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皆さん、こんにちは!!今日は、法政大学大学院 坂本光司教授の
ベストセラーであります「日本でいちばん大切に
したい会社5」の発刊のお知らせです。
今回紹介されている会社は
●北海道光生舎
●クラロン
●さくら住宅
●天彦産業
●日本植生
●ふくや
の6社です。
いすれも、感動的な経営をされている企業ばかり。
皆様も、是非とも手に取ってご一読いただければ
幸いです。
皆さん、こんにちは!
今日は、人間教育における
言葉の力について、雑誌「致知」
の記事を皆様にご紹介させて
いただきます。
■■□―――――――――――――――――――□■■
まったくのダンス初心でありながら、
高校ダンス部顧問に就任し、
いまや京都明徳高校ダンス部を
四度の世界一へと導くほどの
実績を持つ岩倉真紀子さん。
技術教育に偏重することなく、
人間教育に情熱を注いでこられた
お二人の言葉が心に響きます。
どれだけ岩倉さんが子供たちと
本気で向き合ったかが
伝わってくるようです。
■■□―――――――――――――――――――□■■
「子供を伸ばす言葉の力」
岩倉真紀子(京都明徳高等学校ダンス部顧問)
※『致知』2016年1月号
特集「リーダーシップの神髄」より
□□■―――――――――――――――――――■□□
・私が叱るポイントは一つで、
やれるのにやらない、
できる力があるのに
出し損ねていると感じた時です。
・子供たちに一つ言い続けているのは、
気づく人間になりなさいということです。
自分の変化に気づく。周りの変化に気づく。
叱られていることに気づく。
できていないことに気づく。
自分の強さや弱さにも気づく。
もっと簡単なことで言えば、
目の前にゴミが一つ落ちている。
気づいていても拾わないんじゃなくて、
気づいたら拾おうよって。
・そういう気づく人間がどんどん増えれば、
チームは自ずと強くなるでしょう。
・私もやっぱり人間なので
弱いところもありますし、
休みたいとか辞めたいとか
思う気持ちももちろんあるんですけど、
私が本気を出さないと、子供たちにも
本気を出しなさいとは言えないですから、
私がまず本気を出して、スイッチを入れる。
最後に勝って喜ぶ子供たちの
笑顔を見たい一心でやっているだけなので、
そこに妥協という言葉は要らないと思います。
・伸びない子供は絶対にいないと思っています。
その子の心のスイッチを
どう押してやるかが私の仕事です。
いかがでしたでしょうか?
岩倉さんの言葉にある「気づく」ことのの
大切さ。気づく人間が増えれば、必ず組織や
チームも良くなる、まさにその通りだと思います。
些細な変化に気付けるようになるには、日々の
意識付けと行動がとても大切になります。
その為には、なにも難しいことをしなければ
ならないわけではなく、「当たり前のことを
当たり前にできる」ようになることです。
でもその当たり前のことを、当たり前に行うには
毎日の意識付けがとても大切なのです。
そんなことを改めて教えてくれた記事でした。
皆様方のご参考になれば幸いです。
楽屋から会場入りです。
開始30分前です。
講演 開始です。
先週の12月15日に茨城県水戸市の茨城県社会福祉
協議会にて開催された「キャリアパス導入セミナー」
の講師を務めさせていただきました。
今回は先月に引き続いて2回目となり、合計8時間
キャリアパスの目的、構築の考え方、人事評価
賃金制度などについて、介護業界における
事例を中心にお伝えいたしました。
8時間という長い時間、バッチリとキャリアパスのみ
について解説したのは今回が初めて。
今回は、かなり細部にわたり、そして具体的に、かつ
事例中心で解説する事ができましたので、これから
キャリアパスを作る事業所もしくは見直しを考えて
いる事業所には、かなりご参考になったのでは・・・
と手前味噌ながら勝手に考えております。
講演来場者も茨城県下150の福祉事業所の責任者
の方にお集まりいただき、皆さん、かなり熱心にお聞き
いただきました。
さらには、講演時間の前後一時間で、個別相談の時間を
設け、各事業所ごとの課題についてコンサルティングまで
行うことができました。
今回の講演を切っ掛けに、一社でも多くの事業所で
職員の採用、定着に資するキャリアパスの構築が
できることを願っております。
ご来場いただきました皆様、そして今回の企画を
立案いただきました茨城県社会福祉協議会の皆様に
改めまして厚く御礼申しあげます。
皆さん、こんにちは!
