スタッフの採用活動で院長先生は履歴書から何を読み取るべきか
書類選考の履歴書には多くのヒントを隠れています。
使い方としては、面接を行うかどうかのフィルターだけとして使う場合が圧倒的におおのではないかと思います。
ポイントを押さえて読み込むことによって読み取ることが出来ることがいくつかあります。
どこを見るかとというと3つのポイントがあると思います。
- 転職回数
- 在籍期間
- ブランク(空白期間)
の3つです。
1,転職回数
1つ目は転職回数ですが、転職回数は非常に重要なヒントが含まれています。
回数については、年齢に比してどのくらいの転職回数があるかです。
40台50台の方であれば3回、4回の回数でもそれほど違和感のある回数でもないですし、その中身次第では順調にステップアップして来られた方も多いですし、回数で一概に申し上げることはできません。
ただ年齢、キャリアが少ないにも関わらず、転職回数の多い方については、そこはしっかりその理由は見るべきだと思っています。
これは、いままで転職回数が多いようにこれからも繰り返す、つまり当社も早く辞めてしまうのか、または今までは繰り返してきたけど当社でピタッととまるのか、そこが重要なわけですね、それには面接でしっかりとその理由を聞こうと、面接に臨むのと、最近転職は当たり前だからね、という感覚であまりそれを気に留めないで臨むのとは大きな違いがあるということです。
2,在籍期間
2点目は在職期間です。
例えばAさんは最初に新卒で長い期間つとめたけども、最近にどんどん在籍期間が短くなっている。一方Bさんは、最初は何回も転職を繰り返していたけども、直近は10年近く
しっかり働いていて、今回久しぶりの転職であるという方とします。
このAさん Bさん
転職回数は同じでも、この在籍期間の傾向で少し異なる人物像が見えてきます。
3,ブランク(空白期間)
3つめは空白期間です。
これは在籍期間の間にブランク期間が無いかということです。
これは、本当によく見逃されがちです。
かつ 重大なヒントは眠っていることが多いのです。
多くお場合、親の介護、体調不良、転職活動期間であったり、いろいろな理由があるのですが、読み取る側としてはそれをほとんど見ないで、どんな会社で、どんな仕事をしていたのかに関心が集中してしまって判断している。
このブランク期間ですが、その理由を聞くにはもちろん一定の配慮が必要かと思います。
ただ、丁寧な言葉と態度でその期間の質問をするということは必要だろうと思います。