出来事が
降りかかってきたとき、
私は、自責の念で落ち込んだり、
人にその感情をぶつけてみたり
することがあります。
でもそんな時ですら、
起きてしまった事態を前向き
にとらえ、「ありがとう」と
いう事が出来る。
凄まじい人間力をお持ちの
方がいらっしゃるのだ
と、感銘を受けました。
不運が降りかかってきた
時にこそ、その人の「真」の
人間力が試されるものでは
ないかと感じ入りました。
因みの、ハロデイの加治社長の夢は
ハロディ社を
「日本一働きたい会社」にする
事を目指しているそうです。
きっと、このようなリーダー
がいるような会社は
社員全員が、お客様の為に
そして、会社の為に
楽しみながら仕事が
出来るものと思います。
人間力研修とは
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!
以前にこのブログでもご紹介
させて頂きましたが、
「日本一働きたい会社にしたい」
という社長の想いで、社員を大切にし、
、
社員の「人間力」の向上を育成されている
福岡のスーパーハロディ―社 加治社長の
お話をご紹介する記事をご紹介させて頂きます。
雑誌『致知』の5月号より。
『ハローデイ経営理念の1番目は
「より多くのお客様に感謝する会社」
とあって、会社をよくしていく過程で
この理念の浸透にも力を入れてきました。
私(社長の加治様)は体験しているから
分かりますが、従業員にはいくら口で
説明しても、
悲しいかな他人事で
しかないから分からないんです。
ではどうすれば思いを伝える
ことができるかと
いろんな研修に参加した上で、
これはと思うものをベースに
研修をつくりました
「お元気様研修」といって、
5つある経営理念をベースに
2日間かけてやるんです。
例えば感謝について
「皆さんにとって感謝の原点
はどこにありますか」
という感じで問い掛けます。
いろいろと答えが出てきますが、
答えは両親ですと。
「両親に感謝できない人が
何で赤の他人のお客様に
感謝できるんですか。
絶対にできません」
というかたちで入るんですよ。
(中略)
それから研修では
普段私たちが
よく使う言葉についても
伝えています。
その中の一つに
「ピンチはチャンスだ、ありがとう」
という言葉が必ず出てくるんです。
例えば誰かが私にボコボコに
怒られて落ち込んでいると
皆が寄ってきて、
「よかったなおまえ、
おめでとう。
チャンスじゃないか」
と言って励ます時に使うんです。
このことを理解していただくには
火事事件についても
お話しする必要があって、
実は平成8年元旦の午前1時
にお店が燃えたんですよ。
そのお店というのは20数年ぶりに
出したばかりの後藤寺店という新店で、
これが大当たりして
会社の経常利益の3分の2の利益を
出していたんです。
その夜、除夜の鐘を聴きながら
営業報告を確認し終えて
やっと一息ついたところで、
電話が鳴り響きました。
電話口から上ずった声で、
「火事です。後藤寺店が燃えています」
と聞こえてきた瞬間、
もう真っ青になりました。
すぐに車に飛び乗ったのは
いいのですが、
頭の中は悪いことばかりが
次々と浮かんでくるものですから、
寒さではなくて怖さで
震えが止まりません。
――あぁ怖さで震えが。
その時に私の好きな
「ピンチはチャンスだ! ありがとう」
という清水英雄先生の詩が
ふっと浮かんできたので、
それを必死で唱え始めたんです。
「つらいことがおこると/感謝するんです/
これでまた強くなれると/ありがとう/
悲しいことがおこると/感謝するんです/
これで人の悲しみがよくわかると/ありがとう/
ピンチになると感謝するんです/
これでもっと逞しくなれると/ありがとう/
つらいことも悲しいこともピンチものり越えて/
生きることが人生だと言いきかせるのです……」
車内での40分間、
私はその詩を大声で繰り返しました。
店に着いた時にはゼェゼェいって
喉がかれていたので、
店に向かって歩く間は
「ピンチはチャンスだ/人生はドラマだ」
と小声で何度も呟いていました。
すると私を見つけた店長が
バッと走り寄ってきて
「すいませんでした」
と大声で謝ってきました。
その時私の口から出てきたのが、
「店長大丈夫や!
