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介護職員の採用と育成について思う

みなさん、こんにちは。

これから、このブログで「介護職員の採用と育成」
について、皆さんと考えてみたいと思います。

私の活動の中で、介護事業経営者にお集まり頂く
経営セミナーや職場のリーダー層や管理職の方々
にお集まりいただく研修会で、お話をお聞きすると
そのほとんどの方は、この問題にお悩みを持たれて
いるものと感じます。

そこで、今回は「採用」について取り上げて
考えてみたいと思います。

ご承知のとおり、労働力の需給バランスが完全に
崩れており、人手不足感がどこにもあります。

でも、私はこんな時だからこそ、採用は慎重に
その方の人間性を見極めることが大切である
ように思います。


往々にして、職員が辞めその穴埋めにと焦って
採用してしまうと、人を見る眼が「曇って」
しまう事ってありませんか?

もちろん、人員不足の中で、現場を回していく
職員の皆さんは、それこそ大変だと思います。

でもそこで、「意に沿わない」方を焦って採用して
しまったら、その後の苦労がまた大変、という
ことをご経験された方も多いのではないでしょうか。

ご承知のとおり、一度雇用すれば、簡単に解雇はでき
ません。ちなみに、「試用期間」終了後に本採用を
しない場合でも、それは「解雇」にあたる場合も
あります。


私の尊敬するある病院の院長がおっしゃって
いましたが、
人で不足で現場が困っているとき

「必ず、私の責任で、良い人材を採用しますから
いまは大変だけど、もうすこし頑張ってください」

と現場に御願いするそうです。そこには、現場の
皆さんが、院長なら良い人材をいつかは採用して
くれるという信頼感があり、

そして、「職場を乱す人が来るくらいなら、今の
苦労の方がまだまし」というふうに全員が思って
いる、ということをお聞きしました。

そして、その院長はその方が自分の病院の
「理念」に共感してもらえる方かどうかを
時間をかけ、院長自ら面接を行うそうです。

やはり、人材を人材に育て上げるためには、
採用の時点で、

いかに「いい人材」を確保できるか。

「良い人材の確保」は、その「育成」よりも、
もっと難しいことかもしれません。


そこには、どれだけ「採用」という局面で「人」
を観ることができるのか、そして、どういう人と
一緒に、どういう職場をつくり上げていきたいのか。

その信念のもと、「採用」に取り組んでいけたら
結果として、いい人材にめぐり合う機会も増える
ような気が致します。

皆さんは、どうお考えでしょうか?_

2014年 介護経営セミナー開催

みなさん、こんいちは。

今年、2014年の介護経営セミナーを今年も開催します!!

今年のテーマは「社会保険制度改革を見据えた賃金改定と
        賃金制度の再構築」です。

介護報酬改定により収益が減少した場合に人件費をどうコントロールするかは経営にとって大きな課題です。単純にコストとして捉え昇給を行わないという事を行えば、職員は今後の生活設計に不安と不満を抱くことに繋がります。賃金は職員の働きを認め、その働きにふさわしい処遇を実現することで、職員の仕事に向かう意欲を引き出す機能を持ちます。そしてその「働きにふさわしい処遇」を決定する仕組みがキャリアパス(職能資格制度)と人事評価制度です。今回のセミナーでは3つの制度(キャリアパス・人事評価・賃金制度)をどのように連動させれば、組織の活性化を実現できるのか、事例を通じて解説します。特に、賃金制度については、3つの側面(人件費としてのコスト、職員の生活費、職員の動機付け機能)をどのように考えて、制度として再構築することが必要がなのか、その具体例について分かりやすく解説致します。人事制度・賃金制度を見直し、人件費の適性コントロールと組織の活性化を目指されている介護施設の皆様方の多くのご参加をお待ちしております

【開催日時】  2月開催 :2月19日(水)   2月24日(月)   13:30~16:30  受付13:15
        3月開催 : 3月12日(水)  3月17日(月)   13:30~16:30  受付13:15
           全日程 ともに同じ内容です。     ご都合の宜しい日に ご出席ください。  

