職場リーダー(主任)の職場実践力&人間力向上研修

10年後を担う中核人材が「いない」、介護事業所の4分の1が回答 国調査

10年後にサービス運営の中核を担っていく人材の適任の候補はいるか?


介護事業所・施設にそう尋ねたところ、全体の4分の1を超える27.0%が「いない」と答えたことが国の調査で分かった。

「いない」が最も多かったのは訪問介護。33.9%と全体の3分の1にのぼった。


今後の人材確保の見通しがたっていない介護事業所・施設が少なくない実態が、改めて浮き彫りになった格好。サービス類型ごとの結果は以下の通りだ。

リーダーの職場実践力&人間力向上研修

職員の定着率を安定させるには、職場のリーダーはとても大きな存在です。ただ、そこには管理者のマネジメントスキルだけではなく、リーダーとして必要な「人間力」もまた求められます。

この研修では、リーダーが職場で抱える問題に対処出来る「マネジメント力」を身に付けて頂くと共に、リーダーシップを発揮するために必要な「人間力」も事例を通じて学んで頂きます。また、ワークを通じて、受講者の「気づき」を促し、各職場での実践力も養います。

福祉・医療業界に特化した社会保険労務士だからできる事

主任やリーダー職の育成に関して、幹部の方からよく御相談をお受けします。

  • 「うちの現場のリーダーは、仕事は素晴らしいけど、部下からあまり信頼されていない」
  • 「部下に仕事を任せられなくて、自分で抱え込んでしまい部下が育たない」など・・・

職場の風土を創り出すためには、主任やリーダーはとても大きな存在です。リーダーの振る舞い一つで、職場の雰囲気がガラッと変わることもよくあります。
介護業界の人材育成に長年携わっている社労士として、今、介護現場に求められるリーダー像を、現場の職員からヒアリングしながら一緒に考えてきました。それを形にした研修が「リーダーの職場実戦力&人間力向上研修」なのです。

リーダーに必要な職場実践力とは

例えば、介護現場では、いつも何かに追われているのが介護リーダーではないでしょうか?とにかく忙しい、介護リーダーの方々に、その役割を聞いてみると、様々なご意見を聞くことできます。

  • 「スタッフの不安や不満を聞く役割」
  • 「全体をまとめて引っ張る役割」
  • 「介護職のまとめ役」
  • 「上からも下からも不満をぶつけられる役目(板挟み)」
  • 「休んだ現場スタッフの代わりに現場に入る役割」
  • 「看護師(他職種)との連携係。連携というより調整業務」など等。

主任やリーダーは、業務量が多く、一方では仕事に対する充足感や満足感を得ている人は少ないように思われます。また、自分がリーダーに向いていると、自信を持って言える人もなかなかいません。多くのリーダーが現状の課題に向き合う中で、日々悩み葛藤し、ご利用者の方々と接しているのが現状ではないでしょうか?

では、そもそも、リーダーに期待される本当の役割とは何なのでしょうか?

チームを引っ張る? スタッフをまとめる? 上司と部下のパイプ役?

では、これらは具体的にどのような行動を言うのでしょうか?多くのリーダーや主任が、そんなイメージに縛られて見えない虚像と戦っているように思えてなりません。

一方、例えば、介護の現場では、求められる介護もユニットケアや小規模ケアが主流になるなか、ケアシステム自体も大きく変化してきています。その変化に対応するためには、期待される介護スタッフのあり方も、また変化しています。ご利用者の為に、今自分ができる事、すべき事は何なのかを、自分の頭で考え、行動ができるスタッフが求められているのです。そのために必要なものは、スタッフ一人一人の「自立」です。

まさにこれからのリーダーに期待される本当の役割は、「スタッフ一人一人が自立を目指すチーム作り」なのです。

それは例えば、リーダーからの「責任と権限の移譲」や「目標設定と実践に向けた取り組みと評価制度」であり、また職場内で、それぞれのスタッフの意見が尊重される風土作り、といった「職場環境づくり」です。

