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財務省が提唱する、次期法改正のポイント

みなさん、こんにちは!!

今日は、ニュースレポートでもお伝えした

2018年介護保険報酬の改定のポイント

の第一弾を下記にてご紹介いたします。





財政制度分科会において、財務省の意向が明確化

診療所等の外来対応施設を持たない「訪問専門医療」や、

療養病床の転換機能としてにわかに注目を浴びている、

医師の設置を要件としない「SNW(スキルドナーシングワー

ド)」等、特に医療分野において、新たなサービス体系の

議論が活発になってきた2015年10月。地域包括ケアにおいて、

医療・介護の連携が不可欠となることを考えると、

介護事業者としても、医療の動きについて今まで以上に敏感になっておくことはとても大事なことです。

一方、そんな中、国のお金の番人とも言える財務省は

2015年10月9日、同省が主催する財政制度分科会において、

医療・介護も含めた「社会保障」に対する財政面からの

考え方について新たな言及を行いました。

現時点ではあくまで財務省の意向に過ぎない本情報ですが、

今後、国としてオーソライズされる可能性も高く、

介護事業者としては早めに抑えておく必要があろうかと

思います。

今回のニュースレターでは、特に介護分野に対する財務省の

発言のポイントを確認しておきたいと思います。




財政制度分科会で語られた「介護保険制度に対する改革の方向性」とは

本分科会で語られた内容について、介護分野において特に注目すべき内容は、下記2項目です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【テーマ】
介護保険における利用者負担の在り方

【改革の方向性】
2割負担の対象者の見直し:医療制度との均衡を踏まえて、

65~74歳について原則2割に見直し

【検討・実施時期(案)】

速やかに関係審議会等において制度の実現・具体化に向けた

検討を開始し、28年末までのできる限り早い時期に結論を得て、

その結果を踏まえ、遅くとも29年通常国会に所要の法案を提出

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【テーマ】
介護保険における軽度者に対する生活援助サービス・福祉用具貸

与等・その他のサービスについて、給付の見直し・地域支援事業

への移行を含めた検討

【改革の方向性】

・軽度者に対する生活援助の原則自己負担(一部補助)化

・福祉用具貸与・住宅改修に係る価格及びスペックの見直し、

原則自己負担(一部補助)化
・要介護1・2への通所介護サービス等について、自治体の

予算の範囲内で実施する仕組み(地域支援事業


へ移行

【検討・実施時期(案)】

・福祉用具貸与及び住宅改修に係る価格及びスペックの

見直しについては、速やかに関係審議会等において制度の

実現・具体化に向けた検討を開始し、28年末までのできる」

限り早い時期に結論を得て、速やかに実施・生活援助及び

福祉用具貸与、住宅改修に係る原則自己負担(一部補助)

については、速やかに関係審議会等において制度の実現・

具体化に向けた検討を開始し、28年末までのできる限り

早い時期に結論を得て、その結果を踏まえ、遅くとも

29年通常国会に所要の法案を提出
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




早めの心構えと対策立案を

前述の通り、本情報はあくまで「財務省単体としての意向」

であり、国としてオーソライズされた確定情報ではありません。

しかし、「2020年度プライマリーバランス黒字化」という

大命題を背負っている現政権にとって、社会保障財政の改革は

とても大きな意味を持っている、ということを考えると、

これらがいずれ、国の方針として法制化される可能性が高い、

という読みを持っておいた方がいいのは間違いないでしょう。

いずれの項目も、「検討・実施時期(案)」において、

「遅くとも29年(=2017年)通常国会に所要の法案を提出」と

書かれている、ということは、換言すると、

「30年度(=2018年度)の法改正にこれらを反映し、

実行に移すぞ」という意味だと捉えるのが自然です。

「65~74歳のご利用者は原則2割負担」
「軽度者に対する生活援助の原則自己負担(一部補助)化」
「福祉用具貸与・住宅改修に係る価格及びスペックの見直し、原則自己負担(一部補助)化」
「要介護1・2への通所介護サービス等の地域支援事業への移行」

これらが一気に実施されるとした場合、

自社の経営にはどんなインパクトが生じるのか?

少しずつでも予測を始めてみることが重要です。

とはいえ、このまま順調に議論が進んだとしても、

まだ制度施行まで約2.5年(=2018年4月までの間)

ほどあります。事業者の皆様には、後で慌てないための

「事前の心構え」を持つこと、並びに、拙速に動く

必要はないものの、「現時点から何か手を打てることはないか?」

について、情報感度高く、アンテナを張り巡らせておくこと

を強くおススメします。また更なる有益な情報が入手でき

次第、皆様にどんどん情報を発信してまいります。

キャリアパス導入セミナー@茨城社会福祉協議会



みなさんこんにちは!!

