介護記録や連絡は話すだけでOK! エクサウィザーズ「CareWiz」にインカム機能

介護記録や連絡は話すだけでOK! エクサウィザーズ「CareWiz」にインカム機能

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介護現場の負担軽減に向けてエクサウィザーズが展開するAIアプリ「CareWiz 話すと記録」− 。新たなインカム機能が15日に追加され、音声だけでスタッフ間の連絡が取れるようになった。スマートフォンの操作も不要となり、利便性が一段と向上する。

「CareWiz 話すと記録」は、介護の記録や申し送りといった業務を発話だけで済ませられるアプリ。例えば、利用者の名前や介助の内容などを音声メモのように声に出して言えば、残りの仕事は丸投げでいい。AIが関連する重要な言葉を読み取って記録化する。それを他のスタッフが素早く、分かりやすく把握できるよう、カラフルなカード形式で保存・共有してくれる。

介護記録AIアプリ「CareWiz 話すと記録」に「インカム機能」を追加

新たなインカム機能では、スタッフ間のリアルタイムの連絡、情報共有にも対応。スマホを介することなく、メッセージを口にするだけで音声データを自動送信できる。ケアコネクトジャパンの「CAREKARTE(ケアカルテ)」とも連携しており、介護記録、情報連携、保険請求までを一気通貫で行える点もポイントだ。

静岡県静岡市のグループホーム「スマイル住まいる大岩」では、このインカム機能を試験的に利用している。取材に応じた担当者は、「職員が利用者から目を離す時間が減った。以前はケアの合間にスマホ画面に目を落とす場面もあった」と説明。「手がふさがっている状況でも連絡ができるようになり、無駄な作業が減った。業務がスピーディーに進むようになった」と変化を語ってくれた。

今回のインカム機能の追加により、「CareWiz 話すと記録」は介護現場の負担軽減を進めるための補助金の対象にもなった。エクサウィザーズの担当者は今後に向けて、「介護職がいかに手を空けられるか、いかに業務に集中できるようになるかを意識して、現場でより一層使いやすい仕組みとなるようアップデートを重ねていく」と意欲をみせた。

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