【場所】 新宿区産業会館(BIZ新宿)  新宿区西新宿6丁目8番2号  TEL:03-3344-3011
【講師】 林 経営労務コンサルティング オフィス 代表(社会保険労務士)   林 正人 
【料金】 5000円/人(税込)   


第1部 介護報酬改定等の情勢を見据えた賃金改定   
賃金制度の再構築の前提となる人事制度(キャリアパス)の設計      
      ●等級制度をベースにした等級制度構築のポイント
      ●人事評価制度構築のポイント

    賃金制度の再構築の進め方     
      ●基本給の設計
      ●諸手当の設計
      ●業績と連動した賞与制度
      ●モデル賃金の作成と賃金水準妥当性の検証と将来像の明示
      ●運用のポイント
第2部  介護職員 戦力化・活性化のシステムについて(事例紹介)

訪問介護事業者の皆さまに向けて

みなさん、こんにちは。

昨日は、東京中野区の社会福祉協議会訪問介護部会
にお招きで、「訪問介護経営者セミナー」を実施
いたしました。

当日は、とても北風が強く寒い中、また夕刻開催で
皆様大変お疲れの中にも関わらず、35名の御出席者
にお集まりいただき、大変熱心に受講頂きました。

内容は
●2015年の介護保険法改正~予防介護事業の行方
●ヘルパーさんの育成とキャリアパス
●身近に起きている労務問題(訪問介護の事例紹介)
●介護事業者が活用できる助成金

についてお伝えしました。

2時間という短い時間でしたが、身近な問題を分かりやすく
解説させて頂きました。

受講者のみなさんにお役にたてる情報を今後とも引き続き
お伝えしていくことを約束し、セミナーは無事終了。

受講生の皆さま、そしてご協力頂きました中野区社会福祉
協議会の皆様、本当にありがとうございました。

人間力研修@千葉社会福祉協議会


熱気ムンムンの研修風景です


「自己反省のこころ」をお伝えしています

みなさん、こんにちは。

前回のブログでお知らせした千葉県社会福祉協議会
での「若手介護職員向け人間力向上研修」が先週
18日に終了いたしました。

今回は2日目ですが、一人の欠席者もいらっしゃらず
また、前回の研修で親しくなった方々が研修スタート
の前から、楽しそうに会話をされていました。
そんな、やわらいだ雰囲気の中で研修が始まりました。

午前中は福祉の世界で大切にしたい「ココロ」の
お話をたっぷりといさせていただき、皆さん、熱心
に聞き入って頂きました。
「明日から元気に仕事が出来そうです」
「心が落ち込んだときに、どう考えれば、また元気を
 取り戻せるのか、わかった気がします。明日から
 やってみます」
「ご利用者や自分を支えてくれているみんなに
 感謝の気持ちを伝えていきたいと思います」

・・・・こんなご意見を頂けると、こちらも益々
嬉しくなり、知らず知らずにアクセル全開の「ノリノリ」
状態で、お伝えすることができました。

そして後半は、受講生が主役です。1人1人出席者
全員にお話しして頂く時間もあり、そして映し出された
映像に涙される方がいたり・・・・

短い時間でしたが、みなさんそれぞれが、「気づき」
を得ていただいたことに感謝、感謝でした。

さらに、今度は、「うちの施設で、この話をして
ください」などのありがたいご依頼もいただく
事が出来ました。

そして、このような研修の場をご提供頂きました
千葉県社会福祉協議会の皆さま、そして、いつも
支えてくれているスタッフそして家族に改めまして
感謝の意を表したいと思います。

本当にありがとうございました。


介護人間力向上研修@千葉県社会福祉協議会

皆さん、こんにちは。

昨日は、千葉県の社会福祉協議会にて「介護人間力向上研修」
を実施させて頂きました。

当日は、前日までのポカポカ陽気から打って変って、
雪でしたが、40名の元気な介護職員の方にお集まり頂き、会場は
熱気にあふれ、暑く感じるほどでした。

今回のご参加者は、比較的入職されて日の浅い職員の方が
多かった為か、ほとんどの方が初対面にも関わらず、グループ討議ではみんな和気あいあいで盛り上がってくれました。