今日は、2月の埼玉県社会福祉協議会で
開催される「エルダー育成研修」のご紹介です。
1、研修の目的
福祉・介護職では、3年未満で離職する者が全体の4分の3を
占めており、就業間もない新人職員の定着を図ることは
重要です。
そこで、新入職員への指導・教育を行う先輩職員が、
役割を理解し、適切に関わっていく必要があります。
本研修では、実際の業務を教える立場である
職員(エルダー)がOJTの理解・コミュニケーション・
育成計画等を学び、自らの役割を認識すること、及び、
組織として新人に特化した体制を整備することで、
早期離職防止を図り、職員の定着に資することを
目的とします。
2、研修対象者
新入職員への業務指導や相談役を担う、
入職後3年前後の先輩職員
3、日時
2月3日、10日、15日
各日程ともに10:00~16:00
4、参加費
9000円/事業所
5、問い合わせ
社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会
福祉研修センター
担当 斎藤
TEL 048-822-1191
Eメール saitoumi@fukushi-saitama.or.jp
皆さん、こんにちは。
さて、第3回目のキャリア段位制度に
関する検討会が、先週の木曜日に厚生労働省内で
実施されましたので、傍聴して参りました。
今回の3回目は、フリーの意見交換会となり
各会の代表者による「熱い」議論が交わされて
いました。
そのいくつかをご紹介いたします。
●介護キャリア段位の活用による効果
レベル認定者がある程度いる施設が存在するように
なれば、本来の意味で介護サービスの質というものを
評価できる唯一の仕組みになるのではないか。
●レベル認定について
現行の評価方式は、特に現認については利用者の状態像
に対して行われた介護内容を記述するということにおいて
エビデンスに基づいたケアということが言える。
この評価方式は大変優れた仕組みであるが、アセッサーの
負担やレベル認定においても負担が大きいのが実態であるので
効率化できる仕組みを考える必要がある。
●制度的位置づけについて
・キャリアパスを自社で構築している事業者があるが、その場
合、自社のキャリアパスとキャリア段位制度をどのように
ミックスさせていくのか。
・キャリアパスの導入はそれぞれ独自にやるというところに
各法人の特徴がでてくるものであって、キャリア段位を
そのまま活用して、単純に全国共通にすればよいという
ものではない。
●介護福祉士との関係について
介護福祉士との区別・再整理が必要。これまでも介護福祉士
の資格を取得したにもかかわらず。キャリア段位のレベル3を
取得できないということが生じているのはいかがなものかという
意見があり、介護福祉士の資格を取得した際にレベル3が
取れているということにする必要があるのではないか。
今後、益々議論は深まってゆくものと思います。
今後の方向性としては、やはりこの制度は従来には前例が
ない、介護の質を高めるための重要なツールになる。
ただ、今後現場での負担を考慮し、活用面でいかに効率的な
仕組にしていけるのか。そこが今後の最大の焦点になって
ゆくものと思われます。
次回は1月18日に開催されます。また、皆さんには
速報で報告いたします。
みなさん、こんにちは!!
今日は皆さんにご質問です。
>
>
> 「人生でいちばん大切なことは何ですか?」
>
>
と聞かれたら、どう答えられますか?