 先週の金曜日は茨城県の水戸で

「人が育つ、人が集まるキャリアパス導入セミナー」

 という演題での講演でした。

 茨城県の介護事業者の方々150名がお集まり

 頂き、そのほとんどは社長、理事長、施設長、事務長

 のみなさんで、こちらが圧倒されるほどの

 熱気にあふれており、皆さんとても熱心にお聞き

 頂きました。さらに驚くことに、出席できなかった

 申込み者が、他に100名ほどいらっしゃたとのこと。

 やはりこのテーマは、皆さんのご関心がとても高い

 ということが、改めてうかがい知れました。

今回の講演は、第1回目で、主に「キャリアパスの

 意義と目的」を厚労省の考えた方の解説と最近よく

 みかける介護事業者認識違い、またはそのあるべき

 姿に関してお伝えしました。

 第2部では、具体的なキャリアパスの作り方を、

 現場で実際にある事例を、従業員の規模別に分けて

 企業規模に見合ったキャリアパスの作り方を解説

 させて頂きました。

 1部、2部合計で5時間の講演となりましたが、

 皆様、最後までしっかりとお聞きくださいました。

 次回12月10日は、第2回目が行われ、次回の

 テーマ「給与設計の方法」と「昇格、昇給基準」

 についてお伝えし、キャリアパスの全体像とその

 作り方を余すとことなくお伝えさせて頂く予定です。

 次回も楽しみにしていてください。



 方々の

 「困難に負けない言葉」

みなさん、こんにちは!

最近、施設の管理者やリーダーの方々

と研修などで話をしていて感じることは


リーダー自身のセルフケアの大切さです。

 リーダー職は、ただでさえ通常、たくさんの

課題を抱え、さらには上司、部下との

人間関係に悩み、ともするとリーダー自身の

「こころ」が折れてしまいそうになることも

 多々あるものと思います。

 そんなとき、ある「言葉」が自分を救って

 くれたといったご経験はありませんか?

今日は、そんな「心」が折れそうになった時に

読んでもらいたい言葉を皆さんに贈ります。


日本人女性として二人目の
宇宙飛行士となった山崎直子さんの

お話です。
>
> 山崎さんが、宇宙飛行士になる志を立ててから
> 地球を飛び出すまでに、
> 11年もの下積み時代がありました。
>
> そんな山崎さんが壁に直面した時、
> いつも思い出していた言葉があるといいます。
>
> 山崎さんが大きな力をもらっていた言葉とは――。
>
>
> ■■□―――――――――――――――――――□■■
>
>  
>       「困難に負けない言葉」
>
>        山崎直子(宇宙飛行士)
>
>      ※『致知』2015年12月号
>     特集「人間という奇跡を生きる」より
>  
>
> □□■―――――――――――――――――――■□□
>  
>
> 特に4年目の2003年、
> スペースシャトル・コロンビア号が
> 空中分解をする大きな事故が起きて、
> 宇宙計画自体が不透明になってしまったんです。
>
> この事故では一緒に訓練をしていた
> 仲間7人が亡くなったこともあって、
> しばらくは呆然としていました。
>
>
> 私は長女を出産した後で育児休暇中でしたが、
> 保育園入園も決まってそろそろ訓練に復帰しようか、
> と思っていた矢先の大事故でした。
>
> アメリカの宇宙船が飛べないということで
> 訓練計画も大きく変わりましてね。
>
> 私は長女を日本に残して急遽ロシアに行き、
> さらにアメリカに移って訓練を続けたんです。
>
> 飛べるのかな、飛べないのかなと思いながら、
> それでも訓練だけは重ねていきました。
>
>
> このように自分の力だけでは
> どうしようもない壁に直面した時に励まされ、
> 支えになったのは、高校の担任の小田川恭子先生が
> 紹介してくださったある言葉だったんです。
>
>
> ――どういう言葉でしたか?
>
>
> 20世紀のアメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが
> 1943年、小さな教会で説教した時の祈りの言葉です。
>
>
>
>  神よ、変えることのできるものについて、
>  それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
>
>
>  変えることのできないものについては、
>  それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
>
>
>  そして、変えることのできるものと、
>  変えることのできないものとを、
>  識別する知恵を与えたまえ。
>
>
>
> 高校時代、この言葉をたまたま日記に書き残していて、
> 大人になってそれを読み返した時、
> 大きな力をもらいました。
>
>
> いま自分ができること、
> 変えられることが何かあるはずで、
> それをやっていくことで
> 一歩一歩道に近づいていけるのかなと。
>
>
> 実際、私は
>
> 「おまえたちが訓練するスペースシャトルは飛ばないよ」
>
> と何度も言われてきました。
>
>
> しかし、飛べるチャンスが一パーセントでも
> あるかもしれないと信じてやってきたんです。
>


いかがでしょうか?

