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みなさん、こんにちは!!さて、今日は、ずっと以前に雑誌「致知」に
掲載された感動の秘話をお伝えします。
ある医師が「がん」を患い、命果てるまでの
奥さんと2人のお子さんに捧げた命の絶唱――。
以下、じっくりお読みください。
富山県の砺波(となみ)という町で、
ガンで亡くなった井村和清さんである。
彼は医師であったが、
右膝に巣くった悪性腫瘍の転移を防ぐため、
右脚を切断した。しかし、その甲斐もなく、
腫瘍は両肺に転移していた。
そして昭和54年1月、亡くなったのである。
享年31歳であった。
彼は医師であったから、自分の病状をよく知っていた。
だから彼には明日はなかった。
その彼が遺書を残している。
その遺書は『ありがとう、みなさん』と題されている。
彼は2人の子供に
「心の優しい、思いやりのある子に育ってほしい」と書き、
「私は今、熱がある。咳きこんで苦しい。
私はあと、いくらもお前たちのそばにいてあげることが
できない。
だから、お前たちが倒れても手を貸してあげることが
できない。
お前たちは倒れても倒れても自分の力で立ち上がるんだ。
お前たちがいつまでも、いつまでも、幸せでありますように。
雪の降る夜に父より」
そしてまた彼は、こんな遺書も残していた。
「ようやくパパと言えるように
なった娘と、まだお腹にいる
ふたりめの子供のことを思うとき、
胸が砕けそうになります。
這ってでももう1度と思うのです。
しかし、これは私の力では、
どうすることもできない。
肺への転移を知った時に覚悟はしていたものの、
私の背中は一瞬凍りました。
その転移巣はひとつやふたつではないのです。
レントゲン室を出るとき、私は決心していました。
歩けるところまで歩いていこう。
その日の夕暮れ、アパートの駐車場に車を置きながら、
私は不思議な光景を見ていました。
世の中がとても明るいのです。
スーパーへ来る買い物客が輝いてみえる。
走りまわる子供たちが輝いてみえる。
犬が、垂れはじめた稲穂が、雑草が、電柱が輝いてみえるのです。
アパートへ戻ってみた妻もまた、
手をあわせたいほど尊くみえました」
「郷里へ戻ると父が毎朝、近くの神社へ私のために
参拝してくれていることを知りました。
友人のひとりは、山深い所にある泉の水を汲み、
長い道程を担いできてくれました。
『これは霊泉の水で、どんな病気にでも効くと言われている。
俺はおまえに何もしてやれなくて悲しいので、
おまえは笑うかもしれないが、これを担いできた』
彼はそう言って、1斗(18リットル)以上もありそうな
量の水を置いてゆきました。
また私が咳きこみ、苦しそうにしていると、
何も分からぬ娘までが、私の背中をさすりに来てくれるのです。
みんなが私の荷物を担ぎあげてくれている。
ありがたいことだと感謝せずにはいられません。
皆さん、どうもありがとう。
這ってでももう1度戻って、
残してきた仕事をしたいと願う気持ちは強いのですが、
咳きこむたびに咽喉をふるわせて出てくる血液を見て
いますと、もはやこれまでか、との心境にもなります。
どうも、ありがとう。」
日一日と悪化する病気に、もう猶予はできない。
ここまでくれば、いつ机に向かうことができなくなるかも
しれない。
とにかく『あとがき』を書くことにした。
「頼みがあります。
もし私が死にましたら、残るふたりの子供たちを、
どうかよろしくお願い致します。
私が自分の命の限界を知ったとき、
私にはまだ飛鳥ひとりしか子供はありませんでした。
そのとき、私はなんとしても、もうひとり子供が
欲しいと思ったのです。
それは希望というよりは、