改装費1億か2億かかっても、
君ならまた取り戻せるやろ」
という言葉だったんですよ。
私は基本的に怖がりだし弱虫だから、
あの詩を口にしていなければ、
きっと店長をボコボコに
していたと思います。
だからその店長は
いまだに言うんですよ。
あの時は半殺しまでだったら
我慢しようと覚悟をしていたら、
思いもよらない言葉を掛けられて、
嬉しくて嬉しくて涙が止まらなかったと。
――胸にグッと迫ってくるものがあります。
この話には後日談がありまして
そのお店がオープンした時の
売り上げというのが
1700万円でした。
これはスーパーの売り上げとしては
驚異的な数字なんですよ。
ところが火事の1か月後に
再オープンした時の売り上げが
何と2300万円だったんです。
オープン時の売り上げを
クリアするっていうことは
本来ありえないことなんです。
ですから「ピンチはチャンスだ、ありがとう」
というのはここからきているんですよ。
こういった話も2日間の研修に全部入っています。』
以上 雑誌 致知 の4月号の記事から抜粋です。
自分にとって、最悪の出来事が
降りかかってきたとき、
私は、自責の念で落ち込んだり、
人にその感情をぶつけてみたり
することがあります。
でもそんな時ですら、
起きてしまった事態を前向き
にとらえ、「ありがとう」と
いう事が出来る。
凄まじい人間力をお持ちの
方がいらっしゃるのだ
と、感銘を受けました。
不運が降りかかってきた
時にこそ、その人の「真」の
人間力が試されるものでは
ないかと感じ入りました。
因みの、ハロデイの加治社長の夢は
ハロディ社を
「日本一働きたい会社」にする
事を目指しているそうです。
きっと、このようなリーダー
がいるような会社は
社員全員が、お客様の為に
そして、会社の為に
楽しみながら仕事が
出来るものと思います。
人間力研修とは
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは。
以前、ブログでもご紹介
させて頂いた「感謝の気持」
の大切さを書いた記事。
人として当たり前のことなのですが
ともすると、自分本位になり、
まわりに起きる出来事が
「当たり前」になって
しまう。
そしてこの大切な気持ちを
忘れがちです。
でも人間が生きる上で
最も大切な気持ちが
この「感謝」。
そこで改めて皆様に、下記の文章をご紹介
させて頂きたいと思います。
『致知』4月号 より
「いただきます」
食事をする際、当たり前のように
口にしているこの言葉。
これは「動植物の命を頂戴します」という
感謝を意味するものであり、
他国語には翻訳できない日本語特有の言葉です。
「和食」が世界遺産に指定され、
我が国も観光立国を強調しているので、
古来、食べることに最も粛然と対してきた
寺の食事のあり方を紹介しよう。
『致知』にも登場された臨済宗の大本山
円覚寺の管長・横田南嶺老師に教えを乞い、
お伝えする。
横田南嶺管長解釈
一、この食事がどうしてできたか、
どのような手間がかかっているか、
どうしてここに運ばれてきたかを考え、感謝をいたします
二、自分の行いがこの食をいただくに
価するものであるかどうか反省していただきます
三、心を正しく保ち、貪りなどの誤った行いを
避けるためにいただくことを誓います
四、この食事は良薬であり、
身体を養い健康を保つためにいただきます
五、私は自らの道を成し遂げるために
この食をいただきます
記事の抜粋は以上です。
「食べる」ということにも、これだけたくさん
の「感謝」がつまっている。
いつも自分に言い聞かせているのは
「当たり前のことなんてない」
という言葉。
すべてに感謝して生きていきたいものですね。
人にも、そして「もの」にも。
まだまだ、自分自身の「人間力」を磨いて
行かなければ、と思った瞬間でした。
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!!
昨日は、千葉(松戸)の、とある社会福祉法人様の
ご依頼で、「人間力向上研修」を開催させて
頂きました。
参加人数は40名を超えてお集まり頂き
みなさん、お疲れにもかかわらず、とっても
熱心に、そして何より、楽しんで受講いただき
ました。研修会場には、とても「暖かい空気」
が流れていて、最後の「気づきたことを発表
いただくコーナー」では、ご利用者様や職場の
仲間への優しさ、思いやりにあふれるコメントが
がたくさんあり、感動的でした。
今回、講師である私自身の気づきとして、
やはり研修では、みなさん リラックスして、
そして皆さんが「こころ」を開いて聴いて頂くと、
とても「良い気づき」が生まれるものだなー、
と、改めまして感じました。
本当にありがとうございました。
また、来月も楽しみましょう!!