どんな時でも、少し呼吸をおいて、冷静に

今自分にできることは何かを考えてみる。

ともすると、出来ない理由を考えたり

自らの行動を起こすことから逃避する

ようなことってありますよね。私も過去

幾度となく、経験しています。

そんな時に、この言葉のように 冷静に

かつ 着実に前進できるような心を

持ち続けていたいものです。

何か、皆様のご参考になれば・・・。


職員を定着させるのに有効な採用方法

みなさん、こんにちは!

今日は、介護施設の職員採用に関する取り組事例

についての雑誌記事を見つけましたので

皆様にもご参考になればと思いご紹介いたします。


以下は雑誌記事の転用。


3人の老人の不審死が明らかになった川崎の入居者転落死事件。

問題の老人ホームは今も営業を続け、2か月が経っても

事件の真相解明には至っていない。入居老人の不審死や

虐待などについての報道が目立つようになった昨今だが、

その裏には介護現場の過酷な労働があるという。

昼夜を問わない激務、低賃金、離職者も多いなどの問題が

取り沙汰されている。

 そんな中で、職場環境を目覚ましく変革した介護現場がある。


社会福祉法人 合掌苑(東京都町田市)だ。

離職率が高いこの業界で、3年間、離職者(1年以内)ゼロ。

それは、2012年から職員の採用方法を大幅に見直したことにある。

同苑採用担当・加藤洋子さんが語る。

「2009年の年間離職者は10%を超えていました。

サービスの品質向上のためには、長く働いているスタッフが

多いことが重要なポイントですし、人が足りなくなると

“誰でもいいから採用しなきゃ!”と誤った判断をして

しまうことがある。

 まず見直したのが、採用のプロセスです。合掌苑の理念に

共感し『ここで働きたい』という気持ちの高い人材を採用する

プロセスを作りました。面接をして、通過した人には4日間の

インターンシップをしてもらいます。身体の介助も含めて、

現場をしっかり見ていただきます。その後、グループワークや

面接を繰り返し、本当にここで仕事がしたいかどうか、確認します」

 以前は学歴や専門的な知識を重要視し、採用していたが、

そうした意識も変え、人間性に着目している。

働き始めてからの環境改善にも力を入れた。


「日勤、夜勤と勤務時間が不規則なのは、スタッフにとって

負担になる。そこで、2011年から夜勤専従スタッフを確保する

ようにしました。また、10日~2週間の連続休暇も取得できるよう

にしています。身心共に健康な状態でいることが、

サービスの質の向上や安定、入居者様にとって安心した生活

につながると考えています」
(お客様相談室マネジャー・神尾昌志さん)

※女性セブン2015年11月19日号

島根大学で講師をしてきました。



みなさん、こんにちは!

今週は週前半が長野県(軽井沢)、週後半

が島根県(松江)と、週の大半を外出して

おりました。

 島根県では、島根大学にて「実例

中小企業経営論」を、学生に向けて

講義をさせていただきました。

学生のみなさん、今後に就職を控えた

2回生、3回生の方々が約80名

お集まり頂き、自分の体験を通じて

いろいろなことをお伝えいたしました。

大企業と中小企業の違いや、優れた経営を

行っている中小企業に関する実例を

ご紹介し、学生が就職先を選ぶ際

のポイントについて具体的にお伝える

ことで、一つでもミスマッチを減らす

ことが出来れば、という思いで講義

をさせていただきました。

学生のみなさんからは、多くの質問をお受けし

こちらが圧倒されるほどの熱心さに驚かされ

る場面もありました。(汗)

ふと、自分の学生時代を振りかえってみると

ここまで真剣に就職というものを考えて

いなかったと思いますね。

島根大学の学生さんの問題意識は素晴ら

しかったです。


今回は、なんとなく島根県に「ご縁」を感じ

ることが出来、また、近いうちに島根県に

お邪魔することもあるのではないかと

予感がしています。今後をお楽しみに

しております。

チームリーダーの役割について考える

みなさん こんにちは!!

