認可保育所保育士の配置に自治体格差か

認可保育所で働く保育士の配置基準について、民間団体が100の自治体を調査した結果、国の基準より、手厚い配置のところが8割に上ることが分かり、自治体間の格差が、課題になっています。

認可保育所で働く保育士について、国は子どもの年齢ごとに、配置基準を決めていますが、自治体の中には、独自の予算をつけて、保育士を増やしているところもあります。
園児の保護者などつくる民間団体「保育園を考える親の会」は、首都圏の1都3県を中心に、100の自治体を選んで、この保育士の配置基準などを調査しました。
その結果、0歳から5歳のいずれかの年齢で国の基準より、保育士を多く配置していたのは、85の自治体に上りました。
このうち、国の基準では、20人の園児に対して、保育士1人を置くよう定めている3歳児については、39の自治体が、国より手厚く配置していたということです。
最も手厚かったのは、埼玉県の戸田市とふじみ野市で、12人の園児に対して、1人の保育士が配置されていました。
一方、すべての年齢で国と同じ基準のままの自治体も14あったということで、自治体間の格差が、課題になっています。
調査した団体の、普光院亜紀顧問は「待機児童数が減るなか、保育は量から質の向上への転換が必要だ。保育所の整備に必要な財源について、国の基準を見直すなど、対応してほしい」と話していました。

 

社会保険労務士顧問業務 | 社会保険労務士法人ヒューマンスキルコンサルティング (hayashi-consul-sr.com)

 

報酬基準 | 社会保険労務士法人ヒューマンスキルコンサルティング (hayashi-consul-sr.com)

お電話でのお問い合わせ

03-6435-7075(平日9:00~18:00)

営業時間外のお問い合わせはこちらから

相談・ご依頼の流れはこちら