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みなさん、こんにちは!!昨日は、奈良県での保育士さん向け研修でした。
奈良県の「保育士人材バンク」さんが主催
する研修で、今回は保育園の主任さんや副主任
さんにお集まりいただきました。
保育士さん向けの研修は、久しぶりで
したが、みなさん、とても素直に、
、
そして楽しみながら参加していただき、
おかげで楽しい研修にすることができました。
研修では、日頃の仕事で、「人の上に立つ
リーダー」として、是非知っておいた方いい、
または知っているのと、知らないのとでは
リーダーシップの力が大きく違う点などを
実務に即した実例などを踏まえてお伝えしました。
また、リーダーに必要な「人間力」も
お伝えし、人間力の講義では,
「笑ったり」「泣いたり」で
その中で 多くの「気づき」を感じて
頂いた方が多かったようです。
また、グループワークを通じて他の園の主任さん
と交流が出来たこともとっても喜んでいただき
ました。
これから、この研修は10月 12月と続きます。
私自身 とてもワクワクし 楽しみにしております。
奈良県の保育士の方々、特に主任保育士の
方々、是非ご参加をお待ちいたしておりまね。
お問い合わせ先
奈良県保育士人材バンク 受託元:株式会社ニッソーネット
TEL 0120-956-378 みなさん、こんにちは!!
今日は、介護業界に関するとてもユニークな記事の
ご紹介です。
昨年から、介護業界のイメージアップを
官民共同で推進している「介護業界
イメージアップ戦略」。
今回は、その具体的な事例に関するものに
なるものと思います。
以下は、それを紹介する記事の引用です(共同通信)
高齢者施設で働く「イケメン介護男子」を題材にした
写真集出版などで介護関係者らが自ら、介護という仕事の
魅力の発信に乗り出した。きつい、汚い、危険の「3K職場」
というマイナスイメージから慢性的な人手不足に苦しむ中、
仕事をより多くの人に知ってもらい、優秀な若者の獲得、
定着につなげる狙いだ。
職員と手をつなぎ、散歩を楽しむ笑顔の女性。
ベッドから起き上がるため、職員の広い肩に手を回し、
上半身を預ける男性―。介護「する側」と「される側」の
自然な距離感を切り取った写真集「介護男子スタディーズ」
が9月に出版された。初版1万1700部は順調な
売れ行きという。
発起人は、特別養護老人ホームなどを運営する
社会福祉法人「愛川舜寿会」(神奈川県愛川町)の 馬場拓也
(ばば・たくや) 経営企画室長ら。昨年12月、
「介護の仕事が、実際はクリエーティブでやりがいが
あることを発信したい」と写真集の出版を全国の
社会福祉法人に提案。賛同した20法人から
計1500万円を集め、被写体となる職員も
1人ずつ選んで、出版にこぎ着けた。
表紙のモデルで、昨年広告代理店から転職した
青森県むつ市の介護士 大山健 (おおやま・たける) さん
(28)は「利用者が何を望んでいるのかを読み
解きながら、試行錯誤する過程が楽しい」と話す。
若手職員を紹介するインターネットサイト
を発足させ、人材確保ツールとして利用する動きも。
関西圏の高齢者施設などで日用品の訪問販売事業を」
展開する「フルカウント」(大阪市)は、取引先から
職員確保の難しさを聞き、求人の呼び水にしようと
サイトを新たに発足させた。滋賀県や大阪府、
兵庫県の施設で働く約40人の若者の勤務風景などを
掲載。 池上僚 (いけがみ・りょう) 専務は
「実際に働いている職員の人となりを知ることで、
就職後の仕事のイメージを膨らませてもらいたい」と話す。
イメージ刷新の取り組みはファッションにも広がる。
学生が参加し、大阪市内で9月中旬に開かれた介護服
コンテストでは、最終選考に残った5作品のうち一つが
男性用ユニホームだった。ブルゾンに細身のパンツを
組み合わせたスタイルは「休日も着たいと思える
ようなデザイン」と評価された。介護士の服装は
ポロシャツにジャージーが“定番”で「ダサい」と
思われがち。主催団体の 堀内智子 (ほりうち・ともこ)
さんは「すてきなユニホームを着た介護士が元気に
仕事をすることで、明るい現場になるはず」と話す。
男性介護士が主人公の漫画「ヘルプマン!!」を
10年以上にわたり連載している漫画家のくさか
里樹 (りき) さんは「介護士はライブステージで
観客と向き合うアーティストや芸人のような職業。
高齢者の心をつかむ手応えが得られれば、介護から
遠いと思われている男子にとっても、一生の仕事に
なり得る」と話す。
私も、この本を早速、アマゾンで購入しました。
本が届きましたら、その中身をまたご紹介させて
いただきますね、それでは!