むしろ祈りのようなものでした。
祈りは通じ、ふたりめの子供が
妻の胎内に宿ったのです。
妻はこれはあなたの執念の子ね、と言って笑いましたが、
私はどうしても、妻と飛鳥を、母ひとり子ひとりに
したくなかったのです。
3人が力を合わせれば、たとえ私がいなくても、
生きぬいてゆける。
妻がもし艱難に出逢うことがあっても、
子供たちふたりが心を合わせれば、
細い体の妻をきっと助けてくれる。
そう信じています」
そして、彼の死後、
「誰よりも悲しむであろう父母を慰めてやって下さい」と頼み、
「ありがとう、みなさん。
世の中で死ぬまえにこれだけ言いたいことを言い、
それを聞いてもらえる人は滅多にいません。
その点、私は幸せです。
ありがとう、みなさん。
人の心はいいものですね。
思いやりと思いやり。
それらが重なりあう波間に、
私は幸福に漂い、眠りにつこうとしています。
幸せです。
ありがとう、みなさん、
ほんとうに、ありがとう」
1人の若者が生きることの大事さを
教えてくれた生の記録である。
彼は最後の最後まで、
人間万歳を歌いあげたのである。
最後の最後まで「ありがとう」をいい続けたのである。
生きるということは1度しかない。
リハーサルなんかありはしない。
たった1度だけである。
どうか、この「生きる」ことを大事に大事に
生き抜いていただきたい。
(『致知』1987年7月号より)
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!!
今日は、94歳で今なお現役で
活躍されている名医の方のお話を
皆様にお伝えしたいと思います。
現在、行っております人間力向上研修
では 必ず「仕事観」のお話をさせて
頂いております。
「天職に目覚めるコツ」それは
目の前の与えられた仕事を、
一所懸命に行う事。そんなお話を
研修では 皆様にお伝えしています。
今日は、その言葉に関する、とても
貴重な お話をお聞きしましたので
皆様にも お伝えさせて頂きたい
と思います。
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伝説の名医と称される人がいます。
戦後、日本の小児外科の分野を開拓し、
94歳となったいまもなおクリニックの院長として
現場に立つ駿河敬次郎さん。
長きにわたり医師として活躍し続ける
その秘訣は何でしょうか。
また、これまで数多くの患者さんの命を
救ってきた体験を通して掴んだ「人生の心得」とは――。
「谷間に咲く百合のように」
駿河敬次郎(ノアクリニック院長)
※『致知』2015年5月号
連載「生涯現役」より
駿河 おかげさまで勲章なんかも随分たくさん
いただきましたが、
そんなものはこの世の誉れであって、
病気が治った子供たちやその親御さんの喜びが
私にとっての喜びでしたね。
それに、ほとんど助からないと言われる
難病の子供を救えた時の喜びは一入でした。
35年前のことですが、タイから生まれたばかりの赤ちゃん
を連れたお父さんが私のところに訪ねてきましてね。
大変難しい病気に罹っていて手術をしても
ほとんど助からないことはすぐに分かりました。
でも僅かでも可能性は残されていたので、
そのことをお伝えした上で手術を行うことにしました。
――結果はいかがでしたか。
駿河 これが何とか成功しましてね、
無事にタイに帰してあげることができたんですよ。
ところが後日、タイにその子の経過を見に訪れた際に、
私に会ってほしい人がいると言うわけですよ。
それでどこに連れて行かれるのかと思ったら、
タイの宮殿でした。
その赤ちゃんというのは、
タイ国王のお姉さんのお孫さんだったんですよ。
これには驚きました。
実はそのお孫さん、