そのような職場作りのために必要な職場で必要な「具体的な行動」ついて、学びます。

職場リーダーに必要な「人間力」

「うちの部下は、上司に報連相が無いんだよね」とこぼすリーダーに限って、ご自身は部下に対し指示をしているだけで、部下への報連相はしていないものです。逆に、「うちの部下の笑顔は素晴らしいよ」とおっしゃるリーダーは、ご自身もいつもニコニコしています。

笑顔のリーダーのもとでは、笑顔の部下が育ち、しかめ面のリーダーのもとではしかめ面の部下が育つ。「子は親の映し鏡」といいますが、「部下はリーダーの映し鏡」なのです。このように、リーダーの働く姿は必ず部下にも影響を与えていきます。

部下を「笑顔」にしたければ、まず自分が「笑顔」になること。

部下に「きちんとした挨拶」をしてほしければ、まず自分から先に「きちんとした挨拶」をすること。

部下に、仕事に「誇り」をもってほしければ、まず自分が仕事に「誇り」を持つこと。

みんな「あたりまえの行動」ですよね。このあたりまえの行動を、リーダーが率先して行うこと。これが、リーダーとして「人間力」を高めることにつながるのです。

この研修で達成されること

研修カリキュラム 例

回数(1回120分) テーマ 研修内容
1回 職場リーダーとして「人間力」向上①
  1. 管理者の心構えと役割
  2. 管理者に必要な「人間力」とは
2回 職場リーダーに必要な部下の育成・指導
  1. 部下への「任せ方」と「叱り方」
  2. 映像学習「ひとりひとりが主人公」
3回 職場リーダーとしての「人間力」向上② 職場を変えるリーダーの「言葉」と「ストローク」
4回 (自己分析・演習)現実のリーダーシップ状況とWhyロジック分析 現在の不得手なリーダーシップ手法やストレスの原因になっている内容を明確にし、何故そうなるのか、自身のマネジメントを深く論理的に出来ない理由を整理(本当の理由に気づく)
5回 職場リーダーとしての「人間力」向上③ 「信頼関係」を作るためのリーダーの習慣に気づく
6回 職場リーダーと部下とのコミュニケーションスキル
  1. コーチングスキルを講義とワークで習得する
  2. 福祉現場でのコーチング活用事例
7回 職場リーダーとしての「人間力」向上④
  1. 自己を振り返る「自己反省のこころ」
  2. 人と人をつなぐ「報恩感謝のこころ」
8回 職場リーダーに必要な「リスクマネジメント」
  1. 職場での危機意識向上トレーニング
  2. 職場でのメンタルヘルス知識と日ごろの対処方法
  1. リーダーシップ発揮や管理者としての適性に悩んでいる管理者には、実務的アドバイスが受けられる
  2. 部下から信頼されるリーダーになる為の「人間力」に気づき、職場で実践するために必要な「シンプル」な習慣を身につけることができます。
  3. コミュニケーションの基本スキルやコーチングの実践的なスキルの習得
  4. 出来るリーダーが行っている、部下に「任せる」スキル、部下を「叱る」スキルの習得

リーダー研修について動画でご案内します

受講者の感想

参加者の声

  • たくさんの気づきがありました。上司として必要な「人間力」や部下とのコミュニケーションの取り方、目標達成までのプロセス、管理者が行う業務などを今後の職場で実践していきたいと思います
  • 褒める、叱る等、対人コミュニケーションは感覚でやりがちですが、しっかりとおさえるべき項目,ふむべき手順があることを改めて実感しました。それをふまえて部下と接していきたいと思います。

受講者の感想

参加者の声

  • まずは職員のことを今まで以上に理解することを心がけていきたいです。それとともに、今の自分には目標設定があいまいな事が問題だと感じました。この研修を活かして、法人の考え方、目標の理解を再度し、職員へ落とし込むことをしていきたいと思っております。
  • 自分なりに「ほめる」ことは少なからずできていたと思うが、「叱る」ことは全くできていなかったことに気づかされた。愛情をもって「叱れる」上司になるよう、努力していきたい。
  • 育成マネジメントをこの研修で学ぶことができてよかった。私は自分ですべての仕事をこなすのがすごいと思うふしがありましたが、仕事を「任せる」ことの大切さを学び、活かしていきたいと思いました。

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