みなさん、こんにちは!!
本日は敬老の日です。
そこで本日は、老いてなお情熱を持って生きた
二人の先哲の対談記事をご紹介します!
二人の先哲とは森信三先生と平澤興先生。
「老いるってことがまた素晴らしい」(平澤)と、
心から言える人生を歩みたいものですね。
■■□―――――――――――――――――――□■■
「人間の成長に限界はない」
森 信三(国民教育の師父)
&
平澤 興(京都大学元総長)
※『致知』1986年7月号
特集「なぜ燃え続けるのか」より
□□■―――――――――――――――――――■□□
【平澤】
しかし、私は世の中というか
生きるというか、まったく不思議その
ものだと思います。
例えば、人間は三十数億年前に命の元ができて、
今日人間になった、素晴らしいものになった。
こういうことの過程は大体わかるんですが、
しかし、その変化を起こす元の力は何かという
ことになるとね、わからないです。
わからんが、そこまで来るとわからんということが
またありがたいことですから。
それほど不思議な命をいま、
与えられておるわけだ。
【森】
そうですな。この地球上には人間以外にも
無数の生き物がおるにもかかわらず、
われわれは特に、人間として、
この世に生まれてきたわけですからな。
これは、努力したわけでなくてね。
それなのに一切の生き物のうちで
一番高い地位にある人間としての
生命を与えられておる。
それだけにどうしても、
それに値するような生き方をしなければね。
【平澤】
いま思い出したが、そういえば、
この間、こういう句を作った。
“あな尊(とう)と不可思議光のこの命
八十路の旅に 欣喜雀躍(きんきじゃくやく)”
【森】
ああ、いいです(笑)。
【平澤】
仏さまは尊いけれども、
われわれ一人ひとりも仏さまなんですよ。
人間というものを研究すればするほどそう思う。
不可思議光というのは
決して不遜の言葉ではないと思う。
人間というものを本当に知ったらね、
やっぱり、不可思議光です。
【森】
ごもっとも。
【平澤】
人間は凡夫だから、
なかなか思う通りにいかんけどね。
しかし、ところどころ失敗はあっても、
私はよくやってきたなあと自分を拝んでいます。
人も拝みますが、自分も拝む。
それは決して自分が
完全無欠であるという意味じゃない。
とにかく、へまもやってきたが、細かくいえば、
へまばかりですけど、
まあそれでも自分をごまかさないでやってきた。
ご苦労であったと、私は私にお礼をいう。
そのことはね、ちっとも私は
不遜でもないし、傲慢でもない。
尊い人間に生まれてね、
せめて自分にも手を合わせるぐらいの
感激を持たなければ、
ぼくはいけないと思いますね。
まあ、森先生、先生は91歳で私は86歳ですが、
「五十六十は花盛り、
七十八十で実がなって、
九十百は熟れ盛り」
でね。
老いるってことがまた素晴らしいと思うんだ。
【森】
八十には八十の楽しみがあるってこってすな(笑)
【平澤】
本当にね、人間が人間であることは無限です。
いかがでしたでしょうか?
「80歳には80歳の、90歳には90歳の
生き方、楽しみ方はある」
とても素晴らしい言葉ですね。
今日は、まさにそんな生き方をしている
自分の母親(81歳)のことを思い出しながら
これからの自分の人生について、
想いを新たにした日になりました。
みなさん、こんにちは!