いまは結婚をしていて子供もいるんです。
ついこの間も家族で私のところに遊びにきてくれました。
――息の長いお付き合いですね。
駿河 これはこの方だけに限ったことではなくて、
手術をした子供さんの経過は必ず見るよう
にしているんです。
手術をして切りっぱなしではいけません。
ちゃんと見続けてあげないと。
それに、そうすることでたくさんの子供たちが
成長していく姿を見ることができるので、
それが一番の喜びかもしれません。
お医者というのは、人を愛し人に愛されることが
絶対に必要だと私はずっと思ってきました。
お金持ちでも貧しい人でも区別なく
一所懸命診てあげるには、やっぱり気持ちが大事です。
人を愛し人に愛される人間になりたいと思う気持ちがあれば、
それが自然と行いに出てくると思うんですよ。
――駿河先生の患者さんに対する思いやりの心が
伝わってきます。
駿河 そのためには、やはり置かれた場所で
一所懸命やることでしょうね。
私の母がよく言っていました。
与えられた能力は人それぞれだけど、
自分の持ち場で力いっぱい仕事をすることで美しい花を
咲かせなさいと。
私は若い頃には小児外科で花を咲かせようと
一所懸命でしたが、
年とともにそれ相応の花を咲かせようと頑張ってきました。
高い山の上に咲く桜はもちろん綺麗ですけど、
誰も気がつかないような谷間に咲く百合の花であっても、
綺麗に花を咲かせればそれでいいんですよ・・・
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いかがでしょうか。
仕事観に関する「気づき」に満ちた お話だと
思います。
皆様方のご参考になれば幸いです。
今日も一日、張り切って行きましょう。
⇒ 福祉人材の人間力向上研修 みなさん、こんにちは!!
さて、今話題の処遇改善加算ですが
ご存じのとおり、「定量的要件」
として、賃金以外の処遇にお改善
取り組みが必要になります。
取り組み内容としては、事業所毎に
さまざまな取り組みがあるものと
思いますが、その一例として
厚労省が提示しているものを
ご紹介いたします。
●資質の向上
・実務者研修受講、喀痰吸引、認知症ケア、
サービス提供責任者研修、中堅職員に対する
マネジメント研修の受講支援
・研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動
・小規模事業者の共同による採用。
人事ローテーション・研修制度構築
・キャリアパス要件に該当する事項
(キャリアパス要件を満たしていない介護事業者に限る)
●職場環境・処遇の改善
・新人介護職員の早期離職防止のためのエルダー・
メンター(新人指導担当者)制度等導入
・雇用管理改善のため雇用管理改善の充実
・ICT活用による業務省力化
・腰痛対策など負担軽減のための介護ロボットや
リフト等の介護機器等導入
・育児休業制度の充実、事業所保育施設の整備
・ミーティング等による職場内コミュニケーション等の
円滑化による勤務環境やケア内容の改善
・事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成による
責任の所在の明確化
・健康診断・こころの健康等の健康管理の強化、
職員休憩室・分煙スペース等の整備
● その他
・中途採用者に特化した人事制度の確立
(勤務シフトの配慮、短時間正規職員制度の導入化)
・障害を有する者でも働きやすい職場環境構築や
勤務シフト配慮
・非正規職員から正規職員への転換、職員の増員
による業務負担の軽減
以上、皆さまもすでにお考えの事と思いますが
処遇改善加算の申請にあたりご参考になれ幸いです。
皆様 こんにちは!!