下記は受講生の書かれた感想です。

●笑顔トレーニング・・・
 「ただ、挨拶するのでなく、アイコンタクトをとり笑顔で
  挨拶することが相手に好印象をあたえるのだと、実際に
  行ってみて感じました。
  普段、何げなく挨拶していましたが、笑顔トレーニングの
  実践を活かし、習慣づけていけるよう今後の職場で使って
  いこうと思います。」

●朗読を聞いて
  「自分に照らし合わせながら朗読を聞きました。自分が気づき
   自分が意識を変えていく、この一つ一つの積み重なる努力と
   思いやりが自分の成長と生きがい、そして周りのひとを
   幸せにしていけるのだと思いました。
   この発見を大切にし、今後の業務にいかしていきたい
   と思います。


他にもたくさん気づきの声を頂き、その気づきを、今日から職場や
プライベートで活かしてくれるものと期待しています。(期待では
なく、しばらくはその実践を宿題にしてきました、次回までの・・)

次回がとても楽しみでです。

それではまた。

今年もやります「介護職員人間力研修」

みなさん、こんにちは。

昨年から介護職員の方に行っている研修の
「介護人間力向上研修」。

昨年一年で、初年度ながら350名の介護職員
の方々に受講して頂き、本当に感謝です。

そして、すこしづつ、受講生の行動が変わって
きたり、受講しているときの顔つきに変化が
見られると、こちらとしてもとても嬉しく
なります。

なんか「人間力」などというと、すこし敷居
が高いように思われる方もいらっしゃいますが
実は、日常の「当たり前の事」の意味を理解し
毎日実践し、習慣にすることで、人間力が磨かれる
という事なんです。

研修では、そのことを気づいていただけるような
色々なメニューを皆様にご提供していきます。

今回、ホームページのリニューアルで、研修風景
の動画も入れましたので、是非、ページをのぞいて
見てください。

それでは。

介護業界の人事制度について思う事

みなさん、こんにちは。

最近、介護業界のお客様から人事評価制度を整えたいという御要望
をよく頂きます。

そして、直接会ってお話をお伺いすると、お客様のお悩みはある種
共通していることを感じています。

例えば

●「外部コンサルタントにお願いし、人事評価は作ったけれど・・・一般企業と同じ
評価内容になっているので、介護の職場にはなんとなくしっくりこない。人事評価自体に信頼感がない」

●「マイナス評価に該当する職員が本当はいた筈なのに、ほとんどマイナス評価は出来ず、プラス評価の職員と現状維持職員ばかりになり、給与原資配分から考えて、より高い評価を与えて、昇給させたい職員が出にくくなり、「横一線」から抜け出せない」

●「協調性、規律性、責任性などの評価が大半で、実際の「仕事のスキル」についての評価項目が
少ない。そのため現場でのスキルアップが評価されていない」

●「評価項目自体が抽象的な表現なので、実際の現場でどんな行動をとれば評価させるのか、具体的に判らない。結果として評価者の感覚評価になってしまい、従業員に不公平感が蔓延している」

●「人事評価が「給与を決める為の手段」という認識で評価のための評価になっている。社員のヤル気やモチベーションを促進するものにはなっていない」


このようなお悩みをお受けしている中で、どのような人事評価制度
であれば、それを解決できるのか、私なりに考えました。

そして、介護業界にあるべき人事評価制度を、「形」にしてみました。それが「介護業界専門特化型人事評価制度」です。

今回、その内容をホームページのリニューアルに伴い、アップ
しましたので、是非 ご覧ください。

それでは。

消費税増税に伴う介護報酬の改定

2014年4月1日より消費税が5%→8%に上昇するのを受け、介護報酬についても見直し・改訂が行われ、2014年1月15日に公式発表が行われました。まだご覧になられていない方は、早急に確認することをおススメします。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000034731.html