今週の水曜日は、茨城県の下館に
ある、有料老人ホームに伺い
そちらで働くリーダーの方々
20名にお集まりいただき、
リーダーの人間力&職場で知っておいた
方がいいマネジメントについて
研修を行いました。
そちらの施設へは初めて伺ったの
ですが、集まったリーダーの方々
から感じる施設の「空気感」は、
とても「素晴らしい居心地」を
感じさせてくれました。
良い企業を視察で訪れ、たびたび感じるのは
「良い組織風土」をもつ会社は、入った瞬間に
「良い空気感」を感じることが出来ます。
まさに、それと同様な「居心地」を感じることが
できた施設で、私自身 何か「ウキウキ感」を
感じることができました。
その影響か、研修では少し、しゃべり過ぎて
しまい、研修終盤では時間が足りなくなって
しまいました。(汗)
こちらの施設での研修は、これから11月に向けて
20時間続きます。
これからの展開をとても楽しみにしています。
みなさん、本当にありがとうございました。
みなさん
こんにちは!!
今から3年ほど前、
私自身、学びを得るために、
あるリーダー研修に参加した時に
講師の方からいただいた、
心に突き刺さる言葉です。
↓
「皆さんは、“正直”と“誠実”の違いを
説明しなさい、と言われたら、何と答え
ますか?」
・・・・・・・・
日常的に何となく使い分けていますが、
あらためて
“違いは何?”
と質問されたら、
なかなか答えずらいものがありますよね。
何だろう?
ひとしきり考えた後、
その講師の方から教わった定義は、
今なお、私の心の中に突然表れてくるほど、
大きなインパクトを残してくれました。
その方は、こう表現されました。
「正直とは、
“現実に言葉を合わせる”
ことであり、
誠実とは、
“言葉に現実を合わせる”ことである」
・・・・・
素晴らしい定義だと思いませんか?
“正直”
は、時には難しいかもしれませんが、
実行するのは比較的容易な事かもしれません。
でも、
“誠実”
は、なかなか難しいですよね。
「言葉に現実を合わす」
この積み重ねを継続することで、
私たち経営者やリーダーは成長していくのかも
しれません。
自分自身や自分自身の家族は勿論、
社員や社員の家族、
そして、
ご利用者やその家族をしっかり守るためにも、
私たち経営者やリーダーは、
仕事や自分自身、全てに対して
“誠実に”
向き合い続けなければならないのでしょうね。
それにしても、
人生の必要なタイミングにおいて、
普段忘れている言葉が、
スッと、脳裏に浮かび上がって来る。
“人の脳”
と
“深い言葉”
の力、恐るべし、です(笑)。
充実した1日を過ごせるよう、
“誠実”という言葉を胸に、
今日もお互い頑張りましょう!
「社会福祉法等の一部を改正する法律案が2015年7月30日に衆議院を通過
2014年7月4日に発表された報告書「社会福祉法人制度の在り方について」、2015年2月12日にまとめられた「社会保障審議会福祉部会報告書~社会福祉法人制度改革について~」を経て、第189回国会に提出された「社会福祉法等の一部を改正する法律案(以降、「改正社会福祉法」と呼ぶ)」。
安全保障関連等の重要法案審議に時間を費やし、本案についていつ国会で審議されるのか、状況を注視していましたが、ようやく先月30日に「衆議院通過」となりました。残るは参議院審議ですが、こちらは問題なく通過することはほぼ自明だと考えても差し支えなく、本改正案が法制化されることは時間の問題だと言えそうです。
これからの社会福祉法人に一体何が起こるのか?今回のニュースレターでは、特に経営面で大きな影響を与えるであろう本法案のポイント等について確認してまいります(社会福祉法人以外の法人の皆様も、地域社会に影響を与えるであろう要素として、是非、ご認識下さい)。
改正社会福祉法の骨子の確認
本改正案には大きく2つのテーマ「社会福祉法人制度の改革」と「福祉人材の確保の促進」が盛り込まれています。介護事業者の皆様には前項の1つ目「社会福祉法人制度の改革」の中身について、特に以下の5つのポイントをおさえておいていただければと思います。
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【その1:経営組織のガバナンスの強化】
議決機関としての評議員会を必置(小規模法人について評議員定数の経過措置)、一定規模以上の法人への会計監査人の導入等
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従来より推奨されていたものの、全ての社会福祉法人にとっての「義務」ではなかった評議員会が「必置」となったのは、今回の法案の中での最大のポイントだとも言えるでしょう。同時に、今回は、評議員と役員、又は当該社会福祉法人の職員の兼務も禁止となっています。これは、実態として、評議員を置いている法人においても、法人理事が評議員を兼務する事が多く、「理事会の決議=評議員会の決議」となっている(=本来、評議員会が有すべき(理事会に対する)牽制機能が機能していない)、という問題、即ち、「ガバナンスの欠如」「透明性の担保」に対する指摘が背景にあります。また、「一定規模以上の法人への会計監査人の導入」についても同様の課題認識に端を発しており、「資金使途にも牽制機能や透明性担保を強化しよう」という表れだと理解出来るでしょう。ちなみに、「一定規模以上の法人」の「一定」の基準については、当初は「収入10億円」とされていましたが、現時点ではまだ未定のようです(もっと引き下げられる可能性もあるとは聞いています)。
