介護現場・利用者等からのハラスメント・リアル対応策研修
対象
・管理者等(管理者、施設長、事業所長、サービス提供責任者等)
時間
2時間
研修の概要
近年、介護現場では、利用者や家族等による介護職員への身体的暴力や精神的暴力、セクシャルハラスメントなどが少ならず発生していることが様々な調査で明らかになっています。
平成30年度に実施された介護職員対象にした実態調査では、これまでに利用者や家族などからハラスメントを受けたことがあると回答した職員の割合は50%を超えていました。
介護現場におけるハラスメントを考えるうえで、重要なポイントは以下の通りとなります。
- 利用者、家族等からのハラスメントは職員個人の問題でなく、事業所、施設等運営する法人の問題として捉えること
- 利用者や家族等からのハラスメントとそれが職員にもたらす影響を管理者などが理解を深めること
- 上記を理解した上で事前防止策と事後対応を学ぶこと
本研修を通じて介護現場におけるハラスメントを、職員が個人の問題として抱え込むことを防ぎ、一人一人が安心・安全に働くことのできる職場作りにつながることを目指します。
内容 | テーマ |
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講義とワーク |
1、介護の現場で何が起こっているか。
・利用者・家族対応への苦慮 ・被害職員への対応の難しさ ・利用者・家族への対応の難しさ ・職員全体へのフォローの難しさ ・対応を怠った際のリスク 2、利用者等からのハラスメント対応策 ~事前防止策~
・カスタマーハラスメントの類型 ・防止策の基本的な考え方 ・利用者、家族への意識づけ ・ハラススメント誘発の要因を可能な限りつぶしておく ・職員からの「機能する」報告体制を整備 3、利用者などからのハラスメント対応策~発生後~
・ハラスメント発生時の基本フロー ・事実関係調査はどのようにおこなうべきか。 ・加害者からのヒアリングイメージ ・事実認定をどのような範囲で行うべきか 4、介護現場におけるハラスメント事例
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研修方式
対面またはZOOMオンライン研修