【職員採用面接】院長先生に面接前に絶対確認してほしいポイント
1回か2回の面接、時間にしてせいぜい2時間程度で、5年から10年くらい一緒に働いてもえらえる人を探すわけです。
もちろんそれを見抜くのは難しいです。
とはいうものの、その中で、少しでもそれを見極めようと面接に工夫をしていくことはとても大切なことです。
1,面接での突っ込みポイントを事前に整理しておく
面接の中では、これまでどんな仕事をしてきたか、とかどんな成功や失敗がありましたかとか聞いていくと思うのですね。それに対して求職者が答えることを鵜吞みにするだけでは見抜けないということです。
当然ですが。面接という場では、当然自分をよく見せるような話し方をするものです。なので、そこをどのように突っ込むかの視点が必要です。
本当に自分自身でどこまでやったのか、本当なら、もっと生々しく、具体的に、失敗も含めて話せるのではないかという視点確認してみる。
大切なのは、そのような突っ込んだ会話の中から、人物像が見えてくることもあるということです。通り一遍の会話で、とても感じのいい人だということで絶賛して採用した結果、結局長続きしないといった結果にならないように。これは相手がわるいのではなく、面接をきちんと出来ていないことに原因があるのです。
もう1つ 協調性。
この問題は退職理由(社風が合わない、人間関係が合わない)といったになる。
入ってみないとわからないと思いがち。
ただ、面接の答えである程度分かる部分があります。
質問①いままで自分と会わない人とどのように接してきたか?行動実績を聞く。
その時の対人能力を見ること。どういう人が合わない人?そのようなときにあなたはどうするか? 反応も分かれる、例えば、やるべきことをやらない人とは合わない、周りに迷惑をかけるような人とも合わない。といった場合に、それでも自分はこのようにして、自分の行動を変えていった、などの回答は協調性〇になるわけです。
2,人物をより客観的に見る方法を二つご紹介いたします。
一つ目は、職場に合うかどうかを見るときの方法として、入社後一緒に働いてもらう社員に会ってもらい意見を聞いてみる方法です。
やはり複数の「目」で多角的に見る方が、客観性も増し、良い判断ができるものと思います。
二つ目は、「適性診断」の実施です。
候補者の性格、メンタリティー、職務適性等を多角的に示してくれます。もちろん、100%のモノではありませんがかなりの確率で「的確」な診断となるものと考えています。
当社では約10年近く、多くのクリニック様や医療・介護の事業所に採用時適性診断の活用頂いておりますが、入社後の状況をフォローしてみますとその的確性には一定の信頼をおいています。