延岡の保育士が手製カレンダー 「コロナ禍でも日々を楽しんで」と作成
延岡市在住の保育士・いぬどうあいさんが3月19日、手製の4月始まりカレンダーの販売を開始した。(日向経済新聞) 【写真】カレンダーの数字や文字は一つ一つ形が違う いぬどうさんによると、カレンダーは2020年と2021年にも作成し、今年で3作目。イラスト、デザインをいぬどうさんが手がける。4月始まりにしたのは、新生活応援の意味も込めたという。 いぬどうさんは「絵の具を塗った紙をスキャンしてパソコンに取り込み、パソコンで作業して作成した。イラストの題材はその月に合うものを連想して考えている。毎年、12月ごろまでに来年の内容を考え、年明けの1月ごろから作成する。1カ月分を一枚一枚独立させて作り、とじていないので、これまで購入してくれた人の中には、全部捨てずにファイリングして保管してくれている人や、12カ月分を並べて壁に張ってくれている人がいた」と話す。 いぬどうさんは「コロナ禍で子どもの学校が休校になったのをきっかけに作り始めた。当たり前だった日常が当たり前ではなくなったときに、カレンダーの日付を表す数字は、ただの数字ではなく、一つ一つが大切な日常を表していると感じた。既成のフォントを使わず一つ一つ文字を描いている。『今日はどんな数字かな』と数字を見て日々を楽しんでもらえたら」と呼びかける。 サイズはB5で、各月1枚の全12枚セット。価格は2,200円。
みんなの経済新聞ネットワークより