今年度の介護保険報酬改定
そして制度改定。
どちらも事業者様にとっては
厳しい内容となりました。
でも、そんな時だからこそ、
原点に立ち戻り、新たなスタートを、
と考えている事業主様もいらっしゃいます。
その原点とは・・・そうです「お客様
から学ぶ」です。
介護の現場では、直接、たくさんのお客様から
多くのご要望や、ニーズというものを
キャッチできます。
その二―ズやご要望に
いかに気づき、事業のヒントにしてけるか、
ここは、今後の事業経営に大きな影響を
もたらしてくれることがあります。
今日は、倒産の瀬戸際までいった
そんな会社がいかにして息を吹き返す
ことが出来たのか。
そんな記事をを皆様にご紹介
致します。
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「ゴホン! といえば龍角散」の
キャッチコピーで知られる医薬品メーカー・龍角散。
江戸時代中期に発祥し、
200年以上の歴史を持つ老舗企業です。
ところが、いまから約20年前には、
40億円もの負債を抱えていました。
現社長の藤井隆太氏はいかにして
そこから改革し、活力ある組織を創り上げていったのか――。
「お客様から教えられた自社製品の強み」
藤井隆太(龍角散社長)
※『致知』2014年9月号
特集「万事入精」より
※対談のお相手は、国内最大手のコンタクトレンズメーカー
メニコンの田中英成社長です。
田中 それにしても龍角散さんが
40億円の負債を抱えていたとは
思いも寄りませんでした。
何しろ「ゴホン! といえば龍角散」の
キャッチコピーは日本全国に知れ渡っていましたからね。
藤井 確かに全日本CM大賞をいただいたりして、
ブランドの知名度は高かったと思います。
だからといって売り上げがよいわけではないんですよ。
実際、売り上げはどんどん落ちていましたし、
私が帰ってくる前にいろいろと
新製品も発売したようですけど、悉く失敗です。
で、いよいよ万策尽きたという時に
私が引き継ぐことになったんですね。
父は病気だし、業績は悪いし、
新製品の売り上げは伸びない。
ところが、それよりも、
もっと深刻だったのは社員に危機感がない。
これが一番性質が悪い。
私が「会社危ないよ」って言っても
「何がですか?」という感じですよ。
田中 他人事だったわけですね。
藤井 社員に経営数字を明らかに
していなかったこともあるかもしれません。
けど、知っていた社員も
「これだけ知名度もあるし、歴史もあるし、何とかなるだろう」
「昔よかったからそのまま行けるだろう」
と慢心していたんです。
私は社長になる時、初めて経営数字を見せてもらったんですが、
その瞬間、どうやって他人様に迷惑をかけないで、
会社を清算することができるか、
正直言ってこればっかり考えていました。
田中 それほど深刻な状態だった。
藤井 これはまいったなと思いました。
ただ、私は10年間、営業やマーケティングをやって
きましたので、
いかに優れた製品やサービスであっても、
世の中の流れについていけなければ自滅してしまう
ということは分かっていました。
例えば、いまの活動的なビジネスマンには
匙に取って服用する龍角散は使いにくいだろうなと。
田中 どんなことから着手されたのですか。
藤井 確かに会社の売り上げは伸び悩んでいました。
だけど、まだゼロではない。
最低限売れていることは売れている。
これはなぜだろうかと。
そこでまずは徹底的に分析しようと考えたんです。
アンケートや店頭でのヒアリング、街頭インタビューなどを行い、
どういうブランドイメージなのか、
会社や製品に対して何を期待しているのかを聞き出していきました。
私は「こんな化石のような時代錯誤の会社はいずれなくなる」
と言われると思っていました。
ところが、面白いことに答えはそうじゃなかったんですね。
田中 ユーザーは何と?
藤井 「長年一つのことを守っているのは大したもんだ。
新しいことができなくても専門性があるからいいじゃないか」と。
それから驚いたのは看板商品の龍角散。
こんな時勢に合わない物を、
いまどき誰が買うかと思って調べたら、
これもすごいんですよ。
女性のグループインタビューをしていたら、
「妊娠中、産婦人科の先生から
喉の調子が悪くなった時は龍角散を買うように勧められた」と。
ハッと気がついて調べてみたら、
相談室の問い合わせのトップが
産婦人科の先生と妊婦の方でした。
後になって知ったのですが、
龍角散は喉の粘膜に直接作用する生薬で
一般的な薬のように血中に入らないため、
胎児への副作用も極めて少ないんですね。
あっ、そんな効能があったのかと。
これはまだまだやっていけると思いました。
自社製品の強みをもっと認識して、
そこを強化するべきだと、
その時初めて気づくことができたんです。
田中 ユーザーから製品の強みを教えられたと。
藤井 当時はまだいくつかの製品ブランドを展開していたんですが、
経営資源を龍角散ブランドに集中させ、
新商品開発や広告戦略を仕掛けていきました。
それによって、回復の兆しが見えてきたんです。
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いかがでしょうか?
