利用者と職員計30人が発熱や発疹訴える 手足口病が教育・保育施設1か所で集団発生 盛岡市内は今年度初 岩手県内定点あたり平均感染者数10人超えで警報レベル続く

利用者と職員計30人が発熱や発疹訴える 手足口病が教育・保育施設1か所で集団発生 盛岡市内は今年度初 岩手県内定点あたり平均感染者数10人超えで警報レベル続く|TBS NEWS DIG

盛岡市保健所は31日、管内の教育・保育施設1か所で急性ウイルス感染症の一種・手足口病が集団発生したと発表しました。利用者と職員計30人が発熱や発疹の症状を訴えました。今年度手足口病の集団発生は盛岡市内で初めてです。

盛岡市保健所によりますと、利用者と職員の合わせて約100人が在籍する教育・保育施設で、7月16日から26日までに利用者29人と職員1人の計30人が発熱や発疹の症状を訴えました。このうち医療機関を受診した17人が手足口病と診断されたということです。症状のある人はいずれも回復または回復傾向で、入院した人や重症者はいません。
岩手県によりますと、7月22日から28日までの県内の定点医療機関あたりの平均感染者数は10.80人で、警報値(平均感染者数5人)を超えた前の週を4.62人も上回り、感染が拡大しています。
手足口病は乳幼児を中心に夏に流行する急性ウイルス感染症です。県は予防方法として▽せきエチケット▽便の中にウイルスが含まれている可能性があるため石けんや流水で十分な手洗い▽集団生活でタオルの共有を避ける▽症状があれば早めに医療機関を受診して外出を可能な限り控える-よう呼びかけています。

(TBSニュース電子版より)

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