今日はチームワーク作りに必要な

リーダーの役割について考えて

みたいと思います。

みなさんの職場でチームの一体感を

創り上げるには、どこからスタート

すればいいのでしょうか?

チームみんなで飲み会やリクレーション

などをする事でしょうか?

それは、それで、コミュニケーション環境

を創るには とても大切な事だとは

思います。

ただ、チームワーク創りから考えるのでは

なく、まずは、「上司―部下」という

1対1の信頼関係づくりから始める事が

必要であるように思います。

リーダーであるあなたと

部下一人一人の絆を

まず創り上げる事。

これがチームワークの初め一歩になります。

つまり自分と職員A、自分と職員B、

自分と職員Cの信頼関係づくりです。

すると上司が核となり、今度は横の

繋がりが出来始めます。まずは

上司であるあなたが、部下との絆を

作ることで、部下一人を満たす努力をする。

これによって部下の心は安心で満たされ

「誰かをたすけよう」と気持ちが抱ける

だけの心の余裕が生まれるのです。

そして、この上司のためにがんばろうという

同じ思いの元に職員同士が団結します。

これがチームワークへ育っていくものと

思います。

いかがでしょうか?

何も特別な事ではなく、当たり前の事

ですよね。

でも、それによって自然に

チームワークがつくり上げられて

いく、そんな気がします。


何かのご参考になれば

幸いです。

職場リーダー(主任)の職場実践力&人間力向上研修

介護の現場でロボット活用

みなさん、こんにちは!

今日は「介護ロボット」の話題です。

テレビなどでご覧になっている方も

いらっしゃることと思いますが、ソフトバンク

のロボット「ペッパー」。このロボットを

介護現場で活用する検討が長野県で始まっている

というニュースです。

(信濃毎日ニュースネット版、KBP原田氏ブログより)




システム開発のロゴス(長野市)は、ロボット事業に参入する。

ソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を

介護現場で利用できるようにする専用アプリ(応用ソフト)を

開発中で、運動の指導や入居者との会話を円滑にして担当者の

業務を手助けする。

介護業界は深刻な人材不足に直面しているため、1年以内に

グループが展開する介護施設で実用化を目指す。

アプリを外部にも販売して需要を取り込む。

 ペッパーは、複数のセンサーで相手の感情を読み取って

会話ができる最新のロボット。搭載済みの基本アプリで動く

ほか、一般業者も独自のアプリを開発して機能を増やせる

のが特徴だ。

 6月に一般販売が始まり、本体価格は21万3840円。

ロゴスは1体を購入した。

 ロゴスは、ペッパーの会話能力や購入後にアプリを通じて

機能を強化できる点に着目。アプリ開発の専任技術者1人を

9月に中途採用し、お年寄りと会話が弾むようなアプリ開発

を進めている。腕や腰などの動かし方を工夫して、

軽い運動などのレクリエーションの際にも活用できるよう

にする考えだ。

 ロゴスはグループ企業が上田市で展開するデイサービス

施設併設の有料老人ホーム「ソレイユ暖暖(だんだん)」で

試験運用し、改良しながら他の施設にも広げる

ペッパーを購入済みの事業者にはアプリを購入してもらい、

新たな収益源とする計画だ。

 ロゴスのグループ全体の年間売上高は約5億6千万円で、

従業員は約70人。経営の多角化を進め、2006年に

フィットネスクラブの運営、11年に介護事業をそれぞれ

始めている。

人間力向上研修・・・ヘルパーさんに向けて

 皆さん こんにちは!

先日の人間力向上研修は、訪問介護の

ヘルパーさんのみを対象に行われました。

各ヘルパーさんが、いろいろな

人生を経験された方々が、とても多いので

この研修から得られる「気づき」もことさら

深いものを感じて頂く方が多いような

気がいたします。

今回の研修テーマは

テーマ「自喜喜他のこころ」と

「自己反省のこころ」でした。

あるヘルパーさんの受講後の「気づき」を

ご紹介させていただきます。


「まだまだ、実が伴っていないのですが、今日研修で

 学んだことは一つ一つ、自分の中で信念のように

 思っているものととても近いものがありました。。

 普段からこういう考えで暮らせることで、私は

 自分を保ててるのかもしれません。

 また、自分は、自己反省よりは、むしろ
 
 自己嫌悪となってしまうことが多いような

 気がします。これからは、前向きに、

 次に活かせるような

 「自己反省」をしていきたいと想います。

 また、「人の役に立ちたい」・・・・子供のころからの

 辛い体験(自分は子供のころから不要物として

 扱われてきました)から、将来は福祉系のお仕事に就き、

 人の役に立ちたいと思っていました。いろいろな

 まわり道のあとに、願望通りのお仕事に就けて毎日が

 楽しく、感謝の気持ちで働かせて頂いております。

 あしたからも、ありがとうと笑顔をもって

 ご利用者を訪問しています。」

 自分自身の信念として、内容に共感して

 いただけたようで、「これからの自分に自信を

 もって、この仕事に取り組めるような気がします」

 と最後に語ってくれました。

 とっても嬉しかった瞬間でした。

 ありがとうございました。

‘神在月‘の島根



皆さん、こんにちは!!