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【その2:事業運営の透明性の向上】
財務諸表・現況報告書・役員報酬基準等の公表に係る規定の整備 等
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こちらも上記【その1】と同様、「牽制機能強化」「透明性担保」という意味合いが大きいと思われます。
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【その3:財務規律の強化】
・役員報酬基準の作成と公表、役員等関係者への特別の利益供与の禁止 等
・「社会福祉充実残額(再投下財産額)」の明確化
・「社会福祉充実残額」を保有する法人に対して、社会福祉事業又は公益事業の新規実施・拡充に係る計画の作成を義務付け 等
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「社会福祉充実残額(再投下財産額)」とは、世間で指摘されている、いわゆる「内部留保」を指しています。
定義としては、「純資産の額から事業の継続に必要な財産額(=1.事業に活用する土地、建物等 2.建物の建替、修繕に要する資金 3.必要な運転資金 4.基本金及び国庫補助等特別積立金)を控除等した額」となります。
今後、全ての社会福祉法人はこちらの計算を進め、自社に「社会福祉充実残額」がどれぐらい残っているのか、そして、それらをどのように有効に使って行くのかについて、明らかにしなければなりません。法人の現状によってバラつきも大きいと思いますが、今までそこまで強く求められてこなかった新たな業務が現状に付加される事は間違いなく、法人本部としては、相応の心構えが必要となるでしょう。
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【その4:地域における公益的な取組を実施する責務】
社会福祉事業及び公益事業を行うに当たって、無料又は低額な料金で福祉サービスを提供することを責務として規定
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社会福祉法人として、法人格に相応しい事業をやりなさい(≒営利法人と同じ土俵の事業ばかりでなく、税制優遇を受けるに相応しい事業をやりなさい)という意味だと捉えて差し支えないでしょう。
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【その5:行政の関与等のあり方】
所轄庁による指導監督の機能強化、国・都道府県・市の連携 等
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今後、都道府県からの経営介入が更に深まる、とも読み取れそうな内容が数多く散見されています。
「拙速」に注意しつつも、早め早めの情報収集と準備が必要
本法律の通過に基づき、今後、より詳細な細則等もどんどん形成されてくると思われますが、いずれにせよ、社会福祉法人に対する大きな改革が「本格的に始まった」ことは、しっかりと認識する必要があると思われます。
前でも触れましたが、多くの事業者にとって、適切な評議員の探索・人選や会計監査対応、情報開示体制の整備、社会福祉充実残額の明確化等、求められている仕組に対応していくだけでもかなりの労力が費やされる(=コスト高になる=収支差が益々圧迫されることになる)状況に陥ることは間違いありません(勿論、従来よりしっかりとマネジメントが出来ている法人にとっては、要求されているレベルはそれほど高くないとも感じられるかもしれませんが)。
2015年度の改定により報酬も大きく低減された中(しかも次期以降も更に厳しくなることが予測されている中)、このようなコストを如何に吸収しながら、経営の舵取りを行っていくか?或る意味、自由度が高い一般の営利法人とは質の異なる「難しさ」が、今後の社会福祉法人の経営には覆いかぶさってくると言っても過言ではありません。
その意味でも、社会福祉法人の経営陣の皆様は国レベルの動きは勿論、自社が展開する地区の方針や温度感等についてしっかり情報収集を行うと共に、行政情報のみに翻弄されることなく、自社の理念に基づいた「あるべき姿」も見据えつつ、他法人の事例も参考にしながら、自社のビジョンを早期に描いていく必要があるでしょう。是非、頑張っていただきたいと思いますし、我々も今後、有益な情報が入り次第、皆様にお伝えさせていただくように意識してまいります。 みなさん、こんにちは!