皆様の、今後のご参考になりましたら
幸いでございます。
みなさん、こんにちは!!
この4月から新しく社会人になった方や
新天地を歩まれる方も、多いことと思います。
初めて社会に出た時
どのような心構えで仕事に挑んでいけばよいのか
その指針を得ることは大切でしょう。
21歳の若さで小さな食堂を切り盛りし、
現在、全国に308店舗、海外に75店舗展開す
人気和定食チェーンに育て上げた
大戸屋ホールディングス会長の三森久実さんが
語った
「20代を生きる上で大事なこと」とは――。
「20代の諸君よ、“桜となれ”」
三森久実(大戸屋ホールディングス会長)
※『致知』2014年7月号
連載「20代をどう生きるか」より
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20代を生きる上で何が大事か。
私の経験から言えることは、
20代で成功しようなどと考えないでいただきたい、
ということだ。
何よりもこの10年間は
人より苦労することが不可欠である。
かつての私がそうであったように
20代で財を成したり、名声を得た人のほとんどは、
後に失敗している。
一時的には成功しても、
いずれ引っくり返る時が来るのだ。
ビジネスの世界はそんな甘いものではない。
だから、20代で成功しようと考えるのは、
非常に危険なことだと思う。
20代はまず、自分の人生の志を確立すべきである。
そして、志が定まったらその一点に向かって
徹底的に人よりも働き、努力することだ。
1日24時間というのは
誰しも平等に与えられている。
その24時間をどう使うかによって、
人生の結果に大きな差が生まれてくるのである。
自分が掲げる理想と現実の間には
当然、大きな開きがある。
そのギャップを埋めるためにどうするか
ということを常に考え、
いま為すべきことを寝る間も惜しんで実践し続ける。
それが人生の基盤をつくり上げるのではないだろうか。
結局、真面目に必死に働く以外、
道はないのだとつくづく思う。
もう一つ、いまの20代の皆さんに
お伝えしたいことがある。
それは「桜となれ」ということだ。
桜は毎年、春になると
必ず綺麗な花を咲かせる。
当たり前と思うかもしれない。
しかし、その過程では、
秋の台風や冬の厳しい寒さ、
その他あらゆる自然災害に見舞われる。
それらを耐え忍び、春には必ず咲く。
桜はどんな苦難があっても
「一年に一回、綺麗に咲く」という目標を変えることはない。
その桜と同じように、人間も本来、
自分が思い続けることは必ず具現化できる生き物なのだ。
しかし、目標達成までの過程で
嫌なことや苦しいことが降りかかると、
すぐに諦めて目標を変えてしまう人が多い。
そして、そのたびに
「自分は運が悪い」
「お金がなかったから」
「あの人のせい」
と、できない理由を並べて、
自分を正当化する。
このような人生からは
何の果実も生み出すことはできない。
20代の皆さんにはぜひ桜のように、
何事にも耐え、諦めず自分の志を必死に追い続けてほしい。
そうすれば30代、40代で
人生の花を咲かせることができるのである・・・
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いかがでしょうか。
自分の人生を振り返ってみても
目の前の与えられた仕事を
精いっぱい、取り組むことに必死だっと
と思います。
ただ、これは今になって思い返すと
とても大切な時期であったと実感致します。
縁あって、ついた仕事(会社)に
簡単に自分の中で、結論をだすのでなく、
まずは、自力で壁を乗り越えることを
精いっぱいやってみる。
これにより、仕事を通じて、ひとは誰でも
成長することが出来、「桜」になって
花を咲かせる事ができるんですね。
皆様のご参考になれば幸いです。
⇒福祉人材の人間力向上研修
みなさん、こんにちは!