先週、島根県の出雲大社に

行ってきました。もちろん

始めてのことです。そもそも

島根県に足を踏み入れたのは

「初」でした。

今回の出張は、企業取材で、島根

県の優良な中小企業を、これから

就職先を探す学生さんに向けた

雑誌の取材です。

その取材の合間を縫って、出雲大社

にお参りに行って参りました。

 噂には聞いていましたが、神社

山道、神楽、何をとってもその

その「風格」に圧倒されました。

そして、10月は、全国の神様がここに

集まり「集会」をする時期で、全国の

神様は地元を留守にするから、地元では

「神無月」という言われるんですね。

何と、出雲大社には、各地の神様のお部屋まで

用意されていました・・・・(笑)。

出雲大社を後にする頃には、なんとなく

気持ちが「ハレバレ」した感じで、企業

取材に、また突入することが出来ました。

実は今週も、出雲への出張があり、今度は

島根大学で学生に向けた講義です。とても

楽しみにしています。

しれではまた。

初めての「出雲」に感動して・・・。

アミューズメント型介護施設について

みなさん、こんにちは!!

今日は、最近増え続ける

アミューズメント型通所介護

について、ケアビジネスパートナーの

原田氏ブログを引用し、皆様に

ご紹介させていただきます。

記事の引用元は「ネット版

日本経済新聞」です。


以下をご覧ください。


カジノやマージャンなどを取り入れた介護施設を
巡り、

神戸市が9月、

全国で初めて娯楽サービスの提供を規制する条例を
制定した。

市は

“射幸心をあおりかねない”

といった点を問題視。

10月には兵庫県も追随したが、

認知症の予防効果などへの期待から、

同様のサービスを提供する施設は多い。

福祉の範囲はどこまで――。

明確な線引きがないなか、介護の現場に戸惑いが広がる。

同県姫路市の住宅街にある通所介護施設

“杏の里1・2”。

客船の外観をした同施設は、

船旅をイメージし、

介護職員は船員姿で、

調理師はコック帽をかぶりサービスを
提供している。

利用者は毎回、水泳や体操といった機能訓練
プログラムからメニューを選び、

取り組んだ結果に応じて疑似通貨

“アーム”

を受け取る。

模擬カジノで遊んだり、

お菓子を購入したりできるのが特徴だったが、

今年9月、

施設内のルーレットやスロットマシンなどは、

倉庫にしまわれて姿を消した。

「カジノも通所の楽しみの一つだったのに……」

と、同市の女性利用者(80)が残念がる娯楽サービス
の廃止。

神戸市が同月25日に施行した介護施設の規制条例が
呼び水になった。

同市は条例で

“射幸心をそそる恐れのある遊戯”



“常時または主として”

行わせる介護事業所について、

事業の不認可や取り消しを可能にした。

施設内で利用できる疑似通貨のほか、

賭博を連想させる施設名も規制対象としており、

10月9日には兵庫県でも同様の条例が成立した。

同市は

「施設で過ごす大半の時間を、カジノやマージャン
などの娯楽に費やす通所施設もある。

ギャンブル依存症の危険もあり、

自立した尊厳ある日常生活とは言えない」
(介護指導課)

として条例化に動いた。

県も

「保険料と税で賄う介護保険で遊戯ばかり
させるのは市民の理解を得られない」

との立場だ。

介護事業所の指定や指導の権限は県や政令市、
中核市が持つ。

杏の里1・2がある姫路市は中核市のため
県条例の適用外だが、

運営する医療法人の石橋正子事務長(61)


「利用者が周囲から

“遊んでばかりいる”

と誤解を受け、通所を敬遠するかもしれない」

と懸念し、

自主的に一部の娯楽サービスを取りやめた。

ただ、石橋事務長は

「孤立しがちな高齢者に運動などへの参加を促す
うえで、

娯楽性の高いプログラムは有効なはず。

明確な線引きがないまま、

十把ひとからげに規制するのは乱暴ではないか」

とも訴えている。

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