今日は、最近お会いした素晴らしい
経営者の方とお話をさせて頂いた
際に感じた自分自身の「気づき」について
皆さんにお伝えしたいと
思います。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を
良く耳にします。
学力、知力、財力、権力など自分のすべての力を
つくし
結果については天に任せるという意味です。
結果の良し悪しに関わらず、全力を尽くすのは
大変潔い姿勢といえます。しかしそこには、
「全力を尽くしたのだから
結果どうなっても仕方ない」というあきらめの気持ち
も含まれているのではないでしょうか。
またどういう目的に対して全力を尽くすのかという視点が、
この言葉には含まれていません。
順序を変えて次のような考え方をしてみては、
と感じました。
すなわち、「天命にしたがって全力を尽くす」です。
与えられた場や機会を自分の天命と受け止めたうえで
、それを最大の目標にすえて、あらゆる手立てを
尽くして
実現を目指すということです。
人はそれぞれ人生を歩んでいくうえで、
天から与えられた使命というものがあります。
利己心にとらわれず、無心の状態で、その使命
の実現のために全力を注ぎます。
また目的遂行の過程において、すべてのものを
慈しみ育てようとする、低い、優しい、温かい心を
もって取り組んでいくのです。
天命に従いながら、道徳的な生き方を貫き、
一つ一つの事に
全力で当たれば、品性は向上し、目標も成就するでしょう。
いままで出会った師と仰ぐ方々はすべて
この考え方で前進されている。一流の経営者も
またしかりである。
経営者は皆、そこで働く社員とその家族の幸せ背負っている。
経営者は結果を出す覚悟が必要なのである。
天命を感じ
一瞬たりとも無駄にすることなく、考え続け、
行動していかなければならない。
想いを言葉にし、自分を追い込み、
ひとつひとつその
実現していく。これこそが経営者の「誠実さ」であり
経営者として、まだまだ至らない自らを振り返り
、一歩でも
「師」に近づくことを志として、日々を前進して
いかねば、と想いを新たにした瞬間でした。
感謝を込めて。
みなさん、こんにちは!
先週の9日 10日にて茨城県社会福祉協議会
主催の管理者研修「OJTマネジメント研修」
が行われ、今年の管理者研修の6日間が終了
いたしました。
福祉現場で働く主任などの現場リーダー
のあり方について、延べ約200名のリーダー
の方々と、学び、そしてともに考えました。
この研修では、「マネジメント力」と「人間力」
の双方を、皆さんに身近な具体例を交えて
分かりやすくお伝えし、皆さんが
職場で、実践できる道具立てをご提供する
ようにしています。
また 研修内容からの「感動」「気づき」
に加えて、同じ悩みを抱える 他の施設で
働くリーダーがお集まりになるのが、
社会福祉協議会の研修です。
その、メリットを最大限に生かし、できれば
この研修の縁で、今後も情報交換ができる
仲間づくりに この場を活かして頂きたいと
思っています。そのために、研修では、
可能な限り、グループでのワークや
ディスカッションの時間を多くとりいれる
様にしています。
今回、アンケートの結果を見ますと、「同じグループの
方とお話をしていて、たくさんの気づきを
いただきました」といったコメントが数多くみられ
講師としてもとても嬉しく読ませていただきました
次第です。
やはり、同じ仕事に就き、その仕事の苦しみや喜び
を分かち合える仲間をもつことが、今後 仕事を
していくうえで大きな財産につながるように思います。
今回の研修で、リーダーとしての知識と、心の持ち方
そして、同じ悩みを抱える仲間を得ていただければ
「最幸」だと思っています。
たくさんの皆さんご参加を頂き、本当にありがとう
ございました。またいつか今回のような元気な顔
をしている皆さんにお会いできること楽しみに
しております。
感謝を込めて!
みなさん、こんにちは!!