>それでは、少しお考えいただいてから、
> 続きをお読みください。
>
>
>
> □□■―――――――――――――――――――■□□
>
>
> 孔子は
>
> 「人生でもっとも大切なものは」
>
> と問われて、
>
> 「恕」(おもいやり)と答えた。
>
>
> そのひそみにならえば、
> 人生の成功者になるために
> いちばん大切なものは
> 「感謝すること」である、
> と答えたい。
>
>
> どのような状況でも、
> 感謝してありのままを
受け入れるとき、
> マイナスの条件すらプラスに
転じる。
>
>
>
> 感謝ほど偉大な力はない。
> ※『致知』1998年10月号
> 特集「感謝する」より
いかがでしょうか。
「感謝の気持ち」。
これは、人間関係を作る意味でも
とても大切で、人間と人間の
繋がりを作り上げるには
「感謝」の気持ちを持つことから・・・
人間関係作りの基本のような
気がいたします。
何かのご参考になれば幸いです。
⇒福祉人材の人間力向上研修
>
「アベノミクスは第2ステージに移る」という宣言のもと、
2015年9月24日に発表された「新・三本の矢」。
従来の「三本の矢」は「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」
「投資を喚起する成長戦略」の3本柱でしたが、
今回の「新三本の矢」は、
「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」)
「安心につながる社会保障」の3つが柱となっています。
中でも、私たち介護事業者が注目すべきは、3つ目の
「安心につながる社会保障」。
本テーマには、「介護離職ゼロ」という具体的目標が示されて
おり、この目標実現の為の具体施策が11月26日に発表されました。
今後の介護経営に大きな影響を及ぼしてくる可能性も高い、
という視点から、今月のニュースレターでは、
この「介護離職ゼロ」実現に向けた国の具体策について
確認しておきたいと思います。
「介護離職ゼロ」に向けて国が掲げた具体的切り口とは
国が示した「介護離職ゼロ対策」は6つの大項目に分かれており、そこから更に詳細項目に細分化されています。今回は、その中から、特に介護事業者に特に関係がありそうな内容として、17個の詳細項目を取り上げました。では、一つ一つの内容を確認していきましょう。
■高齢者の利用ニーズに対応した介護サービス基盤の確保
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2020 年代初頭までに、介護サービスが利用できずやむを得ず離職する者をなくすとともに、特別養護老人ホームに入所が必要であるにもかかわらず自宅で待機している高齢者を解消することを目指し、現行の介護保険事業計画等における約 38 万人分以上(2015 年度から 2020 年度までの増加分)の整備加速化に加え、介護施設、在宅サービス及びサービス付き高齢者向け住宅の整備量を約 12 万人分前倒し・上乗せし、約 50 万人分以上に拡大する。【特に緊急対応】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⇒現状では「特養の整備」を中心に取り上げられていますが、12万人分の上乗せには、施設のみならず「在宅サービス」「サービス付き高齢者向け住宅」等も含まれていることに要注目です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
用地確保が困難な都市部等において、賃料減額といった国有地の更なる活用や用地確保に係る負担を軽減するための支援を充実させ、併せて施設に係る規制を緩和することにより介護施設等の整備を促進する。
複数の介護サービス基盤の合築等による規模の効率性を働かせた施設整備や既存資源を有効活用するための建物の改修を支援する。【特に緊急対応】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⇒「施設に係る規制を緩和」というのは、具体的には、今、示されているような案「賃貸物件でも特養運営可能」というような施策だと理解出来ます。以降もどんな規制緩和策が出てくるのか、要注目です。
次の二つについては、現時点では目を通しておくだけで十分かと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護する家族の就労継続への支援に効果的な介護サービスの在り方等を的確に把握するための調査手法の開発及び自治体による調査の実施により、第7期介護保険事業計画策定への活用を図る。【特に緊急対応】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サービス付き高齢者向け住宅の整備を加速する。加えて、当該住宅に併設する地域拠点機能の整備も支援する。【特に緊急対応】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
続いて、2つめの大項目です(■から始まる内容が大項目。以降は説明割愛)
■求められる介護サービスを提供するための人材の育成・確保、生産性向上