宜しく御願いします。
次回が、今から楽しみでーす。
福祉人材の人間力向上研修
この映画をみて、改めて「幸せに生きる」ということの意味を考えさせられました。この映画では、障害をもつ方が、障害者施設の先生である山元加津子さんとのふれあいを通して、幸せな生き方を求め、真剣に生きている姿が、いくつもの紹介されています。
その中で、タイトルの「1/4の奇跡」の意味に関し、山本先生がその意味について、説明して
いる部分をご紹介します。
「昔、アフリカでマラリアが大流行した時の話です。その時、ある村が絶滅しそうになりますが、なんとか踏みとどまったそうです。その理由を調査した医師の話では、「マラリアにかかりにくい人がいた」という事がわかったそうです。その人達の 赤血球には、「鎌状赤血球」といって 非常に特殊な形をもった赤血球をもった人がいて、その人たちは、マラリアにかからないということが分かったそうです。医師たちがこの鎌状赤血球をもった人たちの遺伝子を調べた結果、その人たちを3つのグループに分けることができました。
Aグループ: 鎌状赤血球の遺伝子を持っていなくて、障害も持っていない人たち。この人たちは全体の1/4いたそうです。Bグループ:鎌状赤血球の遺伝子を持っていて、障害をもっていないひとたち、この人たちは全体の2/4いたそうです。Cグループ:鎌状赤血球を持っていて
その遺伝子が原因で障害をもっているひとたち。この人たちは1/4いたそうです。
マラリアが大発生した時、鎌状赤血球をもっていないAグループの人達は残念ながら、ほとんどがマラリアで亡くなってしまったそうです。生き残ったのはBグループとCグループだったそうです。この村を救ったのは鎌状赤血球をもった人たちだったのですが、障害のないBグループが
存在するとき、重度の障害をもつCグループが存在することになる、という事実も明らかになったそうです。つまり、障害を引き受けた1/4のCグループがいなければ、健常なBグループ
は存在せず、その村は絶滅していたということなのです。
この話は、今の私たちの生活にも当てはまるのではないでしょうか。今、私たちが、元気でいられるのは、過去や現在、病気や障害をもち、苦しんで生きてくれたひとのおかげではないだろうか、そんな気がします。
病気や障害のある人たちは、私たちにとってかけがえのない存在なのです。
そして私たちは、自らの「1/4の奇跡」を知ることで、健常者も障害者もお互いを認め合い、大切にしていくことが大切だと思います」
「みんなが幸せになる」とはどういうことなのか、それはお互いに違う事を認め合えること。
相手もそのまま認め、自分もそのままでいいと認めてもらえる。これが本当の「幸せにいきる」ということではないでしょうか・・・・これをこの映画はメッセージしているように思いました。
私たちは、人やモノを判断することばかりして、その人やものを純粋に受け止めることが出来なくなっているような気がします。そしてこのことが、きっと自らの閉塞感、そして社会の閉塞感をもたらしているものと思います。
そして、障害者の方を含めて、みんながお互いの違いを認めあい、お互いの良さを見つけることができる。そんな思いやり「場」を作っていくべきなのではないかと感じました。 みなさん、こんにちは!!
昨日は、ある社会福祉法人様の保育園
にお邪魔し、保育士さんにお集まり
頂き、人間力向上研修を実施させて
頂きました。
昨日は2回目ですが、皆さん、とても
熱心に聴いて頂き、時には涙ぐむ方も
いたりして・・・・。
でもお陰様で、とっても穏やかで、
いい空気感を感じながら研修を行う
事ができました。
そして、みなさんいろいろな事を
考え、気づいて頂いたようでしたね!
皆さんと一緒に、人間力を高め、磨き
そして、最高の保育園を目指して
頑張っていきましょうね!!
みなさん、お疲れのところ
本当にありがとうございました。