いま、なぜDXが必要なのか ~AIとRPAで変わる介護の仕事~
「記録も請求も終わらない」「人が足りないのに業務ばかり増える」 。そんな声が、いまも全国の介護現場で広がっている。
人手不足と業務の複雑化が重なり、職員も管理者も「もう回らない」と感じながら毎日を必死にこなしているのではないだろうか。こうした慢性的な負担を減らす手段として、いま介護業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)への注目が高まっている。
たとえば、記録・勤怠・請求・情報共有などの業務を、デジタルの力で「仕組み化」することで、現場のゆとりを生み出す動きが各地で進行中だ。こうした動きを支える制度も少しずつ整いつつあり、例えば、ICT導入補助金や生産性向上推進体制加算などがその一例である。
今こそ「変えられない」と思っていた現場に、現実的な変化を起こすチャンスが訪れている。
本ウェビナーでは、医療・介護分野に特化して経営支援を行う株式会社日本経営より、大日方光明氏をお招きし、事例をもとに「自分たちにもできそう」と思えるヒントをお届けする。
ウェビナーのお申し込みはこちらから↓ ※参加費無料
https://lp.automation.milmo.jp/news/2504253008
◆「やってみたら、こんなことができた!」介護現場のDX実践例
「DX」と聞くと、何だか難しそう。介護の現場ではそう感じる方が多いのも事実だ。新しい仕組みをいれるには時間も手間もかかりそうだし、うちの職員に使いこなせるだろうか…と不安になるのも無理はないだろう。
でも実際には、ちょっとした業務の見直しが、大きな変化を生んでいる事例が出てきている。例えば、利用者契約や個人情報の同意書など、紙でやり取りしていた書類を電子契約に切り替えたことで、印刷・郵送・ファイリングといった作業が大きく軽減された事業所もある。「契約対応にかけていた時間が半分以下になり、ミスも減った」と話す。
別の事業所では、日中の固定電話にAIの自動応答を導入。「職員がケア中に呼び出される回数が減り、目の前の支援に集中できるようになった」と、現場のストレスが軽減された実例もある。
どちらも特別なシステムや高額な投資ではなく、比較的導入しやすい範囲での取り組みである。費用対効果も高く、精神的なゆとりが戻ったという声は少なくない。
「DX=難しいこと」ではなく、「現場のやりにくさを解決する工夫」だと捉えた時、きっとあなたの現場にも改善の一歩が見えてくる。
◆「全部は無理…」そう感じる現場こそ、小さな一歩から始める
それでもDXは「すべての業務を一気にIT化するような、大がかりな取り組みが必要なのでは」と身構えてしまいがちだ。しかし、実際に成果を上げている多くの介護事業所は、ごく小さな見直しから始めている。
「月末の業務がしんどい」「紙の整理が追いつかない」「電話対応で集中できない」
そんな日々の「ちょっとした困りごと」こそ、DXの入り口となる。
たとえば、1部署・1業務だけに絞って見直してみる。現場の職員と一緒に「どこに手間がかかっているのか」「何を変えたら楽になるか」を話し合うだけでも、大きな一歩である。完璧を目指す必要はなく、重要なのは「続けられる」形で始めることだ。
今回のセミナーでは、医療・介護に特化した経営支援のプロである日本経営と、現場のICT支援に実績のあるウェルモが、現場に合ったDXの始め方を、実践例を交えて具体的に紹介する。「うちには無理かも」と思っていた方にこそ、役立つヒントがきっと見つかるはずだ。
ウェビナー開催概要
主催:株式会社ウェルモ
講師:大日方 光明 氏(株式会社日本経営 戦略コンサルティング部 副参与)
共演:清水 良祐(株式会社ウェルモ 研究開発室 室長)
日時:2025年4月25日(金)13時00分~14時00分
2025年4月30日(水)13時00分~14時00分
2025年5月8日(木)13時00分~14時00分
参加方法:オンライン(Zoom)
費用:無料
定員:各回500名
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