平成26年度介護報酬改定の概要(介護保険サービスに関する消費税率8%への引上げ時の対応)
?.改定率について
○ 平成26 年度の介護報酬改定は、本年4月1日に予定されている消費税率8%引上げに伴
い、介護サービス施設・事業所に実質的な負担が生じないよう、消費税対応分を補填する必
要がある。
このため、0.63%の介護報酬改定を行うものである。
?.介護報酬における対応
○ 上乗せの方法としては、基本単位数への上乗せを基本としつつ、消費税負担が相当程度見
込まれる加算があれば、それらにも上乗せを行う。
○ 具体的な算出に当たっては、「平成25 年度介護事業経営概況調査」の結果等により施設・
事業所の課税割合を適切に把握した上で、消費税率引上げに伴う影響分について必要な手当
を行う。
○ 基本単位数への上乗せ率は、各サービスの課税割合に税率引上げ分を乗じて算出する。
○ 加算の取扱いについては、基本単位数に対する割合で設定されている加算、福祉用具貸与
に係る加算の上乗せ対応は行わない。
以上は報告書の抜粋です。

2月度 介護経営セミナー開催

セミナータイトル「社会保障制度改革を見据えた今年の賃金改定と
人事・賃金制度再構築の実際」

【開催日時】  2月19日(水)    2月24日(月)  13:30~16:30   受付13:00~
両日ともに同じ内容です。ご都合の宜しい日に ご出席ください。  

【場所】 新宿区産業会館(BIZ新宿)  新宿区西新宿6丁目8番2号  TEL:03-3344-3011
【講師】 林 経営労務コンサルティング オフィス 代表(社会保険労務士)   林 正人 
【料金】 5000円/人(税込)   

介護報酬改定により収益が減少した場合に人件費をどうコントロールするかは経営にとって大きな課題です。単純にコストとして捉え昇給を行わないという事を行えば、職員は今後の生活設計に不安と不満を抱くことに繋がります。賃金は職員の働きを認め、その働きにふさわしい処遇を実現することで、職員の仕事に向かう意欲を引き出す機能を持ちます。そしてその「働きにふさわしい処遇」を決定する仕組みがキャリアパス(職能資格制度)と人事評価制度です。今回のセミナーでは3つの制度(キャリアパス・人事評価・賃金制度)をどのように連動させれば、組織の活性化を実現できるのか、事例を通じて解説します。特に、賃金制度については、3つの側面(人件費としてのコスト、職員の生活費、職員の動機付け機能)をどのように考えて、制度として再構築することが必要がなのか、その具体例について分かりやすく解説致します。人事制度・賃金制度を見直し、人件費の適性コントロールと組織の活性化を目指されている介護施設の皆様方の多くのご参加をお待ちしております。

第1部 介護報酬改定等の情勢を見据えた賃金改定

 賃金制度の再構築の前提となる人事制度(キャリアパス)の設計
      ●等級制度をベースにした等級制度構築のポイント
      ●人事評価制度構築のポイント
 賃金制度の再構築の進め方
      ●基本給の設計
      ●諸手当の設計
      ●業績と連動した賞与制度
      ●モデル賃金の作成と賃金水準妥当性の検証と将来像の明示
      ●運用のポイント

第2部  介護職員 戦力化・活性化のシステムについて(事例紹介)

お申込みは下記URLにてダウンロード頂きFAXにて送付頂くか又はホームページ問い合わせ欄からアクセスし、「セミナー申し込み」とご記入ください

https://www.hayashi-consul-sr.com/file/20140125_seminar.pdf

社会福祉法人のあり方に関する検討会

 皆さん、こんにちは。

 早速ですが、昨年(2013年)12月16日に公表された資料を取り
 急ぎ、皆様方に共有させて頂きます。
 
 レポートタイトルは「社会福祉法人の大規模化、協働化等に
 ついて」です。今後の法人経営のご参考にして頂ければ幸いで
 ございます。特にレポートの13P~19Pは興味深い
 内容になっています。

 https://www.hayashi-consul-sr.com/file/20140111_material.pdf

 ご参考になれば幸いです。

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03-6435-7075(平日9:00~18:00)

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