今日は、人材の育成で有名な
日本電産の社長永守重信氏の言葉
を紹介させて頂きたいと思います。
業界を問わず、人材育成の大切さ
を具体的に書かれたインタビューです。
ご覧ください。
■■□―――――――――――――――――――□■■
「意識は能力を遙かに超える」
永守重信(日本電産社長)
※『致知』1999年7月号
特集「切に思うことは必ずとぐるなり」より
□□■―――――――――――――――――――■□□
――年中無休ということですが、
一日のサイクルはどういうふうな日課ですか。
だいたい朝は5時50分に起きます。
そしてすぐにシャワーを浴びて、
6時から15分間ビジネスニュースを見ます。
それから食事をして、服を着て、
6時40分に迎えの車が来ます。
朝早いですからラッシュアワーにかからないので
6時55分には会社に着きます。
もう20分遅いと会社まで4、50分かかりますよ。
世の中、何故ラッシュアワーが起こるかというと、
9割の人が普通のことをしているからです。
わずか10分か15分普通より早く行動することで、
全然違う世界があるんです。
ところが人間ほとんどが一緒のことをするんですね。
――それがわかるか、わからないかの差であると。
そうです。
だからうちの社員にはよそよりも
10分早く来いと言います。
その10分を早く来られる人間は
世の中の10パーセントなんですね。
それが意識の差なんです。
人間の能力の差なんていうのは、
最大五倍くらいしかないですよ。
知能とか知識とか経験とかはね。
しかし意識の差は百倍あると私は言うんです。
それさえ頭に入れておけば、
どんな人間でも成功できる。
――ああ、能力の差は五倍だが、
意識の差は百倍だと。
ええ。東京に出張したときのことです。
取引先の担当者に、繁盛しているという
ラーメン屋に連れていってもらったことがあります。
外観はごく普通のラーメン屋でしたが、
私たちが店の前に立った途端、
中にいた若い店員がぱーっと
入り口まで走ってきてドアを開け、
「いらっしゃいませ」と大きな声で挨拶をするんです。
そして席まで誘導してくれて、
私たちがラーメンを注文すると、
大きな声で調理場にオーダーを伝えてから、
人なつっこい顔で
「お客さんは関西から来られたのですか」
なんて話しかけてくる。
私たちと話している間も入り口に気を配って、
客が店の前に立つと飛んでいく。
ラーメンはごく普通で、
味で繁盛しているというわけではないんですね。
つまり、他店と同程度の料金で
五倍おいしいラーメンを作ったり、
五分の一のスピードでラーメンを
出すことはまず不可能です。
しかし店員の意識を変えることによって、
お客の気分を百倍よくすることは
それほど難しいことではない。
この店が繁盛しているのは、
ズバリ店員の意識の高さなんです。
おそらくこのラーメン屋の経営者は、
ラーメンの味にこだわる以上に
店員の意識改革にこだわっているのだと思います。
私の人材に対する考え方もこれとまったく同じです。
能力の高い人を採用するというよりも、
人並みの能力を持つ人材を採用して、
彼らの意識を高めることに全力を傾注します。
■■□―――――――――――――――――――□■■
いかがでしょうか?
人間力向上研修でもよく申し上げるのですが
人間の能力の差は、たいしたものでない、
それよりも、常に意識を磨き、高め
それを行動にしてゆくこと。
このちょっとしたものの積み重ねが
最終的には、人の心を打つ大きな
違いとなって「形」になってゆく
ような気がしています。
皆様のご参考になれば幸いです。
みなさん、こんにちは!
さて、今週の二日間、茨城県水戸市
の茨城県社会福祉協議会にて、リーダー
研修(OJTマネジメント研修)の講師
を務めさせていただきました。
今回のテーマは、リーダーに必要な
人間力と現場でのマネジメント力。
ともに介護現場で実際に起こっている
問題を題材にし、講義とワークで
研修を進めました。
この研修は今年が2年目で、今年は
受講生が昨年に増し、全3回計で
約220名を超す受講生がお集まり頂く
予定です。
いつもながら、この研修は、体験、参加型
研修で五感を使っていただきながら 感じて
頂きます。そして「笑い」あり「涙」ありの研修
で、今年は新たな企画も加え、受講生に楽しみながら
受講で頂き、職場での実践までを指導します。
次回は 来週、その次は 再来週と続きます。
お楽しみに!!
それでは。