さて、介護保険法改正の中で、大きな変更点
の一つである、「生活行為力向上機能訓練」。
既にご存じの方も多いと思いますが
3月27日に「リハビリマネージメント加算」に
関する解釈通知が出されました。
3月27日に告知され、適用が4月1日という
かなり厳しいスケジュールになっておりますが
ともあれ、今後の リハビリに関する加算には
非常に重要な内容になっておりますので
是非、ご確認をお願い致します。
今回、特に注目されるのは、この解釈通知に
「チェックシート」や「個別機能訓練計画書」
など、具体的な「ヒナ型」が示されている事です。
今まで、事業所独自で管理されていた書式
を早急に、見直す必要があります。
今日は、取り急ぎ、その文書の冒頭部分
のみを転記致しますが 詳細および「雛形」
は、最後に示すURLにてご確認ください。
以下は、解釈通知の冒頭部分です。
「リハビリテーションマネジメント加算と
それに関連する各加算の算定については、
「指定居宅サービスに要する費用の額の算定に
関する基準(訪問通所サービス、居宅療養管理
指導及び福祉用具貸与に係る部分)指定居宅介護
支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に
伴う実施上の留意事項について」
(平成 12 年老企第 36 号。以下「留意事項通知」
という。)において示しているところであるが、
今般、基本的な考え方並びにリハビリテーション計画書等
の事務処理手順及び様式例を下記のとおりお示しするので
、御了知の上、各都道府県におかれては、管内市町村、
関係団体、関係機関等にその周知徹底を図るとと
もに、その取扱いに当たっては遺漏なきよう期されたい。
なお、本通知は、平成 27 年4月1日から適用するが、
平成 18 年3月 27 日老老発 0327001
厚生労働省老健局老人保健課長通知
「リハビリテーションマネジメントの基本的考え方
並びに加算に関する事務処理手順例及び様式例の提示
について」については、平成 21 年度介護報酬改定において、
一部のサービスのリハビリテーションマネジメント加算が
本体報酬に包括化された際の基本的な考え方等を示すもの
であることから、廃止しないことにご留意されたい。 」
詳細はこちらから
⇒http://www.roken.or.jp/wp/info/insurance/reha
みなさん、こんにちは!
以前 ブログでも ご紹介しました、
「東京都のキャリアパス導入促進事業」。
国が推進している「キャリア段位制度」
を導入し、介護職員が認定されることで
東京都から補助金が支給される、
というニュース
をお知らせしたかと思います。
今回、この内容に関する
説明会が、5月に実施される事
が決まりましたので、東京都の
介護事業者の方は、是非 ご参加される
ことを
お勧めいたします。
詳細は、下記にてご確認ください。
⇒http://www.fukushizaidan.jp/htm/110careerpath/index.html みなさん、こんにちは!!
さて、以前に、ブログでご紹介
いたしました著書「日本で一番
大切したい会社が分かる100の指標」
が、法政大学の学生が読む書籍で1位
になったというニュースをお聞きしました。
就職先選びは、まさに学生にとって
大きなハードルであり、またみなさん、
真剣そのものです。
先日、社会人を経験している大学院生と、
これから就職する大学生との懇談会が
ありまして
私も大学院生側で出席させていただきました。
学生の方々は、みなさん真剣そのもの。
我々の話に耳を傾け、メモを取り、質疑応答も
活発でした。そんな中、発売されたこの著作。
本来は、われわれ研究生が、良い会社の具体的な
指標を示すことによって、世の中にこのような
会社を一社でも増やしていきたいと、いう
想いで書かれた、いわば経営者に向けた著作
ですが
学生の就職先選びにも、大きな影響を与えそうな
気配を感じています。
一方、われわれも、ひとの人生に大きな影響を
あたえることになる
内容を発表することの 責任の重さを痛感する
とともに、自らの会社を「見る目」をさらに
研鑽していくことで、これからも一層、
みなさまに
有益な情報提供をさせて頂かなければ
ならないことを実感した瞬間で
ありました。
みなさも今日一日、素晴らしい一日で
ありますように。
みなさん、こんにちは!