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護人材の確保を図るため、離職した介護職員の再就業支援、介護福祉士を目指す学生等への返還免除付き学費貸付の大幅な対象拡大、キャリアパスの整備を行う事業主に対する助成の拡充などを行う。【特に緊急対応】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⇒事業者としては「キャリアパスの整備を行う事業主に対する助成の拡充」に要注目です。合わせて、現在、あり方について再度見直しが図られている「キャリア段位制度」の動きにも意識を向けておいた方が良いでしょう。
次の内容も、現時点では目を通しておくだけで十分かと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護人材の離職防止のため、介護機器企業の育成支援などにより介護ロボットの活用を進め、介護人材の負担軽減を推進する。また、介護事業の生産性向上のため、ICT の活用や作成文書の削減・簡素化による文書量の半減など、事務負担の軽減を推進しつつ、業務プロセスの改善を図る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■介護する家族の不安や悩みに応える相談機能の強化・支援体制の充実
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護が必要になったときに速やかにサービスの利用ができるよう、国及び自治体において、介護保険制度の内容や手続きについて住民への周知徹底を図る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⇒地域包括支援センターの役割がますます多くなってくる、と理解しておくべきですね。
次の内容も、現時点では目を通しておくだけで十分だと思われます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護に取り組む家族のための総合的な相談機能を地域・職域を通じて強化する。また、介護と仕事の両立についても、地域包括支援センターにおけるケアマネジャー(介護支援専門員)が助言できる体制を整える。さらに、ボランティア等による認知症の人の居宅訪問や民間による見守りサービスの育成・展開など家族に対する支援を推進する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以降、3つの大項目についても、介護事業者としては、現時点では「知識」として、目を通しておくだけで良いと思われます。
■介護に取り組む家族が介護休業・介護休暇を取得しやすい職場環境の整備
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護休業を利用しやすくするため、対象家族 1 人につき 93 日取得することが可能な休業を、分割取得できるよう制度の見直しを検討する。また、介護休暇について、より柔軟な取得が可能となるよう検討する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
介護休業の前後で所得を安定させるため、介護休業給付の給付水準(40%)について、育児休業給付の水準(67%)を念頭に引上げを検討する。
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■元気で豊かな老後を送れる健康寿命の延伸に向けた取組強化
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国の医療データベースの基盤を整備・強化するとともに、レセプトを分析して個人に対する健康指導等を行う先進的なデータヘルスの取組の全国的な横展開を通じて、生活習慣病等の重症化予防など、民間のノウハウを活用した健康寿命の延伸に向けた取組を推進する。
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個人の予防・健康づくりに向けたインセンティブを付与する取組の拡大等の目標達成のための支援を行う。
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高齢者の低栄養、心身機能の低下の予防のための保健指導等を推進する。
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市町村の効果的な介護予防等の取組の先進事例の横展開を推進する。
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■生きがいを持って社会参加したい高齢者のための多様な就労機会の確保、経済的自立に向けた支援
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高齢者向けの仕事の紹介機能を強化するため、高齢退職予定者のマッチング支援を行う。また、シルバー人材センターの「臨時的」・「短期的」・「軽易」という業務範囲限定の要件緩和など、地域の実情に応じた高齢者の社会参加を促進するための制度の見直しを検討する。
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高齢者が安心して働き続けられる環境を整備するため、高齢者が働きやすい環境をつくる企業、NPO や起業を支援するとともに、雇用保険の適用年齢の見直しを検討する。
