厚労省、介護職員処遇改善加算のQ&Aを発出 実績報告書の書き方など解説
厚生労働省は7日、介護職員の処遇改善に向けた介護報酬の3加算(*)をめぐり新たなQ&Aを公表した。介護保険最新情報Vol.1159で周知している。
* 処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ支援加算を指す。
昨年度の実績報告書の書き方などが解説されている。掲載された問答は次の通りだ。
=問い=
昨年度の実績報告書の別紙様式3-2について、各加算の「グループ別内訳」には、グループ別の賃金改善額を記入するのか、それともグループ別の加算額を記入するのか。
=答え=
グループ別の実際の賃金改善額ではなく、グループ別に加算を配分した額(本年度の加算の総額を、グループごとの賃金改善額の割合に応じて按分するなどして算出した額)を記入すること。
なお、昨年度の実績報告書の別紙様式3-2について、各用語の意味は下記。
◯ 本年度の加算の総額=都道府県の国保連から処遇改善加算などとして事業所に支払われた額。
◯ グループ別内訳=「本年度の加算の総額」の内訳。このため、各加算の「グループ別内訳」の合計は、各加算の「本年度の加算の総額」と一致する。(介護ニュース)
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