さて、今日は人事制度・キャリアパスについてお伝え
したいと思います。
来年度からの報酬改定で大きく変わる
処遇改善加算。その必要要件になったのが
「キャリアパス」です。
今求められるキャリアパスについては、
弊社のセミナーでじっくりお話させて
頂くとして(笑)、今日は最近、ある
関係者から聞いたお話をご紹介
致します。
みなさん、最近、医療職員や介護職員の
引き抜き合戦がはじまっているのは
ご存知でしょうか?
介護職員の人手不足もここまで
きたかぁ、といった感じです。
「今の給与に月額で2,3万高く出せる」
と言われ、さらに「君なら4万円かな」
そういわれて転職して1年後に、
「失敗した」と思う人もいる。
そこで、振り返って頂きたいのは
自分が上司だったとして、本人から
そんな状況を打ち明けられたとき、
「月額の給与が2~3万円増えるだけで
転職して大丈夫か?よく考えてみろよ」
と言えるかどうか、ではないでしょうか?
とかく、人間は目先のお金に目がいって
しまう事はよくあります。でも
良く考えてみると賞与は?年収は?
研修制度は?有給は?キャリアパスは?
評価制度は?育児休暇は? などなど、
トータルで比較したら
やっぱり、と踏みとどまらせるような
ものを具体的に提示できなければ
目先に流されてしまう方も多いと
ようです。
まさに、それを示せるものがキャリアパス
であり、人事制度なのです。
そして、それを、きちんと管理者が部下に
説明できるようにしておくことが、いざという
いうときに、離職を止める有効な手段にも
なるうるものと思います。
もちろん、人事制度の目的は、「人材育成」
であり「能力開発」であり、さらには「働き甲斐」
を与えるプロセス、そのものです。
このような事態を想定して、そのために作る、
といったものではないことは当然ですが、
しかし、最近の人手不足の状況を反映して
こんなことが起こってくるような事態になると
直接的に離職を止める有効な手段にも
なることを、皆様にもお伝えしたいと
思いました。
皆様も一度、自社の状況を振り返って
みられてはいかがでしょうか?
何かのヒントになれば、幸いです。
⇒処遇改善加算対応キャリアパス構築コンサルティング
みなさん、こんにちは!!
さて、今年度の人間力向上研修が
始まりました。
今年も、多くの皆さんとお会いし
たくさんの「気づき」を与え、そして、
こちらも
皆さんからたくさんの気づきを「与えられる」
出会いに、今からワクワクしています。
この研修を初めて
今年で3年になりますが、毎年 受講生の
皆さんの感じ方が、少しづつながら
変化してきているような・・感じ方が
深くなっているような・・・
そんな 気がしています。
今日は、先日行われたある社会福祉法人
さんでの受講後アンケートのなかから
あるベテラン介護職員の方の
ものをご紹介いたします。
「サービス業のなかでも、直接、人から
「ありがとう」の言葉を頂ける介護という
仕事は、本当にやりがいのある仕事なんだと
改めて感じることが出来ました。
実際に、利用者様と接して、笑顔や感謝の気持ち
を向けられることが多々あり、その際に
幸せな気持ちになるし、疲れも癒されることを
身をもって経験することがあります。
改めて、介護職について良かったと思います。
今日の研修で、再度、自分の気持ちに
気付くことが出来て本当に良かったと
思っています。これからも、毎日
感謝の気持ちを忘れず、この仕事を
精いっぱい、していきたいと思います。
ありがとうございました。」
こちらこそ、貴重な気づきを感じて
頂き、本当にありがたいと思います。
これからも、少しでも皆さんの
「心の支え」になれるよう、こちらも
精いっぱい、伝えていきたいと
思っています。
今年もこの研修で、たくさんの施設
に伺う予定です。
みなさん、是非 楽しみに待っていてくださいね。
⇒福祉人材の人間力向上研修