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高齢者が多世代と交流しながら活躍できる地域づくりを進めるため、生涯活躍のまち構想について、必要な法制を含め制度化を検討する。
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自社の経営に活用できる切り口がないかを確認
現時点ではまだまだ大きな切り口の話が中心になっていますが、これらはいずれ、具体的施策として介護事業者の経営に様々な影響を及ぼしてきます。その意味でも、特に自社に影響を与える可能性が高いと感じられる内容については、現段階からしっかりと頭に入れておき、事前準備(具体的アクションだけでなく心の準備も含む)、並びに、更なる情報集のための感度を高めるべく、アンテナを張り巡らせておくことを強くおススメします。
みなさん、こんにちは
さて、昨日には“一億総活躍社会の
実現に向けて緊急に実施すべき対策”が
公表されましたね。
そこで今日は、その中で「 介護離職ゼロ」に直結する
緊急対策 」についての部分のみご紹介
させて頂きます。
以下、政府発表文書「一億総活躍社会の
実現に向けて緊急に実施すべき対策」から
3.「 介護離職ゼロ」に直結する緊急対策
■高齢者の利用ニーズに対応した介護サービス基盤の確保
○2020 年代初頭までに、介護サービスが利用できずやむを
得ず離職する者を なくすとともに、特別養護老人ホームに
入所が必要であるにもかかわらず自 宅で待機している
高齢者を解消することを目指し、現行の介護保険事業計画 等
における約 38 万人分以上(2015 年度から 2020 年度までの増加分)の整備 加速化に加え、介護施設、在宅サービス及び
サービス付き高齢者向け住宅の 整備量を約 12 万人分前倒し
・上乗せし、約 50 万人分以上に拡大する。
【特 に緊急対応】
○用地確保が困難な都市部等において、賃料減額といった
国有地の更なる活用 や用地確保に係る負担を軽減するための
支援を充実させ、併せて施設に係る 規制を緩和することに
より介護施設等の整備を促進する。
複数の介護サービ ス基盤の合築等による規模の効率性を
働かせた施設整備や既存資源を有効 活用するための建物
の改修を支援する。
【特に緊急対応】
○介護する家族の就労継続への支援に効果的な介護サービス
の在り方等を的 確に把握するための調査手法の開発及び
自治体による調査の実施により、第 7期介護保険事業計画策定への活用を図る。
【特に緊急対応】 ○サービス付き高齢者向け住宅の整備を
加速する。加えて、当該住宅に併設す る地域拠点機能の
整備も支援する。
【特に緊急対応】
■求められる介護サービスを提供するための人材の育成・確保、生産性向上
○介護人材の確保を図るため、離職した介護職員の再就業支援、介護福祉士を 目指す学生等への返還免除付き学費貸付の大幅な対象拡大
〇キャリアパスの 整備を行う事業主に対する助成の拡充などを行う。
【特に緊急対応】
○介護人材の離職防止のため、介護機器企業の育成支援などに
より介護ロボッ トの活用を進め、介護人材の負担軽減を推進す
る。また、介護事業の生産性 向上のため、ICT の活用や
作成文書の削減・簡素化による文書量の半減など、
事務負担の軽減を推進しつつ、業務プロセスの改善を図る。
■介護する家族の不安や悩みに応える相談機能の強化・
支援体制の充実
○介護に取り組む家族のための総合的な相談機能を地域・
職域を通じて強化す る。また、介護と仕事の両立についても、
地域包括支援センターにおけるケ アマネジャー(介護支援専門員)が
助言できる体制を整える。さらに、ボラ ンティア等による
認知症の人の居宅訪問や民間による見守りサービスの
育 成・展開など家族に対する支援を推進する。
○介護が必要になったときに速やかにサービスの利用が
できるよう、国及び自 治体において、介護保険制度の内容や
手続きについて住民への周知徹底を図 る。
■介護に取り組む家族が介護休業・介護休暇を取得しやすい
職場環境の整備
○介護休業を利用しやすくするため、対象家族 1 人につき 93 日取得すること が可能な休業を、分割取得できるよう制度の
見直しを検討する。また、介護 休暇について、より柔軟な取得が可能となるよう検討する。
○介護休業の前後で所得を安定させるため、介護休業給付の
給付水準(40%)に ついて、育児休業給付の水準(67%)を
念頭に引上げを検討する。
いかがでしょうか。
「介護離職ゼロ」に向けた最大の課題
やはり「人材の確保」ではないかと思います。
それを、どのように実行してゆくのか。」
今後の具体策が待たれるところです。
みなさん、こんにちは!
現在行っているチームリーダー研修。
研修の中で、いつもお伝えしているのは
リーダー自身の「セルフケア」についてです。
といいますのも、多くのリーダーの方
と話していると、「自分はリーダーに向いていない、
できれば一般職に
戻してほしい」という声をよく聞くからです。
その原因の一つは「ストレスコントロール」
にあるように思います。
リーダー自身のセルフケアで、大切な
ストレスコントロール。
今日は、「ストレスに負けない三つの感覚」
について、いつもご紹介している「致知」の中から
とても参考になる記事がありましたので
ご紹介いたします。
>
> ■■□―――――――――――――――――――□■■
>
>
> 「ストレスに負けない三つの感覚」
>
> 松崎一葉(筑波大学大学院医学系・教授)
>
> ※『致知』2009年3月号
