保育士が園児たたく 2018~21年度 「戒めのつもりだった」
川市は27日、市立第二保育所(同市木売新田)で2018~21年度にかけ、50歳代の女性保育士が複数の園児の頭をたたくなど、不適切な行為をしていたと発表した。
市によると、保育士は複数の年長の園児に対し、こめかみに当てた拳を回したり、頭をたたいたりしていた。いずれも子どもにけがはなかったとしている。
今年6月中旬、匿名の通報が市に寄せられて判明した。保育士は市の調査に「しつけや戒めのつもりだった」と話している。
市は、外部有識者を含めた検討チームで今回の要因を分析するほか、研修の実施やガイドライン(指針)を作成して再発防止を図る。関係職員の処分についても「必要な調査を進める」(中原恵人市長)としている。(読売新聞電子版より)