> 特集「賜生」より
>
>
> □□■―――――――――――――――――――■□□
>
>
> 同じような環境で、
> 同じような仕事内容で働いていても、
> 病気になる人とならない人がいます。
>
> それはなぜでしょうか。
>
> うつ病に限らず、すべての疾病は
> 環境要因と個体要因のバランスによります。
>
> 例えばどんな屈強な男性でも、
> 何日も寝ないで重労働に従事すれば
> 体を壊してもおかしくはありません。
>
> それが環境要因です。
>
>
> 一方で本人の資質に起因する病もあり、
> 特に精神的な病の場合、その人のストレスの
> 感じ方によるところも大きいでしょう。
>
> その昔、医療社会学者の
> アーロン・アントノフスキーが
> ユダヤの強制収容所から生還した人たちの
> 健康調査を継続的に行ったところ、
> 一部の人たちはとても
> 長生きをしたことが分かりました。
>
>
>
> そしてその人たちは、共通して
> 次の3つの特性を持っていたと報告しています。
>
>
>
> 1、有意味感
> ----------――
> つらいこと、面白みを感じられないことに対しても、
> 意味を見いだせる感覚。
> 明日ガス室に送られるかもしれない中でも、
> 自暴自棄にならずに、きょうの労働に精を出せること。
>
> 我々のレベルに置き換えると、
> 望まない部署に配属されても、
> 「将来なんかの役に立つかもしれないし」と思って
> 前向きに取り組めることといえます。
>
>
>
> 2、全体把握感
> ----------――
> 先を見通す力、とも置き換えられるかもしれません。
> つらいことに直面すると、
> 人は一生それが続くように感じてしまいますが、
> 「ひとまず夜がくればこの過酷な労働も終わりだ」とか、
> 「いつかは戦争が終わって解放されることもあるだろう」
> と思えること。
>
> 仕事に転じれば、例えば今週は忙しくて
> 土日出勤になったとします。
>
>
> 「なんて忙しいんだ」と思うのではなく、
> 「今週は休めなかったけど、
> 来週のこの辺は少し余裕ができるから、そこで休めるな」
> など、先を見て心の段取りが取れること。
>
> それはそのまま仕事の段取りに通じます。
> 「来週のこの辺で忙しくなりそうなので、
> 他部署からヘルプをお願いできませんか?」
> と、パニックになる前に助けの要請を出せることで、
> 自分もチームも円滑に仕事が回せるのです。
>
>
>
> 3、経験的処理可能感
> ----------――
> つらい強制労働など、最初はこんなことは
> 絶対にできないと思っても、
> 「そういえばあの時もできないと思ったけど、
> 意外とできたよな。今回もできるんじゃないかな」
> と思えること。
>
> 初めて手がける仕事でも、過去の経験から
> この程度まではできるはず、
> でもその先は未知のゾーンだと冷静に読める。
>
> ただ、その未知のゾーンも、
> あの時の仕事の経験を応用すればできるかなとか、
> あの人に手伝ってもらえそうだなと把握できる感覚です。
>
> また、大きくとらえれば、学生時代に努力して
> 練習したら大会で優勝できたじゃないかとか、
> 先生に無理だと言われたが、頑張って勉強したら
> 志望校に合格できたから今回もできるのではないか、
> と思えることも、経験的処理可能感といえるでしょう。
>
>
>
> これら3つの感覚はSOC(Sense of Coherence)と呼ばれ、
> 一般的にストレス対処能力を測る物差しとされていますが、
> 簡単にいってしまえば、
> 「きっとうまくいくに違いない」という
> 情緒的余裕と経験に基づく楽観性ではないかと思います。
>
>
> ────────────────────────
いかがでしょうか?
ストレス発生の分析をしてみると、それを
抑制する心構えが見えてくるような気がしますよね。
何かのご参考になれば幸いでございます。
皆さん、こんにちは!!
今日はNHKのネットニュースからの
財務省が「介護離職ゼロ」に
向けた本格的な動きのご紹介です。
以下は ニュース記事です。
財務省は「介護離職ゼロ」など一億総活躍社会の実現に向け、
都市部にある国有地を特別養護老人ホームなど介護施設に
積極的に活用してもらおうと、来年1月から賃料を原則、
今の半額まで引き下げることになりました。
これは、24日に開かれた有識者で作る財政制度等審議会に
財務省が示し、了承されたものです。
それによりますと、公務員宿舎の跡地などの国有地を
貸し出す際、賃料は民間の取り引きを基準に決めていますが、
都市部で特別養護老人ホームなどの介護施設に貸す場合について
は、賃料を原則、今の半額まで引き下げます。
対象となるのは東京、大阪、愛知、福岡、神奈川、
千葉、埼玉、兵庫の8つの都府県にある国有地で、引き下げる
期間は、最長50年となっている貸し出し期間のうちの
初めの10年間とし、来年1月から実施します。
財務省は、国有地をこれまでも保育や介護向けなど
に優先的に貸し出していますが、介護施設の場合、
整備にかかる初期投資の負担が重いため、
利用が進んでいません。このため、今回の賃料の大幅な
軽減で国有地を特別養護老人ホームなどに積極的に
活用してもらい、「介護離職ゼロ」などにつなげたいと
していて、26日に取りまとめられる「一億総活躍社会」
の実現に向けた緊急対策に盛りこむことにしています。